理由もわからない恐怖を抱えていて手や指も魔物にとりつかれたのかと思うほどプルプルと震えてコンビニで小銭を出すことも出来なくなった時期があります。自分がどうしてそうなったのかもわからない。異常に全身が硬直していて小銭すら出せなかったのです。だから必死にお札を出しておつりだけ受け取る。自分は狂ってしまったのか。手や指がこんなにもプルプル震えるなんてありえない。プルっとするな指よ…。と。そして、こんなことは誰にも言えない。そう苦しんでいた時期のことを今日コンビニでフリスクを買っているときに思い出したのだ。
そして、笑ってしまった。過去の自分はこんなことで悩んでいたのかと。(笑)
そんな悩みも含めて克服できた方法をまとめたのが「サヨナラ・モンスター」です。
同じように悩んでいる方に、経験者の僕からアドバイスをさせていただくとすれば「ダメじゃないことをダメだと思わないであげて」ということ。僕らは人間です。人間である以上、感情もありますし、恐怖もある。緊張だってする。緊張も悪いことじゃない。だから自分で自分をダメだと扱ってしまっているあらゆる認知を変えていきましょう。症状を作り出しているものは無数にあるかもしれません。それらを1つ1つ見つけて修正していきながら、それに関連した「〇〇」も解いていけばよいのです。〇〇は教材内でお伝えしていることです。
大事なことは、
根本から解決する!ということ。
このような問題を生み出している根っこは、人それぞれ数も大きさも違います。だけど、生み出している根っこから変えれば克服できます。
僕の場合は、生み出している根っこが大量にあって、根腐れを起こしているものもあり、大変でした。
だから、1つ1つ、心の奥にいるモンスターを小さくするためのことをしていけばよいのです。
自分を救う力は、自分の心の奥にあるのです。
赤の他人に対して「理由がわからない恐怖」を抱いていたときは「他人に家族の影を見ていた」ことが今になってハッキリわかる。家族から傷つけられていたこともよくわからなかった。だからすべての人が傷つけてくる人のように感じていた。まず傷を認めること。そして「明確な区別」をすることが大切。
暗闇の中で家族から刺され続けているのに家族から美徳の言葉で騙されていると自分を傷つけているのは家族じゃない気がします。脳は答えを探そうとします。だから他人が自分を傷つけているように感じやすくなるのです。特定して明確な区別をすると回復していけます。
僕の場合、指先を見られると異常に緊張するときがあった。理由はわからなかった。やっと特定した。美徳で騙して来た親が、指先から足先、細部まで会話の最中に心を探るかのように舐め回して見る目が嫌だったと気づいた。だから直接「おい、それ不快だからやめろ」と毎度伝えた。特定すると消えていく。
つまり、親の目が嫌だということを、美徳で騙されていることもあって、ハッキリ自分でわかっていないから、その影を無関係な他人に無意識のうちに映し出して見ているのです。特定して相手が実際にやっている場面で遮断することを繰り返すと解けていきます。
美徳の言葉は本当に怖い。自分を水面下で傷つけている相手が「おまえのために死ねる」など言ってきて「自分の無知」が重なると騙されてしまう人もいる。水面下からの攻撃で生まれた「やり場のない怒り」が蓄積するから些細なことで爆発する場合もある。だから学習、特定、整理、区別が大切。
自分は何が好きか。何が嫌か。本当の自分の感情に素直に従っていくとうまくいく。家族だからといって悪く思ってはいけない理由はない。嫌なものは嫌。気持ち悪いものは気持ち悪い。自然が一番です。そしてあらゆる理由づけで距離感を縮めてくる家族に対して自分が下がって距離感を保てば良いのです。
コメント