大地震によって人は大きく成長する!(PTG:心的外傷後成長)強くなろう。

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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これから「大きな地震」が増えてくる可能性があります。避けることの出来ない自然災害などによる強いネガティブ感情などは、自分の心を苦しめてしまう、長期に亘って苦しむことに繋がる可能性があります。重要なことは、サヨナラ・モンスターの考え方を持つことです。どんな物事にもポジティブな面があります。それを見つける力が必要です。

地震などの自然災害の後に、それを経験した人たちの約15%が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を経験すると、下記の研究者らの記事に書かれています。

Francesca Pistoia氏、ラクイラ大学神経学研究所、生物工学および応用臨床科学科、ラクイラ、イタリア
Massimiliano Conson氏、カンパニア大学心理学部神経心理学研究室LuigiVanvitelli、カゼルタ、イタリア
Antonio Carolei氏、ラクイラ大学神経学研究所、生物工学および応用臨床科学科、ラクイラ、イタリア
Maria G. Dema氏、ラクイラ大学、イタリア、ラクイラの生物工学および応用臨床科学科
Alessandra Splendiani氏、ラクイラ大学、イタリア、ラクイラの生物工学および応用臨床科学科
Giuseppe Curcio氏、ラクイラ大学、イタリア、ラクイラの生物工学および応用臨床科学科
Simona Sacco氏、ラクイラ大学神経学研究所、生物工学および応用臨床科学科、ラクイラ、イタリア[mfn]引用文献:Frontiers | Post-earthquake Distress and Development of Emotional Expertise in Young Adults | Behavioral Neuroscience(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnbeh.2018.00091/full)[/mfn]
(Google翻訳)

約15%が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を経験する。つまり、地震を経験しても約85%の人たちは「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を経験しないということです。そしてそのうちの一部は、心的外傷後成長に繋がります(全体の数%くらいかも)。

大地震を経験した人たちを大きく分けると?
1、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を経験する
2、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」を経験しない
3、「心的外傷後成長(PTG)」が起こる

これは「自分次第」です。

東日本大震災を経験した人たちの中に、心的外傷後成長(PTG)が起こった人たちが沢山います。

東日本大震災 心的外傷後成長(PTG) – Google 検索

これが大事なことです。

大切なことなので(https://bright-ms.net/post-25883/)でお伝えしたことをもう一度お伝えします。

緊張の中から楽しみを、
絶望の中から希望を、
恐怖の中から安らぎを、
苦しみの中から感謝を、

このように見つけるには「力」が必要です。
その力を養うのが「サヨナラ・モンスター」です。

これが心的外傷後成長(PTG)に繋げるための基本です。避けることの出来ない自然災害など、今後、大変なことが色々な形で起こってきます。そんな中を生き抜くには、心的外傷後成長(PTG)に繋げることは必須とも言えます。

下記の引用文をお読み下さい。前記した研究者らの記事からの引用文です。

結論として、本研究は、感情的に刺激的なシーンを評価する際のコントロールとの違いがないにもかかわらず、顔の表情を認識する際の地震の犠牲者のより高い精度を示しています。この影響の考えられる説明は、トラウマにさらされると地震の犠牲者の脅威の検出が増加し、あらゆる種類の潜在的な脅威の兆候に体系的に注意を向けるようになることです。これにより、トラウマにさらされた人々は、特定の「感情的な専門知識」を徐々に発達させる可能性があります(Google翻訳)[mfn]引用文献:Frontiers | Post-earthquake Distress and Development of Emotional Expertise in Young Adults | Behavioral Neuroscience(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fnbeh.2018.00091/full)[/mfn] 。

これらの研究者の研究によると、地震を経験してトラウマを抱えた人たちは(地震後)、特定の感情的な専門知識が発達する可能性があるという。つまり、大地震によって人は、EQ(心の知能)向上、感情的な能力の向上により、トラウマを成長に繋げる「PTG:心的外傷後成長(厳しい環境、非常に困難でストレスフルな環境で起こる肯定的、ポジティブな心的変化)」が起こる可能性があるのです。上記の「感情的な専門知識」に「感情の識別や理解」が含まれているなら、それはEQが高まるということになります。EQの構成要素に感情の識別や感情の理解がありますので。

こういった大きな成長時に、一部の人の目に輝きが戻る可能性があります。下記でお伝えしたことです。

幸せの種「気づき」
人は厳しさの中で目を覚ます。大きな揺さぶり(大地震)で洗脳が解けて目の輝きが戻る人も出てくる。 | 幸... 人は起きながらにして寝ています。 そしてこのことに気づいていません。 人は妄想に入っているのに、 そのことに気づいていません。 約9割の人間は起きながらにして寝てい...

もう、ぬるま湯に浸かる時代は終わりです。これからの時代は、それぞれが心的変化、成長を起こしていく時代です。その為に、まるで試練かのように色々と大変なことが起こってきます。それらに対して、「心的外傷後成長(PTG)を起こす」という心構えを持って下さい。冗談抜きで、寝ぼけていてはいけない時代です。そんな時代に抗おうとして、過去に執着し、コロナ前(ぬるま湯時代)に戻りたいなんて執着していることは無意味であり、時間の無駄です。元に戻ることはありません。

コロナ前に戻らない – Google 検索

コロナは挨拶のようなものです。そして厳しいシナリオがあるかのように、戦争、地震、治安悪化、新たなウイルス、色々と起こってくるのです。そんな中を生き抜くには、「心的外傷後成長(PTG)を起こす」ことが必須とも言えます。要は、強くなることが求められているのです。実は、多くの問題や悲惨なことの背後には、「悪意のある弱者」の存在が絡んでいます。言い換えるなら、一部の弱者が巧妙に支配をしていたのです。ぬるま湯時代においては必ず現れてしまう存在なので自然なことです。昨今では、永遠の赤ん坊のまま生きている人たちが群れを形成して、群れの力で生涯正当化を図る程の力を持つようになってしまったので、悪役が創られやすい傾向になります。一部の真面目な人の心が殺されてきたのも、ここが関係しています。ここら辺に関しては哲学者ニーチェも指摘していた部分ですが、心理学三大巨頭の1人アドラーも、そこを見抜いていたようで、次のように言っています。

わたしたちの文化においては、弱さは非常に強くて権力がある

アルフレッド・アドラー

だから、弱さを悪用するものが増えました。その悪用の結果、真面目な人が死んだり、色々と不幸がありました。一部が不正を罷り通させていたことで、本当に困っている人が死んでいました。それは全体にとって良いことではありません。真面目な人が犠牲になって、小狡い弱者が犠牲を生みながら甘い汁を啜り続ける、、、。バランスが悪いです。そうなると時代はどうなるかわかりますか? そう、厳しい時代に突入するのです。それが「今」です。振り返ってみて下さい。2000年頃から時代は変わりだし、そしてぬるま湯に浸かる人が増えました。そしてそれが終わった今、厳しい時代に突入し始めたのです。そうなると悪意のある弱者は今までのままではいられなくなります。生きていくことも難しくなります。弱者の立場を悪用し権力を持ち、誰かを責めあげて動かす、利用する、こういった手口も通じなくなります。相手にされなくなります。本当に厳しい時代になったら、一生懸命生きないと自分で自分の首を絞める結果になることもあります。一部の陰謀論者たちは、「人口削減計画云々」と騒いでいますが、そんなことが本当にあるのかないのかどうでも良いのです。あろうがなかろうが、自分の課題をクリアして、自分が強くなっていけば良いのです。愛や思いやりが本物なら、自ずと強くなるものです。嘘つきやフリをした人には真似が出来ません。

その強くなるということの1つが、、「心的外傷後成長(PTG)を起こす」ことです。この領域は「偽物」には無理です。フリも通じません。本物だけがこの心的変化を起こすのです。厳しい時代を楽しむ人たちは皆、、「心的外傷後成長(PTG)を起こす」人たちです。

この記事を読んだあなたも「成長」をしていきましょう。弱いことは悪いことではありません。人は誰もが弱いのです。だからこそ強くなっていけるのです。厳しい時代は人々を成長させます。この視点を持つことで、厳しさの中から優しさを見つけることが出来るようになるのです。

そして、この力もついてきます。

緊張の中から楽しみを、
絶望の中から希望を、
恐怖の中から安らぎを、
苦しみの中から感謝を、

このように見つけるには「力」が必要です。
その力を養うのが「サヨナラ・モンスター」です。

これを見つけることが出来る力を養っていきましょう。自分の過去、苦しかったこと、悲しかったこと、それらをしっかり終わらせて、そこから新しい気づきを得ましょう。それが「心的外傷後成長(PTG)を起こす」ことに繋がります。サヨナラ・モンスターは「心的外傷後成長(PTG)を起こす」ための方法です。書き出した自分の情報の中から、「PTG:心的外傷後成長(厳しい環境、非常に困難でストレスフルな環境で起こる肯定的、ポジティブな心的変化)」に関するものをどんどん見つけていきましょう。

親への恨みから感謝を。過去の苦しみから勇気を。過去の悲しみから喜びを。必ずあります。自分が気づいていないだけです。

次の引用文をお読み下さい。マリアン・トレント博士(臨床心理士)のことが書かれてあった記事からです。

トラウマサバイバーのほぼ50%が、トラウマ的な出来事の後にトラウマ後の成長を経験していることを示唆しています。

「成長分野の例には、個人の強さ、人生への感謝、人生の新しい可能性、精神的な変化、他者との関係などがあります」とトレントは言います。「PTGの例は、本を書くこと、神を見つけること、慈善団体を始めることなど、広大なものになる可能性があります(Google翻訳)[mfn]引用文献:From Post-Traumatic Stress to Post-Traumatic Growth(https://www.healthline.com/health/what-is-post-traumatic-growth#Characteristics-of-post-traumatic-growth)[/mfn] 。

トラウマを抱えた人の2人1人は「心的外傷後成長(PTG)」を経験しているとのこと。僕自身も深いトラウマを克服した後、本を書いたことで更なる「心的外傷後成長(PTG)」を経験しました。そして、「親への恨みはでっち上げ」に書いたように感謝の気持ちが出てきました。心を込めて書いたことに対する心無い中傷レビューには傷つきましたが、それもまた成長に繋がりました。全てが僕の精神を強化していくものに繋がりました。ありがとう。

心的外傷後成長(PTG)」というのは、心理療法の領域だけではありません。つまり、一般的な心理士などでは、「心的外傷後成長(PTG)」の理解がないため、それを促すことが出来ないのです。自分がこの経験をしていないのだから当然ですよね。リチャード G. テデスキ氏(ノースカロライナ大学シャーロット校 名誉教授)は、「心的外傷後成長(PTG)」は心理療法などの正式な介入なしに自然に起こることがあると言っています[mfn]参考文献:Growth After Trauma(https://hbr.org/2020/07/growth-after-trauma)[/mfn] 。続けて、教育、奉仕、感情的規制、開示、物語の発達(Google翻訳)の5つの方法で促進することが出来ると言っています。

おそらくですが、心理療法などの正式な介入(外部支援など)があるほうが「心的外傷後成長(PTG)」は起こりにくいと思います。苦しみの中、1人で、セルフヘルプで生み出していく力、、、或いは同じような心の傷を負った者たちとの関わりの中、そういう金銭絡みではないところで起こりやすいと僕は考えています。心理カウンセリングなどは、言い換えれば金の切れ目が縁の切れ目ですから、限界があると思います。そういった関わりを超えたところに、深い心的変化が起こりやすいのだと僕は考えています。

サヨナラ・モンスターの「書くこと」も「心的外傷後成長(PTG)」の促進です。付属ツールが促進部分です。1つ1つ、転換していきましょう。人は傷ついた分だけ強くなります。

 

 

目次

漫画で理解(30秒)

※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. 地震後にPTSDを経験しないためにできる具体的な対策は何ですか?

地震後のPTSD予防には、感情の整理や自己理解を深めることが重要です。リラクゼーションや呼吸法、感情日記などを取り入れ、自分の感情に向き合う習慣をつけることで、心の安定を促します。

Q2. 心的外傷後成長(PTG)を促すために日常生活で気をつけるポイントは何ですか?

困難な状況から学びや希望を見つける意識を持つことが大切です。逆境を成長のチャンスと捉え、感謝や前向きな思考を育む努力や、他者とのつながりを大切にすることがPTGを促進します。

Q3. 「サヨナラ・モンスター」の考え方を実践する効果は何ですか?

恐怖やネガティブな感情を受け入れ、その中からポジティブな面を見つけることで、精神的な回復力やレジリエンスが高まります。これにより、ストレスに強くなり、困難を乗り越える力を養えます。

Q4. 自然災害の後に感情的な専門知識が発達することの意味と、そのメリットは何ですか?

震災経験を通じて感情の識別や理解力が向上し、EQ(心の知能)が高まることを意味します。これにより、他者との共感やコミュニケーション能力が向上し、精神的な成長や対人関係の改善につながります。

Q5. これからの時代に必要な心の強さとは何ですか?

逆境や変化に柔軟に対応し、自分自身の感情や考え方をコントロールできる心の強さです。困難を恐れず、ポジティブな視点を持ち続けることで、未来の不確実性やストレスに立ち向かう力を養えます。

参考文献・外部リンク
  1. 1. 東日本大震災 心的外傷後成長(PTG) – Google 検索 https://www.google.com/search?q=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E5%BF%83%E7%9A%84%E5%A4%96%E5%82%B7%E5%BE%8C%E6%88%90%E9%95%B7%EF%BC%88%EF%BC%B0%EF%BC%B4%EF%BC%A7%EF%BC%89&ei=-AY0YoHdH7bk2roPrYmDkAw&ved=0ahUKEwiBufb65c72AhU2slYBHa3EAMIQ4dUDCA4&uact=5&oq=%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E9%9C%87%E7%81%BD%E3%80%80%E5%BF%83%E7%9A%84%E5%A4%96%E5%82%B7%E5%BE%8C%E6%88%90%E9%95%B7%EF%BC%88%EF%BC%B0%EF%BC%B4%EF%BC%A7%EF%BC%89&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EANKBAhBGAFKBAhGGABQGFjICWCqDmgBcAB4AIABrQGIAfwDkgEDMC4zmAEAoAEBwAEB&sclient=gws-wiz
  2. 2. コロナ前に戻らない – Google 検索 https://www.google.com/search?q=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84&oq=%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E5%89%8D%E3%81%AB%E6%88%BB%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84&aqs=chrome..69i57.8122j0j9&sourceid=chrome&ie=UTF-8
  3. 3. マリアン・トレント博士(臨床心理士) https://www.goodthinkingpsychology.co.uk/
  4. 4. 「親への恨みはでっち上げ」 https://www.amazon.co.jp/dp/B08BK42N42

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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