個人差はあっても人は10歳前後で、自覚あるなしに関わらず勇気が挫けているでしょう。アドラー心理学で言われるライフスタイルは約10歳前後でライフスタイル(人生のあり方)を自ら選択していると言います。
そう、10歳前後で本当の自分に嘘をついたということです。自覚がないでしょうが。
私も自覚がありませんでしたが自己分析をしていく中で、封じ込められた自分の感情を思い出して、自覚しました。アドラー心理学の言う10歳前後、これは当たっています。
子供の時の本当の自分を、全て出し続けて生きることは誰もが不可能です。
大人になればなるほど「本当の個性は認められず個性が大事だと謳いながら個性を潰す矛盾の一つの枠」にはまる事を良い事だと思い込まされていくのです。そして、大きな心理的なゲージの中に収めこまれていくのです。
ここで勘違いをしないで頂きたいのは、見えない心理的なゲージがあるのは、それは自分が選択しているということです。自分が選択しなければ、見えない心理的なゲージなど存在しないと同じ事です。そして、その見えない心理的なゲージから自らの力で抜け出すのが人生であり、登山のイメージです。そこに、大きな成長があるのです。そして自分を信じることが出来る「自信」が手に入っていく仕組みです。
つまり、人生とは、10歳前後で例外なく個人差はあっても誰もが挫けてしまうのです。挫けると、自分を自分で見捨て、自分に嘘をつくので、意識と無意識で分離したように思えるのです。
しかし、アドラー心理学で言うように、意識も無意識も一つの目的のために動いているのです。「無意識でやってしまった!」は言い訳に過ぎないという事です。「無意識でやってしまった!」は「自分がやりたいからやった」という事になり、厳しいと感じる方もいると思いますが、別の視点でみればとても成長できるものであると思いませんか。
きっと、誰もが自分の心を大切にして10歳前後まで一生懸命頑張っていたと思います。そして、約10歳前後でライフスタイル(人生のあり方)を自ら選択して、そのことを忘れてしまっている…。
その時は防衛の為にそのライフスタイルを選ぶ必要があったのでしょう。
しかし、アドラーは「ライフスタイルは選び直すことが出来るはず」と言っています。こちらを読んでみて下さい。
勇気を取り戻して、自分が即断即決する決心をして、自分で責任を持てるようになれば、その先には自由があるのです。
子供の頃は、誰もが勇気を持っていると、私は思います。
ただ、その勇気が挫けてしまったために、仲間がいないと不安になり、人脈作りに必死になり、濃い人脈があればあるほど安心できるような気がして、大きく自分を無自覚で捻じ曲げてしまって、小さな幸せを無視するようになったのだと思います。
ヤクザの事務所に堂々と殴り込みに行ったりすることが勇気ではなくて、誰もが見向きもしない道端の雑草に価値を感じて堂々と雑草を大事に出来る心を持っている人が、勇気を取り戻している人だと私は思っています。
下記を読んで見て下さい。

よくある質問 AI生成
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Q1. アドラー心理学における「ライフスタイルの選択」とは具体的にどのようなものですか?
アドラー心理学の「ライフスタイルの選択」とは、10歳前後の経験をもとに自分の人生のあり方や行動パターンを無意識に決定し、その後の人生に影響を与える自己の生き方のことです。これを見直すことで、変化や成長が可能です。
Q2. 10歳前後で自分の本当の感情や個性を封じ込めた場合、その後の人生にどのような影響がありますか?
その時に抑えた感情や個性は、無意識に自己の一部となり、自己肯定感の低下や人間関係の問題、自己欺瞞や挫折感につながることがあります。見直しと変容が必要です。
Q3. 「見えない心理的ゲージ」から抜け出す具体的な方法は何ですか?
自己分析や対話、自己の感情に気づき、過去の経験と向き合うことです。認識を深めることで、制約を理解し、自分の意図的な選択に気づき、意識的に変化を促せます。
Q4. なぜ人は無意識の行動を「自分の意志」だと誤解しやすいのですか?
無意識の行動は習慣や過去の経験に基づいており、本人は気づかずに行っているため、「自然な反応」や「無意識の選択」として誤解しやすいです。意識的な振り返りが重要です。
Q5. 勇気を取り戻すために最も効果的な自己成長のステップは何ですか?
自分の過去の経験や感情と向き合い、自己理解を深めることです。その上で、自己責任を持ち、即断即決の決意をし、自分の人生を意識的に選び直すことが、勇気を取り戻す最も効果的な方法です。
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