
Q:人間不信です。もう治らないし、治さないって思い始めました。どう思いますか?本気です。
質問は「質問箱」から
まず、あなたの考えはすごく良いと思います。人間不信の治し方を必死に探しているうちは、まだまだひよっこです。自分を裏切っているのです。人間不信になったということは、それだけのことがあったからです。つまり、本当の自分が「信じられない!!」と言っているわけです。それなのに、自分が自分に対し「信じられないものを信じなさい!」と強要する……。これは酷いことだと思います。自分の気持ちを信じてあげて下さい。それが一番大事なことです。
「自己受容」が大切です。
人間不信になったあなたが学ぶべきこと、、、それは何でしょうか。よく考えてみて下さい。
僕は、子供時代人間不信で生きていました。大人も、世の中も、親も、何もかも信じることが出来ませんでした。そして少年院にたどり着いて、そこで初めて「この人なら信じれる…。裏切らない人だ。」、そう思える人に出会いました。人間不信だったが故に、信じることが出来る人に出会えたのです。人間不信であること。それは悪いことではありません。あなたの人生の中で「大きな意味があること」だと、思います。それが何かに繋がっているのです。その繋がり、別の点、それを知りたければ、自分の気持ちを全肯定し、ありのままの自分を受容してあげて下さい。人間不信である自分のことさえも肯定してあげて下さい。内なる自分と繋がっていけば、それが何かに繋がっていくでしょう。
YouTuberのヒカキンさんも、「人間不信になったことありますか?」と聞かれ、下記のように答えています。
1引用文献:HIKAKIN😎ヒカキン 【YouTuber】さんはTwitterを使っています 「@m111096 基本僕はそうですよ(笑)東京に来てからは」 / Twitter(https://twitter.com/hikakin/status/426020603082964992)
人間不信になるということは、一種の心理的防衛手段なのです。自分自身が自分を守ろうとしている。それを否定せず肯定する。それが大事なことです。支配者はあなたに、人間不信でいることを悪いことかのように言ってくるかもしれません。支配者のやりたいことは支配ですから、人間不信という「心の盾」を壊したいわけですから否定してくるのです。
大切なことは、ありのままの自分を大切にすることです。僕も人間不信です。人間不信のまま人生を終えようと考えています。人間不信だからこそ、人間を信じることが出来るのです。それは全ての人間のことではありません。広く浅くよりも、狭く深く、これによってでしか知り得ないこともあるのです。何を選ぶのかは自分の自由です。人間不信になるからこそ、誰かを深く信じることが出来るのようにもなります。そして人間不信になったからこそ、その反動で強い信念を持てるようにもなります。信念の強い人たちをよく観察して、話を聞いてみると良いでしょう。裏切られ、深く傷つき、人間不信になったからこそ、強い信念を持てるようになった人が多いことがわかると思います。
質問者様は「本気です」と言っています。本気になるということは本当の自分の気持ちを持つということです。素晴らしいことだと思います。
人間不信の自分を「否定」するのではなく、ありのままの自分を「肯定」することが大切です。良かったら下記の人気本(沢山の方から高評価をいただいている本)を読んでみて下さい。自分を肯定する為にとても大切なことを書いてまとめました。この本を読むことで自己肯定感が高まり、自己否定が減り、人間不信の自分を肯定出来るようになることが期待出来ます。
脚注リスト(引用文献・参考文献)
- 1引用文献:HIKAKIN😎ヒカキン 【YouTuber】さんはTwitterを使っています 「@m111096 基本僕はそうですよ(笑)東京に来てからは」 / Twitter(https://twitter.com/hikakin/status/426020603082964992)