幸せの種「気づき」

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感謝できない人の育ちは悪いのか?

この記事では、感謝できない人の育ちは悪いのか? について僕が思うこと、そして感謝出来るようになる為に大切なこと(王道)をご紹介します。

育ちとは

まず、育ちとは、幼少期から大人になるまでの成長時の環境や育ち方を表している言葉です。

三つ子の魂百まで

三つ子の魂百までということわざがあります。これは3歳頃までに性格や人格が形成されて、それは100歳になっても変わらないという意味です。

子供であればあるほど無意識です。赤ちゃんは無意識100%のようなものです。無意識に情報がダイレクトに入っていく時期に、周囲から沢山の情報を無意識に刷り込まれ続けています。そしてそれが徐々に無意識の奥に引っ込んでいき、引っ込んだ無意識の情報が自分に強い影響力を無意識のうちに出しながら生きていくのです。人は誰もが無意識に支配されています。良くも悪くも……。だからこそ、大人になって自分で考えて、自分と向き合い、自分の中に自分を不幸にしてしまうもの(過去に刷り込まれた価値観、認知など)があるのであれば、自分の権限で変更していくことが大切なのです(心の問題解決をするということ)。自分で自分の無意識を変えない人ほど、親や環境の所為にし続けてしまいがちです。大人になったということは自分の心理的な努力で自分を変えることが出来ますので、親や環境の所為にして言い訳を言っていては時間が勿体無いのです。

三つ子の魂百まで、誰もが100歳まで続くくらいの影響を良くも悪くも受けましたが、それは自分の心理的努力で如何様にも変えることが出来るのです。

感謝できない人の育ちは悪いのか?

感謝出来ない人の育ちが悪い可能性は、とても高いと思います。僕自身も感謝があまり出来ない人たちがいる環境で育ち、感謝が何かわからずに、支配の中、非行に走って抵抗して悪いことばかりしているうちに感謝とは無縁の状態になって、感謝出来ない人になっていきました。昔、僕以外の感謝出来ない人たちを沢山見てきたことから、感謝出来ない人たちの親もまた感謝の出来ない人、例えば恨み辛み復讐心を抱え、人の所為、親の所為、国の所為にしている人ばかりでした。感謝出来ないという心の問題も世代間連鎖して似たような問題が繰り返されています。だからこそ、前記したように自分の心理的な努力で、まずは自分が変わっていけば良いのです。育ちが悪い。それはとても悲しく、苦しいことだったと思います。簡単な言葉で片付けられるわけではないほどの大きな苦しみが伴っている人もいるでしょう。感謝の出来ない人たちの環境で変わろうとすると足を引っ張られて、ゴミのように扱われることもあるでしょう。それでも自分を変えると決めたのならしっかりと変わっていきましょう。深い悲しみも、苦しみも、絶望も、その為のバネになります。

下記は心理学三大巨頭の1人、アドラー(オーストリアの精神科医、精神分析学者、心理学者)の言葉です。

子供は両親が持っている価値観を無視することができない。 全面服従して受け入れるか全面反抗するのだ。 警察官の子供なのに非行に走ることがあるのは、それが理由である。

 

引用元:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉の54より

子供は親の価値観の影響を強く受けます。親が強い信念や信仰を持っていてそれを押し付けてくると、子供はその価値観を無視することは出来ません。子供であっても無意識のうちに全面服従か、全面反抗かを決めています。だから育っていく過程において親の価値観の影響は誰もが受けるものなのです。良くも悪くも。育ちが悪ければ、感謝の出来ない人間になってしまいやすいのも当然です。なので、感謝出来ない人の場合、感謝の心がない親から育てられて、その親の価値観を受け入れている可能性もあるのです。

育ちが悪かったのなら育て直せば良い!

育ちが悪くてその影響で感謝出来ないのなら、自分で自分を育て直せば良いのです。人が変わるということ、それは大きく分けると2つあります。1つは恐怖を伴う強制的な洗脳です。もう1つは健全な教育です。前者は強制ですから、本当の自分が喜んで育つことはありません。後者こそが自分が喜んで成長するものです。育ちが悪くて感謝出来ないということは、それだけ歪んだ考え方、認知、価値観などを無数に持っているということです。それらを出来るだけ沢山、修正、転換していけば良いのです。自分を再教育するということです。

サヨナラ・モンスター(書くことで無意識レベルの深い認知を変える方法)の購入者さまは、教材本編「必ずメモしておくこと」の作業から、付属ツールで転換し、その際に無意識を書き換えるやり方(https://sayonara-monster.com/post-2770/)でしっかりと書き換えていけば良いのです。ただ書けば良いわけではありません。自分で自分の心の扉を開いて、無意識にアクセスをして、そして健全なものへと書き換えていけば良いのです。その繰り返しで心が変わったり、成長していきます。

実際僕も感謝なんてない人間だったのに、まだまだ少ないけど感謝出来るようになってきました。僕の場合は小学生までの勉強しかしておらず、非行に走って脳が衰えていたと思われる状態、更には重度の薬物中毒で幻覚世界に依存し続けていた時期もあり、家庭は宗教依存症の親が築く機能不全家庭で、全くもって人間らしく育つことが出来ない環境で生きてきて、その状態からの自分への教育ですから、変わるのに長い時間がかかりました。時間はかかっても人は変わっていける生き物です。

自分が自分の親になり、心の中の小さな自分に健全な教育をし続けたからから変わることが出来て、感謝の心も養われてきたのです。僕が育った環境、機能不全家族、はっきり言って全滅と言ってよいくらい悪いものでした。誰も健全な成長をしていこうとしませんでした。だから僕はその中で健全に育てませんでした。そして子供の頃に少年院に入って、運よく素晴らしい先生たちに出会えて、その中で矯正教育という健全な教育を受けて一部を育ててもらい、そこに少年院の先生たちの「人の心」が宿っていたことで、13ヶ月間の教育で少しだけ育つことが出来ました。ただの矯正教育だったなら心に響くことはなく変わりたいとも思わなかったはずです。本気になって心配してくれてゴミクズとしてではなく、人して見てくれていたことがはっきりと伝わったから、変化が起こったのです。

その結果、悪いことを平気で出来ていた反社会性パーソナリティ障害のような状態から少しずつ抜け出していけました。この時の感覚が残っていたので、その後思い出して、自分で自分を教育していく為に、読書をして、読み書きを繰り返して、少しずつ自分の異常な考え方の癖(認知)を変えていきました。

感謝出来ないということは、人間的な成長がない、或いは少ない状態なのです。人は人間的に成長すればするほど感謝の心が育ってきて、感謝出来ることが増えていきます。だから自分なりの成長(し続けること)が大切であり、その為に自分が自分の教育者になっていけばよいのです。僕の場合は「書くこと」で自分を教育しました。「書く」ということは素晴らしい行動であり、無意識への宣言になる場合もあるのです。つまり書いたことが、書いた時点では自分に刻まれていないけど、書いたことで後から徐々に自分に刻まれていくことがあるのです。書くこと、それは自分で自分を教育していく作業でもあるのです。

1、「感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!」を読む
2、「サヨナラ・モンスター」で自分の認知を変えていく

先日、「1」の本にまた高評価が掲載されていました。読んでくれてありがとうございます。

感謝出来ない人の育ちは悪い可能性が高いでしょう。だけど、人は、自分の力で変えていけるのです。感謝出来ないのなら、感謝の心を自分で育てていけばよいのです。育ちが悪かったということは、悲しかったこと、怖かったこと、苦しかったこと、寂しかったこと、色々あると思います。それらが実は、感謝の心を育む為の材料になるのです。つまり、育ちが悪かったからこそ、感謝を持てるようになるのです。マイナスとプラスは1セットであるのです。

いつの日か、自分が大きく成長した時にこの意味がわかるはずです。その意味がわかった時に、次の段階での過去の受容が出来ると思います。あの苦しかった経験がなかったら、この成長はなかったんだ……、そう気づく時が来ると思います。そして成長することで、自分の脳が「感謝脳」になっていきます。これは人間らしさを司る脳の前頭前野が育ったということです。この脳の状態だと、感謝の視点、既にあった幸せに気づける視点などを持てるので、心が満たされやすくなるのです。欲望などで満たすのとは違う、穏やかで、温かい気持ちになれる満足感を感じやすくなるのです。感謝や幸福感を感じやすくなるということです。

感謝の心を育てていきましょう。

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この記事のレビュー(一覧)

5.0
Rated 5 out of 5
星5つのうち5 2件の評価に基づく
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No Title

Rated 5 out of 5
2023年2月11日

子育てをする上で、反抗する子どもに対し自分の価値観が正しいものなのか考えさせられる内容でした。まず、自分自身を改めて見直しその気持ちが子どもに伝わってほしいです。

匿名の読者

幸せの種「気づき」からの返信

自分自身を改めること、見直すこと。その上での健全な関わりなら、子どもも反抗せず、きっと良いものとして伝わっていくと思います。前向きなコメントありがとうございました。

No Title

Rated 5 out of 5
2023年2月10日

匿名の読者

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→ https://sayonara-monster.com/post-2956/

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自分が自分の親になって自分と向き合って心の深い部分を変える方法「サヨナラ・モンスター」
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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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