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劣等コンプレックスと優越コンプレックスを克服するには?コンプレックスの核にある「傷」を癒すのは何か!?

劣等コンプレックスと優越コンプレックスを克服するには?コンプレックスの核にある「傷」を癒すのは何か!?

皆さんがご存じのコンプレックスという言葉は日本では劣等感と同じ意味だとされていることが多いですが、正確には劣等感という意味ではなく複合的な感情の纏まりのことをコンプレックスと言います。

複合的な感情の纏まり = コンプレックス

劣等感の複合的な纏まりを劣等コンプレックスと言います。

劣等感情×1000 = 劣等コンプレックス

数字は適当ですが、このようにイメージしても大丈夫です。 そして劣等コンプレックスが酷くなり隠そうとすると、次は優越コンプレックスになります。 当然、私にもあります。 劣等感を隠しているので、優越感に浸ろうとする自分もいます。人は劣等感の生き物ですので、人間は全員大なり小なり持っているものです。



劣等感はどこからきたの?

劣等感は、最初は親からの刷り込みが多いです。 刷り込みというのは言語や非言語などを通し、親の無意識から子の無意識に刷り込まれるのです。別の言い方をすると劣等感の感染です。 ここで親を悪者にするのは好ましくありません。 誰だって好き好んで劣等感を持ちたい人はいません。 誰も悪くはありません!

人生とは自分を覚醒させる修業の場なので、向上のために劣等感が必要です。アドラー心理学でも「劣等感は健全」と言われています。不健全なのは劣等感ではなく「劣等コンプレックス」のほうです。

だから向上に必要なものがたくさん揃っているのが世の中であり社会です。 そこで、本当の自分を生きていく為に主観的に劣等感がどんどん生み出されるのです。

競争や比較、優劣の設定などがあちこちであるのです。 メディアを通して劣等感を刷り込まれ、煽られ、学校で比べさせて劣等感を刷り込み、煽り、高級車と大衆車(ファミリーカー)、高級ブランド、などなどあらゆるものを通して劣等感の量産をするのです。 そしてどんな人にも個人差はあっても劣等感が刷り込まれていく仕組みになっているのです。 ここで陥りやすいのは「劣等感を刷り込んだやつは悪だ!」という間違いです。 そう思いたい気持ちはわかるのですが、悪ではないのです。 必要なものなのです。

人生の課題

私たちはそれぞれが成長していくために必要な人生の課題があります。 別の言い方で、仏教的にいえば業(カルマ)です。 業とは「結果を伴う行為」というような意味です。

業(カルマ)の清算とは、人生の課題のクリアのことです。 業とは善悪に応じて果報を生じて、それは死によっても失われないものです。 あの世のことはあの世に行ってしかわかりませんので個人的意見を入れて書きます。

私たちは生まれてきた時に、親も子も気づいていませんが、三歳までの間に親の劣等感や、未解決課題に関連した感情などが刷り込まれています。良く言う「三つ子の魂百まで」ですね。その間に、親から、親の劣等感や、未解決課題に関連した感情などが刷り込まれています。無意識から無意識にコピーされています。

別の言い方ですと世代間連鎖です。 虐待プログラムは虐待プログラムをコピーしてうつすので、虐待されて育つと虐待する率が高くなるのですね。

人ぞれぞれ違う自分だけの人生の課題があり、その課題をクリアしなくてなりません。 人生は取捨選択をしながらプラスやマイナスを自分に取り入れています。 毎日たくさんの感情を無意識に保存しています。 善も悪も無意識に保存されています。 おそらく一つも逃すことなく無意識に保存されているでしょう。

何のために無意識に保存しているかというと、無意識が意識化する時がくるからです。 つまり、最初に親から、親の劣等感や、未解決課題に関連した感情などが刷り込まれている。そう、親の苦しみを背負うのが子である。と私は個人的に考えています。1人で自分の課題を背負っていくと苦しい。そこで家族だけが距離感が近く苦しみや問題などを家族間で背負わせることが少しだけ出来る。だから子は宝であり、子は鎹であるのです。その子を悪用する親を毒親と言うのです。そして子は親の劣等感や、未解決課題に関連した感情などが刷り込まれていき、20歳を過ぎてから個人差はあるけど無意識の中から表面化してきます。

例え、親から刷り込まれたものであっても、それは子がどこかで受け入れたものなはずです。だから、無意識は本当の自分であり本性であり、無意識が表面化し生きる時が来るのです。

もっと簡単に言えば「親子」って苦しみを分かち合い、幸せも分かち合える素晴らしいものなのだと思います。だからこそ潰し合うのではなく、支え合い、乗り越えていく事が良いのだと思います。私が苦しかった時にあの苦しみは親の苦しみでもある。そして私がその苦しみを乗り越えることは、親もその苦しみを乗り越えることに繋がった。そう思っています。

<<下に続く>>

死は無意識が意識化する単なる通過点なのです。 ですので人生の課題をクリアしたり、取捨選択をして生きることで誰もが自由に無意識の中に自分の責任で自分を作っているのです。

無意識の中に作った自分は、死という通過点を通し意識化します。 死後の世界で閻魔さまの前で嘘がつけないしばれるって話は聞いたことある方も多いと思いますが、これは例え話でイメージさせる為の話だと思いますが、私たちは無意識には嘘はつくことは出来ません。無意識にはありのまま保存されるのです。

無意識に嘘はつけないと、閻魔さまには嘘つけない。つながりますよね。 閻魔のいる死後の世界 = 無意識世界 死後の世界と無意識世界の共通点は不思議なくらい無数にあります。 死後の話は答えの出ない問題ですのでおいといて(笑) 自分が向上するための人生の課題をクリアしていくことで人は無意識を知っていけます。

人生の課題をクリアしていくために、その背中を押してくれるものが劣等感です。 あらゆるところで劣等感を植え付けてくれるというのは、苦しい時もありますが成長を応援してくれているのです。 何が悪いとかそういった意味ではなく、そういう自然の仕組みだって理解すると良いです。

その劣等感から逃げ続けると、劣等感場が複合的に増えていき、やがて不健全な劣等コンプレックスになり、不健全な劣等コンプレックスにまでなると本人も自覚なしに周囲の者にマイナスな影響を与えていくようにもなってしまうかもしれないのです。だから劣等コンプレックスなどの根深いコンプレックスは克服する必要があると言えます。克服しなければ無自覚で他者に嫌な思いをさせたりすることが増えていくので、それだけ自分の人生に悪影響が出てきます。

優越コンプレックス

劣等コンプレックスが更に複雑に大きく肥大化していくと、今度は優越感を感じるために優越コンプレックスを形成していきます。 コンプレックスはまるで生き物かのように同類の感情を吸収し肥大化する性質がありますので、劣等コンプレックスを放置すると劣等コンプレックスがどんどん同類の感情を生み出そうと本人に無意識な言動を増やし結果悪化していきます。

優越コンプレックスが酷くなると自分がすごいと思い込んだり他者を見下したりするようになり、神経症行動をするようになる大きな原因の一つになります。劣等でもなく優越でもないありのままの自分を認めることができないことで、どちらかに偏るのです。

コンプレックスを克服するには?

ここに書くことは自信を持って断言しますが、コンプレックスを克服するには癒しです。 なぜならコンプレックスの核の部分になっているのはだからです。 当然ですが傷には癒しですよね。

コンプレックスとは複合的な感情の纏まりだと最初に書きましたが、傷の周りに複合的に感情がまとわりついて毛糸の玉が絡み合って玉になっているようなイメージです。 その傷に無数の感情がまとわりついて似た感情を吸収し肥大化するようになっているのです。

ですので最初に大事なことは「気づき」です。 気づきによって絡み合った感情が紐解かれていきます。 紐解いていくと傷が見えてくるので次は癒しです。

しかし、本物の信頼が少なければ少ないほど、傷を隠そうとして、紐解いた隙間をすぐに埋めようとしますので、 紐解いて癒し、紐解いて癒し、という繰り返しの作業が必要になるのです。

この本質からの改善をしないでそのコンプレックスにメッキをかけて誤魔化しても所詮メッキはあとから剥がれてきますので後から苦しくなります。そして再発し、またメッキをかける。

再発 ⇒ メッキ ⇒ ループ

これでは嘘の上塗りみたいで根本解決にはなりません。 ですので紐解いて傷を癒す作業が大事になります。

気づきを増やし理解する

これが最高の薬です。 癒しの本質は理解ですから、理解を深めると癒されていき、無意識の中の傷も癒える時がくるのです。 理解力を上げるということは癒しの力を上げるということです。理解力を上げるには学びが必須です。だから生涯学習が必要なのです。

もう、どうすればいいか見えてきましたよね?大事なことは「学び」を開始していく事、更に学びを高めていく事なのです。それが理解力が上がり、癒しの力を上げることに繋がっていくのです。

私は「学び」は死ぬほど大嫌いで中学の勉強もしていません。その結果、ドツボにはまっていって心も傷だらけになり、その傷を癒すことに繋がったのは「学び」でしたので「学び」が癒しに繋がるというのは確信しています。そして諦めない信念。これが大事です。

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コメント一覧

  • Comments ( 13 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. by 名無し

    認知の歪みが生じると、すべてがちぐはぐになってしまうから今すぐ改善させたいです。こちらの配信記事を読んでいると、なんだか救われます。

  2. by シンジ

    コンプレックス、理解して傷を癒すことが次に繋がるんですね。

  3. by 名無し

    娘が今年3歳になりました。将来どんな子になるんだろう‥コンプレックスを与えてないかな‥と不安になりました。
    子育てってすごく大きなことなのだと改めて感じます。

  4. by 名無し

    私は自分自身に自信が持てなくてコンプレックスの塊みたいです。自分でもよく解りません。いつからこの様になったのかも解りません。でもこの記事を読ませて頂いて、自分自身なにかを変えなければいけないと思いました。後は、実行しないと意味がないですね。頑張りたいです。

  5. by リッチマン

    劣等コンプレックスと優越コンプレックス、って初めて知りました。

    コンプレックスの核の部分は傷、っていうのは良く分かりますね。

    私はその傷を隠す為に、色々余計な物で覆っています。

    で、かえって苦しくなっちゃったりして…。

    • 菅原隆志
      by 菅原隆志

      傷に感情の纏まり1000より
      傷に感情の纏まり3000のほうが苦しいですよね。
      更にありとあらゆる感情などが絡み合ってぐちゃぐちゃになるんですよね。

      ぐちゃぐちゃな部分を「気づき」で紐解いて、理解を深め自己肯定感を高め、
      傷をいやすために深い理解をしていくと、他の人の苦しみに到達する時がきます。

      それでもどんどん理解を深めていく作業は苦しくて辛いものですが、
      その先には能力開花があるんです(^^)

      他の人の苦しみに到達するというのは、ユングが言う「すべての人の意識は奥底で集合的無意識につながっている」と言ってますが、そこか、そこに関連したものではないかと思います。

      無意識は奥で「人類共有の共通意識」につながっているとユングは発見しました。

  6. by キズナ

    非常に勉強になります。ありがとうございました

  7. by ヤマダゼット

    劣等感は、向上のためのモチベーションにもなれば、いじけ・卑屈や引きこもりに至る要因にもなります。自分の「足りない」部分があると感じることから始まりますが、何であれ周囲との関係(の認識)の現れです。

    その関係をどうしたいか、どうできそうかで対応の仕方が変わります。

    直接的な方法で克服すべきなのか(出来ないことを出来るようにするとか、ダイエットするとか)、間接的な方法がよいのか(出来なくても不便はないと考える、ぽっちゃりでも問題ないと考えるとか)、ほっておくのか、自分が納得できればそれでいいでしょう。

    進化心理学的に言えば、劣等感というのも、意識という脳の機能の一部であり、何らかの行動を起こさせるための仕組みと考えられます。

    であれば、その仕組みをうまく活用して、向上してしまったり、新しい考え方を作り出してしまったりすれば、もうけものというもんです。

    • 菅原隆志
      by 菅原隆志

      >自分の「足りない」部分があると感じることから始まり

      これはちょっと違いますね。

      表面的にみれば自分の足りない部分があると感じる部分から始っていますが、正しくは足りない部分はあると感じさせる親や環境が刷り込んでいるものです。

      親や環境などに「足りない」部分があると感じているものが少なければ少ないほど子供も劣等感を持つことは少なくなります。

      刷り込んだ側はそう思いたくないので本人の問題だと言いますが、子供を閉じ込めて情報遮断すれば、それは刷り込みです。

      ですから、刷り込みから始まるのです。

      パソコンがOSのインストールから始まるように、刷り込みインストールからです。

      三歳までに刷り込みインストールされて、そこからアプリケーションの構築やインストールが始まるわけですが、そのアプリケーションの意味がコンプレックスです。感情複合は多数のファイルからなるアプリケーションのようなものです。

      また、最近感じた来たことですが、コンプレックスが強い方には能力が眠っていることがよくありますのでヤマダゼットさんの言うように

      「仕組みをうまく活用して、向上してしまったり、新しい考え方を作り出してしまったりすれば、もうけもの」

      こちらは本当にその通りで、その先には能力が開花されるようになります。

      メサイアコンプレックスの持ち主は乗り越えていくと人の役に立てる力がすごかったり、劣等感にさいなまされる方が乗り越えると客観的な見方をする力が強かったり、コンプレックスの種類によって伸びる方向性も違うようです。

      強い弱いで言うのでしたら、強い人ほどいじけ、卑屈になり、引きこもりになりやすいということです。

      昔は弱い人間がなるものだと私は思っていましたが実は逆です。

      強いから多くの劣等感になるものなどを引き寄せてしまい、苛まされるようです。

      自分の強さ、または器にあった量を引き寄せているように思えますね。

      乗り越えた時の力がすごいのもそこですね。

  8. by 名無し

    自分が最初悪いところがあった場合、なぜ自分が失敗したのか自分自身で問い詰めてそれを一つずつ正当化する。大切なことだと改めて思いました。

  9. by 名無し

    非常にわかりやすくためになりプラス思考になれそうな気がします。

    理解できない点がありますので繰り返し読んでみます。

  10. by けんじ

    コンプレックスの核が傷ってわかります。

    傷を感情が守ろうとしているようにも感じました。

  11. by 名無しさん

    劣等感コンプレックスとは
    劣等感の感染や親の刷り込みというところに我てんがいきました。

    でもだからといって親を憎んでもしょうがないと思ってますし、成長していくために必要な人生の課題であることを理解しました。

    継母にも虐待、体罰を繰り返し受け虐待されて育ちましたが、自分は子供に対して虐待や体罰をしたことはないです。

    それは虐待の傷が癒えたからなんだと思います。
    色んな人たち、恋人や友人の癒しのおかげで克服出来たのだと考えれば感謝せずには居られません。

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