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劣等感は本当の自分の成長を応援してくれている。それを放棄するから劣等コンプレックスとなり不健全になっていく。生きづらさや深刻な劣等コンプレックスを克服するにはスキーマ療法がおすすめ。

 2022年8月24日
劣等感は本当の自分の成長を応援してくれている。それを放棄するから劣等コンプレックスとなり不健全になっていく。生きづらさや深刻な劣等コンプレックスを克服するにはスキーマ療法がおすすめ。

僕がツイッターでフォローしているアカウント(心理学三大巨頭の1人アドラーの言葉)のツイート文を読んでみて下さい。

アドラーの言葉は本当にすごい。

劣等感をバネにしたら健全。バネにせず他人の所為(せい)にし続けたら「劣等コンプレックス」になる。これが不健全。モラハラ加害者には深刻な劣等コンプレックスがある。劣等感と劣等コンプレックスは別物です。

なにくそ根性を持ってバネにしながら生きている人は健全な人です。だからちょっと言葉は悪いですが「何コノヤロウ」と思える人も健全な部類に入る人です。なにくそ根性については以下の記事を読んで下さい。

問題から逃げると問題が大きくなることもある!時には勇気を持って「なにくそ根性」で困難に立ち向かうことも大事な場合もある!勇気は作るものではなく取り戻すものです。

人生、生きていれば色々なものが押し寄せてきます。それに対してなにくそ根性で向かっていくこと、バネにすること、そういった立ち向かうことが成長に繋がります。劣等感を感じるから成長しようと思えるのです。

人間は成長や進化が必要。だから無意識のうちに劣等感を抱くような情報がたくさん流れている。そして人は頑張る。それは健全なもの。この場合は劣等コンプレックスにはならない。

劣等感を抱くということは自分がそれに「近づきたい」「なりたい」という思いがあるから。だからバネにして努力することが健全なこと。劣等感は本当の自分の成長を応援してくれている。それを放棄するから劣等コンプレックスとなり不健全になっていく。不健全とは本当の自分を見捨てるということ。

押し寄せる無意識のうちに劣等感を抱くような情報に背を向けて「どうせ自分なんて…」と自分を虐待し続ければ劣等感が潜在意識(無意識)に蓄積していき、劣等感情が纏まっていき、それが1つの感情の纏まりになります。それが劣等コンプレックスの正体です。

劣等コンプレックス(複合的な感情の纏まり)は大きくなりすぎると、本人さえも飲み込んでいき、更には他人さえも飲み込んでいくようになります。丁度、深刻な劣等コンプレックスにやられている人が人を嘲笑し続け、嘲笑された側が恐怖から迎合していき人を嘲笑するようになっていくように…。そうやって感染するかのようにコンプレックスは働くのです。

この複合的な感情の纏まり(コンプレックス)は別名、スキーマ(情報の纏まり)とも言います。スキーマ療法で言われるように2~3年など長い時間をかけて行う、または生涯かけて行うレベルがスキーマ療法です。それと同じく、肥大化しすぎた複合的な感情の纏まり(コンプレックス)も2~3年、若しくは、生涯かけて解体を行うレベルなのです。

それほど強烈な力を持っているのが潜在意識(無意識)レベルに根付いている複合的な感情の纏まり(コンプレックス)なのです。コンプレックスも色々種類はありますが、最も強烈とも言えるのが、メサイアコンプレックス。メサイアコンプレックスに関しては過去に書いた記事があるので読んでみて下さい。

メサイアコンプレックスの人が克服する為に周囲が出来ること!

https://#/cate2/entry3.html

このメサイアコンプレックスはカルト宗教の教祖なども持っている場合があります。カルト教祖の心を救うことがどれほど難しいか、テロを起こす人の心を救うことがどれほど難しいか。それを考えたら、肥大化しすぎた複合的な感情の纏まり(コンプレックス)も2~3年、若しくは、生涯かけて解体を行うレベルだということも納得できるでしょう。そんじょそこらのマニュアル通りにやっている支援者では救うことは難しいのです。

そして、この隠れた複合的な感情の纏まり(コンプレックス)を読み取るために、その人の認知の歪み(考え方の癖)が役立つのです。認知の歪み(考え方の癖)を辿っていくと目には見えないスキーマ、複合的な感情の纏まり(コンプレックス)に近づきやすいからです。

認知の歪みを修正するには、認知の歪みと自動思考とスキーマについて少し知っておくほうが良いです。スキーマというのは根深い部分(無意識)にある「情報の纏まり」ということです。この潜在意識(無意識)レベルの情報の纏まりから「思考が浮かんでくる(自動思考が出てくる)」のです。

潜在意識(無意識)レベルの情報の纏まり(スキーマ)から出てくる自動思考。そこに認知の歪みがあるのです。ですので自動思考に気づければ認知の歪みにも気づけます。そこにスキーマ全体を知るチャンスがあるのです。

この潜在意識(無意識)レベルの情報の纏まり(スキーマ)は、心理学三大巨頭の1人、ユングが言った「コンプレックス(複合的な感情の纏まり)」のことです。複合的な感情の纏まり、情報の纏まりが肥大化しすぎると人格形成されてその人格に乗っ取られることもあるのです。

ですので、その中心となっているスキーマ、複合的な感情の纏まり(コンプレックス)に働きかけていかないと無理なんです。表面上の認知の歪みの修正だけでは、またすぐにスキーマ、複合的な感情の纏まり(コンプレックス)に飲み込まれていく可能性が高いのです。だから根の部分であるスキーマ、複合的な感情の纏まり(コンプレックス)に働きかけていく必要がある。

その為にはスキーマ、複合的な感情の纏まり(コンプレックス)を良く知ることが大事。

深刻な劣等コンプレックスを克服するにはスキーマ療法がおすすめです。

つまり、あなたの心の奥である潜在意識(無意識)の中にある、情報や感情の纏まりから、自動的に浮かんでくる思考に自分自身が流されれしまっている。だから、その自分にとって不要な情報や感情の纏まりを解体(癒す)ことが大事なこと。その情報や感情の纏まりが自分の人生を大きく支配しているといっても過言ではないのです。

そして、これ、無意識の隠された目的と信念と関係があるのです。

自分で出来るスキーマ療法のやり方

自分で出来るスキーマ療法のやり方は以下の本がおすすめです。

Book1を1年間、Book2を1年間という長い時間を掛けて取り組むものです。生きづらさを根の部分から自分で解決したい人は、このスキーマ療法に取り組んでみて下さい。とても分かりやすく書かれている素晴らしい1冊です。

心の深層に眠る"モンスター"と向き合い、真の自分を解放しよう

心の深層に眠る
あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、そのモンスターと対話し、心の傷を癒し、真の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。

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菅原隆志より

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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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