
下記の動画をご覧下さい。
うつ病は心の弱さとは無関係です。心が弱いからとか強いからの問題ではないのです。
また、うつ病は甘えであるとか怠け病であるなどの周囲の心ない言葉は無視しましょう。僕自身も長い間、心が苦しくて、色々と症状が出ていたのですが、僕が育った家庭環境は心の弱さからくるものだと思い込んでいる機能不全家族だったので、根性なしだからとか、どうしょもないやつだとか、ゴミカス扱いが普通だった為、ずっと隠していました。自分の中では死ぬほど苦しいのに、お前は苦しくない、お前は苦しみ足りない、そう言われ続けていて自分でも苦しいのか何なのかわからなくなり、言葉に出来なくて、自分自身が分裂したような感覚だった頃もあります。
そんなときに、心ない言葉、理解のない言葉や態度などが、心にグサグサと刺さっていた時期があります。それでも天涯孤独になるのが嫌で家族にしがみついていた為、僕は心の苦しみや症状を隠しながら仕事をして、弱い自分がダメなんだ、弱いから症状が出ているんだと思い込んで、仕事をしながらキックボクシングを始めてみたけど、心の問題はそれで解決するわけがなく、心の苦しみを全て抑圧した結果、無理してでも笑うことが出来なくなり、数年後には自殺のことばかり考えるようになって計画を立てるようになっていました。つまり抑圧の結果、悪化したのです。症状を隠して、感情を抑圧すると苦しみが増えます。そして苦しみを抑圧すると悪化する可能性があります。
その頃の自分に必要だったことは、下記に書いたことです。受け入れることが大切です。
過去の僕はこのミニ書籍に書いたことの逆をやっていたので、どんどん悪化して苦しみも増えたのです。よかったら読んでみて下さい。
逆に、弱い自分や、自分の症状、苦しみ、感情などを「書くこと」で受け入れたら精神が強化されました。書くことが癒しになることについて最前線の研究者である、テキサス大学オースティンの心理学者ジェームズ・ペンネベーカー博士(Pennebaker, James W.)らの研究でも、書くことで精神強化が出来ると示唆されています。つまり、過去の僕に弱いからだとか吹き込んだ家族がおかしいことを言っていたわけです。それを信じようとしたからおかしな道に入ってしまったのです。最前線の研究者らの方が本当のことを言っていたのです。
機能不全家庭でスケープゴートになっている人たちの疲労やストレスは凄まじいものがあります。そんなスケープゴートの人ほどうつ病になりやすい可能性もあるのです。つまり本当の被害者、隠れ被害者がうつ病になっているかもしれないのです。だから、無理をするのではなく、逆に、病気を認めて受け入れて、癒されていかないといけないのです。うつ病の人たちは、しっかり休んで癒されて下さい。この記事を困っている人に教えてあげて下さい。