
メサイアコンプレックスの治し方についてお伝えします。
この記事の目次
メサイアコンプレックスとは
自分が世界を救う存在である(救世主である)と信じ込んでしまう傾向のことを指します。このような思考回路になってしまうと、周囲への歪んだ責任感が過度に高まり、自己犠牲的になってしまうことがあります。
メサイアコンプレックスを抱えてしまった場合、次のような治し方があります。
まず自分の信念を見直す
メサイアコンプレックスに陥っている人々は、自分自身が「世界を救う存在(救世主)」であると信じ込んでしまっています。このような信念を持つこと自体は悪いことではありませんが、それによって自分自身や周囲の人々にとってマイナスになるようであれば、見直す必要があります。本当の自分がやりたいことや本当に出来ることを再確認することで、自分自身が救世主である必要がないことを理解することができます1参考文献:ChatGPT。自己理解を深めていき、自分の信念を見直すことが大切です。しかし、メサイアコンプレックスの問題が深刻になっている場合、信念を見直すこと自体が困難な為(自分に問題がないと思い込んでいる)、別の角度から働きかけて、メサイアコンプレックスを支えているものを1つ1つ変えていかないと難しいです 。
自分自身を受け入れる
メサイアコンプレックスに陥っている人々は、自分自身に対して過剰な期待を持ってしまいがちです。例えば「特別にならないといけない」など。ですので、ありのままの自分自身を受け入れ、自分の能力や弱点を理解することで、自分自身に対する理解が深まり、過度な期待を持たなくなることができます。また、自分自身を大切にすることで、自己犠牲的な行動をとらなくなることができます2参考文献:ChatGPT。特別にならないといけないという思い込みの背景には、子供の頃の何らかの出来事や心の傷が深く関係している場合もあります。そういった過去の心の傷も含めて過去の受容も大切になってきます。
周囲の人々とのコミュニケーションを大切にする
メサイアコンプレックスに陥っている人々は、自分自身だけではなく周囲の人々に対して過度な責任感を持ってしまいがちです。例えば僕の場合は、メサイアコンプレックスの傾向があった親に育てられて、強迫的に、「特別になれ、特別ではないと意味がない」という育て方をされて、それ以外の多くを全否定や無視されて育ちました。このようにメサイアコンプレックスに陥っている人は、周囲を苦しめていることがあります。そして健全なコミュニケーションを取りません。
また、周囲の人々とのコミュニケーションを大切にすることで、自分自身だけで全てを解決する必要がないことを理解することもできます。また、周囲の人々とのコミュニケーションを大切にすることで、自分自身が思い描くような世界を実現するためには、周囲の人々と協力していくことが必要であることを理解することができます。多くの人たちが救われる結果になることは悪いことではありません。しかしメサイアコンプレックスを抱えている人の場合は、間違ったことをして周りを不幸にしてしまうので、そういう部分をよく理解して、止めるべき部分はやめていかないと問題が大きくなってしまいます。
メサイアコンプレックスの治し方についておすすめの本
下記の本を読んでみて下さい。昨日も一昨日もAmazonでよく読まれています(現在、読み放題対象本)。
メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)
(さらに詳しいことは上記を読んで下さい)
メサイアコンプレックスの傾向が強かった親から育てられて、自分なりにその苦しみから抜け出しながら、親への理解も深めつつ、良かったこと効果的だと感じたことなど、体験談など、いろいろ書いています。メサイアコンプレックスの治し方については、7章と8章を読んで下さい。
第7章 周囲が出来ること!
第8章 メサイアコンプレックス(救世主妄想)の治し方
表紙
メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)
脚注リスト(引用文献・参考文献)
- 1参考文献:ChatGPT
- 2参考文献:ChatGPT