スイスのジュネーブ大学(UNIGE)の最新研究(2023)で判明したこと、それは「感情を管理することで神経系の病的老化予防が出来る」というものです。
感情の管理で神経変性を予防出来る!
下記の引用をお読み下さい。ジュネーブ大学のホームページからの引用です。
例えば瞑想などを通じてこれらの感情をうまく管理することで、神経変性を抑制できる可能性があることを示しています(DeepL翻訳)。1引用文献:Managing emotions better could prevent pathological ageing – Press Release – UNIGE(https://www.unige.ch/communication/communiques/en/2023/managing-emotions-better-could-prevent-pathological-ageing)
神経変性とは、中枢神経の中にある特定の神経細胞群が少しずつ死滅していく状態のことです。この神経変性を抑えて予防出来るもの、それが前記した感情を管理する(コントロールする)ことです。
自分の感情を管理しよう!感情的知性(EQ・EI)
ネガティブな感情、不安感情、抑うつ、これらは、神経変性疾患や認知症の発症を促進すると言われています。つまり長期的にネガティブ感情を感じていると(創り続けていると)神経変性によって神経細胞群が死滅し、神経変性疾患や認知症の発症を促進してしまう可能性があるのです。だから人はポジティブになることがとても大切なことです。
だからと言ってネガティブを忌み嫌うこともよくありません。ネガティブ感情にも役割があります。その役割を全うさせてあげて、ポジティブへと転換して生きていく、それが「生きること」なのです。問題なのはネガティブ感情ばかりを長期的に感じ続けて消極的になって動かなくなることです。健全なのは、サヨナラ・モンスター、トラウマ転換ウォーキング、エモーションプラスでお伝えしているように、ネガティブをしっかりと感じて処理して、そして変化させていくことなのです。感情的知性(EQ・EI)を高めていけば良いのです。これが高まるということは感情を支配する側になるということです。
感情を変化させる能力は心の健康に役立つ!
下記はジュネーブ大学(UNIGE)の記事からの引用です。
これまでの心理学の研究から、感情を素早く変化させる能力は、心の健康に役立つことが分かっています。逆に、感情を調節することができず、長時間同じ感情状態のままである人は、うつ病のリスクが高いとされている(DeepL翻訳)。2引用文献:Managing emotions better could prevent pathological ageing – Press Release – UNIGE(https://www.unige.ch/communication/communiques/en/2023/managing-emotions-better-could-prevent-pathological-ageing)
ジュネーブ大学(UNIGE)の記事に書かれてあるよう「感情を素早く変化させる能力」、これが心の健康においてとても大事なことなのです。ジュネーブ大学のホームページに書かれてあったように瞑想も効果的ですが、、、僕がお勧めする具体的な方法は、「エモーションプラス(第二版)」です。この方法だと感情を素早く切り替えることが出来ます。さっきまでイライラしていたのに、1分後にはポジティブになっている、、、いうことが出来ることが増えてきます。全てにおいてこのような変化は無理でも、変化させられることが1つでも2つでも増えればその分だけ、前記したような神経変性(中枢神経の中にある特定の神経細胞群が少しずつ死滅していく状態)を予防し、神経変性疾患や認知症の発症促進を抑えて健康維持、神経系の老化予防に繋げられる可能性があるのです。
心の管理者になれ!
難しく考える必要はありません。あなたがあなたの親となり、自分の心の管理者となり、自分の感情を管理し、コントロール出来るようになっていけば良いのです。ネガティブ感情は長期的に感じ続けると心(脳)の毒になってしまう可能性もありますから、自分から積極的にポジティブ感情を創り出していけば良いのです。
感情を創るということを繰り返していると、創りやすくなっていきます。感情トレーニングによってネガティブ感情からポジティブ感情に素早く変化させられることも増えてきますので、あなたも神経系の病的老化予防の為に、「感情を創っていこう!」この言葉をしっかり頭に入れて、意識してポジティブ感情を創るようにしてみて下さい。
サヨナラ・モンスターの付属ツールをやっている人は、最初はネガティブ感情からです。それも大切です(感情解放を経由することで良質な気づきに繋がりやすい)。そこから変化させていく流れがツールにありますので、その流れで自分の心を変化させていきましょう。ネガティブ感情もあなたの大切な感情です。それも大切にしながら変化を引き起こしていけば良いのです。それらを書いてまとめて自分の心に刻んでいきましょう。
感情に支配される側から、感情を支配する側(心の管理者)になっていきましょう!!
脚注リスト(引用文献・参考文献)
- 1引用文献:Managing emotions better could prevent pathological ageing – Press Release – UNIGE(https://www.unige.ch/communication/communiques/en/2023/managing-emotions-better-could-prevent-pathological-ageing)
- 2引用文献:Managing emotions better could prevent pathological ageing – Press Release – UNIGE(https://www.unige.ch/communication/communiques/en/2023/managing-emotions-better-could-prevent-pathological-ageing)