モラルハラスメント被害者は自分が被害者であることに気づいたとき辛く苦しむでしょう。

モラルハラスメント被害者は自分が被害者であることに気づいたとき辛く苦しむでしょう。これは私も経験がありますが本当に苦しいです。もういっそのこと死んでしまおうか。そう悩むこともあるでしょう。

東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんの著書、「誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠」から引用してご紹介したいことがあります。

被害者は、自分が被害を受けていることを認識できない限り、虐待者を尊敬することになる。

引用元:誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠のP44より

 

真のモラルハラスメントの被害者は自分が被害者だと気が付いていません。それどころか加害者を心から尊敬していたりもします。本当の加害者を加害者として認識できない被害者はいつも心が苦しく鬱憤が溜まりやすくなっています。なので真の被害者が耐えかねて暴力的になったり自殺をしたりすることもあります。

じゃあ、自分で被害者だと言っている人たちは皆「嘘つき」なのか?それは絶対ではありませんが中には「自称被害者(実は加害者)」も混ざっていると思いますよ。あとは、最初はモラルハラスメントの被害者だと自覚できなかったけど第三者のおかげで自分が被害者だと気が付いた人もいますし。

モラルハラスメントの加害者は狡い。狡くて狡くて賢くてすり替えるのも上手です。よく「モラハラ夫」なんて騒がれていましたが、「モラハラ夫」の一部は被害者でしょうね。利用されて騙されて搾取されて不要になったら長年一緒にいたことによって知り尽くしている心の刺激ポイントを刺しまくって怒りの反応を引き出して「モラハラされてます…」と作り出すことが上手な真のモラルハラスメント加害者もいますので。ただ、このタイプは女性に多いですが、この女性もまた誰かにモラルハラスメントをされて恐怖しているから恐怖へ同一化している場合もあります。

モラルハラスメントの世界は矛盾と嘘に満ちています。モラルハラスメントに敏感になり離れていくことが大切です。

被害者が尊敬していた相手(真の加害者)が、実は自分を長年深く傷つけている者だと知ったとき、その絶望感は凄まじいものがあります。

もう一つ、東京大学東洋文化研究所教授の安冨歩さんの著書、「誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠」から引用してご紹介したいことがあります。

モラル・ハラスメントの被害者が、誰かに助けを求めて自分の状況を訴えると、その周囲の人間関係に激震が走る。

引用元:誰が星の王子さまを殺したのか――モラル・ハラスメントの罠のP102より

この通りです。被害に気づいて訴えだしたら被害者は精神的に袋叩きにされます。それは見せしめです。見せしめによって周囲の加害者たちが寝返らないよう真の加害者は圧力を出すのです。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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