メサイアコンプレックスの人が克服する為に周囲が出来ること!

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メサイアコンプレックスの人が克服する為に周囲が出来ること!

「メサイアコンプレックスとは?(外部リンク)」も合わせて読んでみて下さい。



メサイアコンプレックスって?

メサイアコンプレックスのメサイアとは「メシア(救世主)」のことです。コンプレックスというのは正確には「複合的な感情の纏まり」のことを言います。メサイアコンプレックスは救世主に関係した複合的な感情(助けなければ…等)の纏まりのことです。

メサイアコンプレックスを抱えている人は「人を助けたい」とか「人を救わねばならない」とか「救世」しなければならないと深く思い込んでいます。本人も自覚がない場合もあります。自覚がない場合は無意識のうちに「人の救済に関すること(親切の押し売りなど)」で他人に迷惑を掛けてしまうこともあります。

「救世」とは、世の中の人々を苦しみから救い出すことです。そして、一向に世の中の人々が苦しみから救い出されていないと本人が思い込んでいるので、ますます複合的な感情の纏まりは肥大化し「救わねばならないのだ!」と深く思い込んでいくので自分が「主」としてあるべきだと思い込んでいくのです。

そして自分が「救世主」かのように無自覚で周囲に振舞うのです。その背景には、実は「自分が救われたい」感情が無意識に隠れています。本当は自分が救われたいのに自分が救われる為には自分が「救世主」かのようになり承認されなければ自分は救われないものだという「悲しい思い込み」があるのです。

「多く人を救わなければ、自分の価値はない」と思い込んでいるかのように苦しんでいるのです。

ですので、親切の押し売りをしてまでも自分が救世主になれる場面作りを無自覚で行うので、ターゲットにされると説明をしにくいレベルで不幸へと誘導されていくのです。

裏を返せば、メサイアコンプレックスを抱える人は人を救うことが出来る潜在的な力がある可能性がある。だけど、それを活かしきれていない。そして、自らの苦しみや不幸を抑圧しているから無意識のうちに焦ってしまい、自分の能力以上のことを行おうとして、結果、迷惑をかけたり、新設の押し売りをして、相手を傷つけていったりします。

自分が承認されたい!?

メサイアコンプレックスの人は、自分が「救世主」になれば「承認される」から、だから「救世主」にならなければならない。だけどなれない…。だから周囲の人や子供に問題を作り出すための言動が無自覚で増えます。これは、とても悲しいことです。どうか、この思い込みを解いて、そして、癒されて「普通でもいいんだよ」とメサイアコンプレックスの持ち主が理解出来るための働きかけが出来る人が増えてほしいと私は思います。

特に問題が無い子供に「お前はそんなことも出来ないのか?」「ほんとダメなやつだなぁ」「失敗ばかりしやがって」「ほら、こっちこい、教えてやる」「どうだわかったか?」「お前は自分では考えられないんだからいつでも聞いて来いよ」というような感じで「自分を承認させるストーリー」を無自覚で作って、ターゲットをその中に巻き込むのです。

巻き込まれたターゲットは無数の言葉や暗示によってメサイアコンプレックスの人の「自分を承認させるストーリー」の中の都合の良いキャラになっていきやすいのです。それでメサイアコンプレックスの人が認められても所詮偽物の承認ですから当然満たされません。なので更に「救世主」にならなくてはいけない思い込みが強く深くなっていき次々と問題を生み出していくことを無意識で行うようになります。

そうやって深刻なメサイアコンプレックスを抱えていき、それが肥大化していくと「カルト教祖」や「テロリスト」のようになっていく可能性もあります。つまり、メサイアコンプレックスの肥大化により自分が救世主であり、世界は悪に満ちているから変えなくてはならない。という深い思い込みまで発展していくこともあるのです。

マッチポンプ方式で作り出す

メサイアコンプレックスの人はマッチポンプ方式で問題を作り出します。マッチポンプの意味は以下の引用文をお読み下さい。

「マッチで自ら火事を起こして煽り、それを自らポンプで消す」などと喩えられるように、問題や騒動について、自身でわざわざ作り出しておきながら、あるいは自身の行為がその根源であるにもかかわらず、そ知らぬ顔で巧妙に立ち回り、その解決・収拾の立役者役も自ら担って賞賛や利益を得ようとする、その様な行為を指して用いられる表現である。

引用元:マッチポンプ – Wikipedia

マッチポンプとは上記引用のようなことを無意識でやってしまいます。「問題」と「解決」と「原点」と「自分の無意識」と「承認されたい気持ち」と「問題が起きる前の相手」と「問題が起きた後の相手」などを点と点を繋げるように全体的に見れば「でっち上げ手法」だとわかりますが、本人は自覚がないのです。

例えば、紳士を装ったモラルハラスメントの加害者A(メサイアコンプレックスの持ち主)は、自分よりも弱い者Bに圧力をかけて、その者が別の者Cへ流すのを待ち「人のせいにする奴はとんでもない奴」とBをマッチポンプで追い詰めるメサイアコンプレックス。そしてAはCに「大丈夫?」と言い救世主妄想を完結させます。これは実際には、とても見抜きにくいものです。

確かに「人のせい」にすることはよくないこと。だけど、それは大なり小なり誰にでもあること。その誰にでもあることを、あえてわざわざ引き出してからそれを叩くという偽善者。この罠にはまると本当に苦しい思いをする。しかも、このパターンは紳士を装ったモラルハラスメントの加害者A(メサイアコンプレックスの持ち主)と、Cが共依存関係になって互いに満たしている場合は、より一層無知であるBが追い詰められていく仕組みになっています。早くに見抜くことが大事です。

餌に食いつかない自分になることが大切

「タダほど怖いものはない」なんて言いますが「タダ」は「餌」です。「餌」には「釣り針」が仕込まれています。餌に食いつけば釣り針が刺さります。釣り針が刺されば釣りをした者にコントロールされます。コントロールに歯向かえば釣り針が更に食い込み痛みを伴います。だから人は痛みを避けるためコントロールに従順になります。

 

釣竿を持っている者(コントロールする者)が釣竿を右に振れば、釣り針が刺さっているコントロールされる者も右に移動します。逆らうと釣り針が食い込み痛みを伴うから。そうやって生きているうちに釣り針の存在を忘れて釣竿を持っている者(コントロールする者)の感情を自分の感情だと信じて疑わなくなるのです。それが「恐怖への同一化」です。恐怖への同一化については以下の引用文をお読み下さい。

自我喪失とは
「自分自身の感情を潜在意識に閉じ込めて他人の感情を自分の感情と信じて疑わない人の事」
です。

引用元:恐怖への同一化

同じ記事からもう一つ、引用させていただきます。

私の見積もりでは(人間の行動分析でその潜在意識を解釈する事で出てくる概算です)人類の90
%以上は「自我喪失」していると思われます。

引用元:恐怖への同一化

世界を今まで支配していたのは宗教です。そのうちのカルト宗教はどれくらいかわかりませんが、私の考えではカルト団体とは自我喪失をさせて恐怖へ同一化させている団体であり「結果として信者たちを破壊へと誘導」してしまうものであると考えています。

ヨーロッパの各国でも同様な法整備がなされたことから、セクトには「カルト」と関連する語として、社会的に警戒を要する団体という否定的な意味も加わった。

引用元:セクト – Wikipedia

次に、「政府の文書によってセクトと分類された団体一覧」がありますが、そのうちの一部は、先ほど書いたように「恐怖へ同一化」するよう誘導し、支配していく場合もあると思います。つまり、メサイアコンプレックスの救世妄想は、カルトから生み出されているものが潜在意識(無意識)から潜在意識(無意識)へ感染するかのように渡り歩いて出来上がっているものもあるのではないと私は思っています。

個人的に知っているメサイアコンプレックスの持ち主は、ただならぬ宗教への興味を持っていて、一時は自分で宗教を作りたいと言っていました。つまり、カルトの教義を学んでいく過程で、本人が気づかないレベルである潜在意識(無意識)に作用するもの(刷り込み)があるのではないか。とも考えています。そこから、メサイアコンプレックスの形成に繋がっている、または関わっているものがあるのではないか。と思うことがあります。

事実はわかりませんけど、メサイアコンプレックスの持ち主は「餌」をうまく使って「恐怖」を操って人を支配していくことがあるので、餌に食いつかない自分になることが大事なことです。

 

こういった「餌」をうまく使ってくるのも紳士を装ったモラルハラスメントの加害者(メサイアコンプレックスの持ち主)の場合があります。

繰り返しますが、大事なことは、巧妙に引っ掛けられていかない自分になることです。人の無意識には隠された目的があります。つまり、紳士を装ったモラルハラスメントの加害者A(メサイアコンプレックスの持ち主)は自分が救世主として尊敬されないために問題を無意識で作り出していく。そこに居合わせた無知なタイプが被害者として選ばれて加害者扱いされるように転がされるという仕組みです。

 

美徳による支配

メサイアコンプレックスの人は美徳による支配をしてきたりします。美徳による支配に関しては「モラル・ハラスメントの心理構造 ~見せかけの愛で他人を苦しめる人~」がわかりやすいので、よかったら読んでみて下さい。一部引用をします。

好意的サディストも二重束縛である。言語的なメッセージは「あなたさえ幸せならそれでいいの」と愛の言葉を言いながら、自分のサディズムを満足させている。「あなたさえ幸せなら」と、自分のサディズムを合理化している。メサイア・コンプレックスといわれるものと同じである。「人類を救う」と自分の劣等感を合理化する。

引用元:「モラル・ハラスメントの心理構造 ~見せかけの愛で他人を苦しめる人~」

このような罠に引っかからないことも大事なことです。

親への強い思い

メサイアコンプレックスの人は、親や権威ある者への依存が強く、ターゲットと共依存関係になります。通常は悉く不幸が起きれば「何かおかしい…」とわかって直感で嫌なものを感じて離れて行くのですが、親子の場合は中々そうはいきません。

<<下に続く>>

親のメサイアコンプレックスが強い場合は既に子供に多くの刷り込みをしているので、メサイアコンプレックスの親は、子が親に依存するように巧みに仕向けていたりもします。そして、あらゆる刷り込みによって、「敵は外にいる」などの思い込ませを子にして、子は親を尊敬し親だけが自分を救ってくれる唯一の存在だと思い込んでいる場合があるのですが、この場合はかなり大変です。

そして親子で共依存関係になり離れられなくなるのです。離れたとしても「外は敵」というストーリー性のある無数の暗示があるので、社会になじめず結局は親の支配から中々抜け出せないのです。暴力団員が抜けて真面目に生きていこうとしても中々出来ないように、難しいことです。

酷い状態だと「親から離れる」イコール「死」くらいのレベルで刷り込んでいる場合もあります。このように相手に依存させることもメサイアコンプレックスの人がやることです。依存させて離れられなくさせて問題をでっち上げて、それを解決して親切の押し売りをして感謝させて搾取するのです。

このような親に育てられた子も、しっかり自覚して解決しないと無意識で同じようなことをやる可能性は高くなります。

虐待をされていたことも

メサイアコンプレックスの人は、子供の時、親から継続的に殴られ、無視され、存在すら認めないような扱いで日々育ったことが多いようです。

そして本来、愛されるべき存在だったのに愛されない事で、自分が愛されるには「特別でなければならない」という強烈な思い込みがあります。

ですので、メサイアコンプレックスの持ち主を叩くことはやめて下さい。傷を深めるのではなく、まず、メサイアコンプレックスの持ち主が投げてくる餌には食いつかない。そして、支配せず支配されず。

相手が宗教をやっていたとしたら、それも否定せず、相手の幸せを願ってあげることも大切なことだと思います。

メサイアコンプレックスの人が克服する為に周囲が出来ること

実際にメサイアコンプレックスが強烈な人が改善していくために、効果があったと感じた個人的なことを書きます。

1、まずは、適切な距離を維持する

メサイアコンプレックスの人は誰もが持っている見えない空間的な縄張りである「パーソナルスペース」を守らない(距離感が近い)ことがあるので、相手のパーソナルスペースに踏み込まず、相手にも自分のパーソナルスペースに踏み込ませないようにコミュニケーションをすることが大事です。つまり、距離感をしっかりとることが大事です。

メサイアコンプレックスの人は、悪い暗示なども使っていますので、知らず知らず心に影響を受けるからです。問題をねつ造されないために大事です。まずは離れることが大事です。

2、「確認」を大事にする

メサイアコンプレックスの人が親切の押し売りをして問題をでっち上げていく過程に「嘘」が必ずあります。何故かというと「嘘」でストーリを組み立てて周囲に拡散させたりしながら「ダメ人間」や「問題を作る人」や「迷惑かけるダメな子」をねつ造するからです。

例えば、まだダメでもない子に「お前はほんとダメなやつだなあ…。みんな言ってたぞ?」と刷り込んでから、相手のやる気を奪って「本当にダメな子を嘘で作り出す」のです。「嘘から出たまこと」みたいなものです。ですから嘘に強く効果的な「確認」が大事になるのです。本当にそうなのか。確かにそうなのか。を大事にしましょう。

例えば、先ほどの「お前はほんとダメなやつだなあ…。みんな言ってたぞ?」を親の信者になっているまま黙って鵜呑みにしたら、嘘が刷り込まれます。

しかし、そこで「お前はほんとダメなやつだなあ…。みんな言ってたぞ?」と言われた時に「ほう、その”みんな”って具体的に誰?」と確認をして下さい。実際に”みんな”が言うなんて有り得ないので、1人か2人言っていたことを、さも全員が言っていたかのように言うのです。目的はみんなから嫌われていると思わせ心理的に孤立させて「けど俺だけはお前のようなダメなやつでも認めることができる」と救いの手を差し出すメサイアコンプレックスの人の常套手段です。このような手口で相手を自分に依存させていくのです。だからこそ本当にそうなのか?「確認」が大事になるのです。

メサイアコンプレックスのターゲットにされる人は、優しい人、真面目な人、純粋な人、お人好しな人です。自分をしっかり持っても良いのだと自分に言ってあげましょう。親よりも自分を大切にしても良いのです。

お人好しでいれば利用されるだけですから、お人好しとの決別が大事です。

3、傷を理解してあげること

メサイアコンプレックスの人に、「あなたはメサイアコンプレックスだ」とか「人格障害じゃないのか?」と伝えても、伝えるだけでは改善はしません。どうしてメサイアコンプレックスの人がそうなったのかを理解し、それを伝えて、相手がそうだったとわかると一歩進みます。

例えば、過去の話や幼少期の気持ちなどをしっかり聞いて理解をすることです。相手は本当に理解されたと感じた時に癒されます。癒そうとする者が赤の他人やお金が絡んでいる場合は無理なレベルがメサイアコンプレックスだと思います。出来るのは家族の「愛情」だと私は思っています。共に育ち共に生きてきた家族だからこその「深い理解こそ本当の癒し」になると思います。

私の大好きだったドラマスクールウォーズでは「愛とは、信じて、待って、許すこと」だと言ってましたが、本当にその通りだと思います。信念をもって諦めず最後まで信じて、待って、許すことが出来れば、その思いが長い年月をかけて凍り付いた相手の心さえも溶かして本当のその人の心を取り戻すのだと思います。

つまり前述した「恐怖への同一化」という心の氷を溶かすのは「愛」なんだと思います。口で言うのは簡単です。実際には出来ません。だけど、自分が成長していけば、自分が支配者でなくなれば、そのプラスな影響は少しでも出てきます。それを、多くの人が意識していけば、その力は絶大だと思うんです。

メサイアコンプレックスの人は、必死に生きて必死に頑張ってきていることがあります。確かに親切の押し売りなどで悉く周囲を不幸にしますが、誰もが自分が思う幸せになりたいのです。やり方は間違っていたのですから正しいやり方がわかれば変わるのです。

その為に、傷をこちら側から理解してあげると、メサイアコンプレックスの人も自分の傷が自覚できるので、傷を癒すことが出来るようになることがあります。本人は「傷なんかない!」と頑なに傷を隠そうとします。それは「自分の傷に気が付いてしまうわけにはいかない理由」が隠れていることがあり、崩れ落ちないよう気づかないようにしている場合があります。その必死に頑張ってこらえていることさえ理解されたとき、メサイアコンプレックスの持ち主は泣き崩れることもあります。

メサイアコンプレックスの人に気づいてほしいと思う側が、誰も責める気はない、誰も根本的には悪くない、これから良くなっていく為に出来ることをしたいと言う思いが本当なら、それは相手に伝わり相手は自分の傷を認めることがあります。何故なら「誰かを悪い」とか「悪で完結」する姿勢の場合は、メサイアコンプレックスの人が自分の傷を認めてしまうと「じゃあ、この傷を付けたのは誰だ?」と「自分の親を悪く言いたくない」から傷を隠すのです。しかし「その親もまた傷ついた一人の人間なんだよ」と理解をすると、メサイアコンプレックスの人は親を好きですから、自ら自覚したいという気持ちになる場合もあります。

4、傷の自覚が出来ると自分の問題を認め出す

メサイアコンプレックスの人は自分の傷が自覚できて癒されてくると、自分の問題を認めることが出来るようになってきます。すると自分が如何に周囲や子供に酷い事をしたのかが理解できてくるので自然と謝罪の言葉が出てくるようになります。

波があり不安定になりながら少しずつ自分のメサイアコンプレックスとして問題を作り出したり親切の押し売りをしていたことが理解できてくるのです。

これは、簡単ではありません。気の遠くなるような難しい道かもしれません。時には、表沙汰にできないことも出てくるかもしれません。

だけど、人はいきなり「加害者性」に向き合わせようとしても反発するだけです。まずは「被害者性」に向き合って、自分はこんなに悲しんでいたんだ。こんなに傷ついていたんだ。と自分の傷を自分で理解するのです。すると、それが自分で自分を取り戻していく作業になるので、少し、勇気が持てるようになります。

自分を取り戻していくと自分が育ってきて自分が自分の親のようになってきます。すると、今度は自分の加害者性に向き合って、徐々に自分の問題を認めることが出来るようになってきます。

5、自分を大切にして幸せになる事

メサイアコンプレックスの持ち主は人を救おうとしますが、本当の意味で自分を幸せにしようとは思っていません。ですので自分の身なりを適当にしたり、自分の住む場所を汚くしたり、綺麗にすることをどうでも良いと思っていたり、自分が満たされることを悪だと思い込んでいたりすることがあります。

そして自分で自分を惨めな状況に持っていき、惨めさの誇示によって心の恨みを表に表現します。「俺(私)をこんなに苦しめたのはあいつのせいだ」と。自分を自分で傷つけながら、他人を救おうとして、親切の押し売りをしてしまうのです。

そこで、周囲が出来ることは「あなたにはこんな価値がそのままでもあるんだよ」と気づかせてあげることも良いでしょう。どんな人にも良い所がありますから見つけて教えてあげると良いのです。メサイアコンプレックスの人が「細かいことなんかどうだっていいんだよ、そんなもん気持ちわりぃ」と言っているとします。その場合は実は逆で「細かいことに関する能力」があったり「細かい作業をしたい」などの思いが抑圧されている場合がありますので、細かい事で好きな事を促してあげると「自分がこんなにこれが好きだったなんて気づかなかった」という発見があることがあります。

私がメサイアコンプレックスの人に促してみたのは、メサイアコンプレックスの人は「細かいことなんかアホとか女々しい奴がやること」だと言っていたので、「本当にやりたいことを抑圧していて本当は細かいことが好きなんだ」って思ったので、中古の本やビデオ・DVDなどをAmazonに出品するということを促してみました。

やり始めると楽しくなってきたと言い、どんどん売れてお金も入ってきて喜んでいました。そして何よりもAmazonで買ってくれた方からの評価が「良い評価」ばかりで「自分のやっていることがしっかり承認された」ことが一番嬉しかったようで何度も評価について話していました。人を救おうとしなくても自分には承認されるだけのことがあるのだと気が付いてくることで回復してくるのです。

回復してくれば、問題を作り出さなくても認めて愛されるものがちゃんとあるのだと気づいてくるでしょう!931d43988465f861f59abdc61cb383aa_s

追記です。そして、これは個人的なことですが、メサイアコンプレックスの持ち主は、その後、Amazonかヤフオクに出品した商品を購入してくれた人から「お礼の手紙」が直接自宅に届いたと喜んで見せてくれました。自分の行いが、自然と相手に喜ばれて、それが返ってきた自然な形。

この形が、増えていくと、きっと良くなってきます。メサイアコンプレックスは小さくなっていくと思われます。人は宗教をも超えて理解し合える生き物だと思います。

その為には、まず自分。自分の中から支配を無くし、区別をし、違いを認めることが出来るようになっていくこと。そして、それぞれを尊重出来るようになること。

だと、今の時点では思っています。

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コメント一覧

  • Comments ( 2 )
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  1. by なか

    自覚がない場合は無意識のうちに人の救済に関することを迷惑を掛けてしまうこともあります。
    とはどういう意味でしょうか?

    • by 菅原隆志

      コメントありがとうございます。

      「自覚がない場合は無意識のうちに人の救済に関することを迷惑を掛けてしまうこともあります。」

      こちらは、急いで書いたため誤字がありました。

      ×
      「自覚がない場合は無意識のうちに人の救済に関することを迷惑を掛けてしまうこともあります。」


      自覚がない場合は無意識のうちに「人の救済に関すること(親切の押し売りなど)」で他人に迷惑を掛けてしまうこともあります。

      修正しました。

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