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アドラー心理学では褒めることや叱ることは「支配になる」からダメだと言われています。

 2022年8月24日
アドラー心理学では褒めることや叱ることは「支配になる」からダメだと言われています。

私が今まで自分で考えていたことと、多くが一致するのがアドラー心理学です。 アドラー心理学の思想が入った青年と哲人との対話形式の物語でわかりやすく書かれた本があります。 それは「嫌われる勇気」です。

フロイトやユングと並んで現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立したアルフレッド・アドラーの思想が詰まっている、おすすめの本です。 機会がありましたら是非、読んで見て下さい。

私たちの悩みはすべて対人関係の悩みだとアドラー心理学では言います。 この対人関係に問題があるから、あらゆる悩みが起こるわけです。 私たちは自分で気が付かないレベルでも多大な影響を与え合って生きているものです。 ですので、自分が意識していなくても影響を出して、それが巡り巡って返ってきたりすることもあります。

悩みを解決する為に大事な事が縦の関係を横の関係にすることです。 アドラー心理学では縦の関係を否定し、横の関係を重視しています。

縦の関係を否定する理由は、

・劣等感は縦の関係から生まれてくる意識

・縦の関係の背後にある目的は支配や操作 です。

人は自分の人生における課題や責任、苦しみなどを他者に背負わせたり、背負ったりしているのです。 そしてこれは私の考えですが、苦しみや症状でさえ、他者のものを背負わせたり、背負ったりしているのです。 つまり、対人緊張や、視線恐怖、赤面症なども他者の症状を背負ってしまっている場合もある。と私は考えています。

本人が自分の症状だと認めないことで、相手に自分の症状を投影して相手にレッテルを貼って思い込ませていく・・・そういうカラクリもあるでしょう。 だからアドラー心理学でいうところの課題の分離が必要なのです。 課題の分離とは、人生における「勉強や仕事など」自分でやるべき課題を、自分のものと他者のものを分離させることです。 この他者の課題に土足で踏み込んだり、踏み込ませるから、対人関係の問題が起こるのです。

ですので、相手の課題には踏み込まず、自分の課題には踏み込ませず。ということが大事になります。 つまり、自分と相手をしっかり区別し、空間的な縄張りであるパーソナルスペースに侵入せず、侵入させずということが大事です。

更に、人々が言う「悪魔」これは主観世界に根付くマイナスエネルギーの集合体のようなものであると私は考えていますが、この悪魔の影響は「縦の関係」を通じて流れてくると思っています。逆に「横の関係の客観世界」には「悪魔の支配の影響は届かない」と私は考えています。なので他者の課題を背負わず、嫌われる勇気を持って、横の関係を作っていく事が健全だと思います。

あらゆる悩みを解決するための横の関係を築くには「ありがとう」から始めましょう。 「ありがとう」という本当の感謝は、相手が自分に価値があると思える言葉です。 価値があると思うことで、次は勇気が出てくるのです。 相手を支配し操作するのではなく、相手を勇気づけることが本当の横の関係です。

アドラー心理学では叱ることも、ほめることも、してはいけない事だと言います。 ほめるも叱るも縦の関係で背後には操作が隠れているからです。 ほめるのでも叱るのでもなく、勇気づけること。 「自由とは、他者から嫌われることである」 嫌われることを怖がっていては自分の生き方を貫くことはできず、課題や苦しみを知らない内に背負わされてしまうのです。

アドラー心理学を深く本当の意味で理解して生き方が変わるようになるには、今まで生きてきた年数の半分が必要になると言われているそうです。 非常に深いものがありますが「気づき」を高めいたい方にはアドラー心理学はおすすめです。

アドラー心理学を本当に理解し生き方を変えるには、「それまで生きてきた年数の半分」が必要になると言われています。 今40歳の方は、理解し生き方を変えるには20年くらいかかるということです。 そんなアドラー心理学の思想が分かりやすく書かれた本でしたので非常に納得できました。 生きているうちは遅いことはありません! どんどん学びたいですね。 是非、読んで見て下さい。

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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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