一昔前の洗脳装置はテレビだと言われていました。しかし今はテレビを見る人がどんどん減っています。現代洗脳の舞台はテレビではなくSNSです。SNSを見ているだけで洗脳される可能性があります。毎日毎日、「あの人は悪い!」「あの人の正体にもうお気づきでしょう!」などと、必死になってフォロワーを洗脳したり、権力と権力が洗脳合戦を繰り広げていたり、相手を弱らせる為に裏から攻撃したり、脅迫したり、誹謗中傷したり、罠を仕掛けて引っ掛けたり、人間の争いの醜さを露呈している世界、それがSNSです。権力争いの中で渦巻く心理的な働きによって、見ているだけで洗脳されてしまう可能性があります。カルトもカルトだということを隠して活動していますし、カルトではない宗教も宗教だということを隠したり、或いは形を変えたりして、信者獲得に躍起になっています。様々な力が跋扈しているのがSNSです。
僕はSNSをやめて田舎で静かに暮らしていますので、そういった洗脳とは無縁で悠々自適です。SNSをやめてわかったことは、SNSをやればやるほど抜け出すのが難しくなっていき、囚われていき、執着が生まれて、病んでいき、心が不自由になります。逆にやめると、心がどんどん軽くなっていき、自由になっていきます。中毒になるように設計されているSNSは、まるで粘着力のある蜘蛛の巣です。
心が自由の状態で遠巻きにSNSを見ていると「そんなに認めてもらいたいのか。早く精神的に自立すれば良いのに」と思います。人間は、自分の好きな人、大切な人と共に生きて、そこで幸せを感じて生きれば良いのに、必死になって外の餌に食いついて、もっともっとと煩悩まみれになって、そして心の中に邪悪さを溜め込んで、それをSNSで放出しているのです。必死になって自分の邪悪さを他人に投影して自分の影を叩いていたり。
以前付き纏ってきた自助グループのストーカーのような存在も、必死になって自分の影を他人に投影し続けていました。他人の悪口を言っていましたが、あれは自分の悪口なのです。自分をことをSNSで言い続けているだけなのです。彼らは必死になってスケープゴートを探しているのです。可哀想ですが、勉強して気づきを深めないことには抜け出せません。
そんな者たちをしっかりと絡める蜘蛛の巣であるSNS、非常によく出来た仕組みであり、それもまた社会にとって必要なものなのだとわかりました。SNSを変えようとか、誹謗中傷を無くそうとか頑張っても、無くなることはありません。無くなったかのように見えても形を変えてまた新しい嫌なものが出てくるだけです。根本解決は、自分を変えれば良いのです。SNSが嫌ならやめて離れれば良いのです。嫌なのに餌欲しさに食いつく自分に問題があります。人間は成長すればするほど、外部のものを変えなくても良いのだとわかってきます。
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