加害者のくせに被害者面!?こうしてスケープゴートを必要とする。

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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この記事は、永遠の赤ん坊永遠の被害者からステップアップして人間的に成長する為の記事です。とても重要なことをお伝えしています。

またこの記事内容は、全ての被害者に当て嵌まることではなく、一部のお話です。

目次

メサイアコンプレックスを抱えている支援者が間接的に人を殺す

支援者の中には、支援対象者を弱らせるだけ弱らせて、そしてそれを肯定する偽善的な支援者もいます。そのままでいい(つまり変わらなくていい)と。これはメサイアコンプレックスを抱えている人がよくやることです。相手をダメにして弱らせて、そこから考える力を奪っていきながら依存させていきます。これにより、永遠の赤ん坊永遠の被害者が強化されます(弱ってしまう)。弱くなればなるほど人は依存します。こうしてメサイアコンプレックスを抱えている支援者は教祖となり、信者を獲得します。この関係は共依存で、教祖は自分を承認させて、信者はそれを巧みに利用します。

そしてここで必ず生み出されるのが「悪役」です。巻き込まれないよう、これには本当に気をつけなければいけません。こういった者がいる界隈では自殺者が増えます。人間的成長を起こそうとしない世界ですから、支援対象者はどんどん弱っていき、性格も人格も悪くなり、結果、その人が生きづらくなっていき、最悪自死を選択してしまう……という結果に至ってしまうことも少なくありません。また悪役も同様に自殺をしてしまう可能性が高くなります。冷たい濡れ衣を着せられる為、耐えきれなくなり自死してしまう人(子供も含む)もいるでしょう。

下記引用文は、東洋経済オンラインさんの記事からです。苦しみの言葉を残して自殺した少年の言葉です。心が苦しくなります。嘘が人を殺しています。

《教育委員会は大ウソつき。いじめた人を守って嘘ばかりつかせる。いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。僕は、なんのためにいきているのか分からなくなった=略=くるしいしい、くるしい、くるしい、つらい、つらい、くるしい、つらい》《今度こそさようなら》

引用元:人生に「さよなら」した15歳少年が残した悲鳴 | 週刊女性PRIME | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準(https://toyokeizai.net/articles/-/310479)

この子は自死を選択してしまったけど、最後まで自分の敵を見誤ることがなかった(敵に同一化しなかった)点で、素晴らしい心を持っていたのだと僕は思います。

悪意ある嘘つきが隠れると、その物事はひっくり返り、立場がすり替わることもあります。上記の自殺した子供は「”いじめられたぼくがなぜこんなにもくるしまなきゃいけない。”」と書き残しています。心からの最後の叫びです。無念だったでしょう。その真実を見抜けないメサコンたち(教育者にも多い)が間接的に子供を殺します。もし真実を見抜いて、その子の気持ちを理解する大人が1人でもいたなら、その子は死を選択しなかったはずです。

教育者にもメサイアコンプレックスを抱えている人間が多いです。そしてメサイアコンプレックスを抱えている人間は嘘つきが多いです。その支援対象者も嘘つきの場合があります。嘘つきと嘘つきが共依存関係になると、その中で悪役にされた子供が苦しみを背負うことになる場合があります。偽善的な共依存が誰かを殺していることもあります。

この構図が3を殺す(これを見抜く大人が増えないといけない!
1、メサイアコンプレックスを抱えている支援者
2、加害者のくせに被害者になりすます弱者
3、悪役とされる被害者
(1と2の手口を絶対に許してはいけない)

「1」は承認欲求が強く「2」に騙されやすい。目的は自分の承認欲求を満たすことだから真実なんてどうでもいい。豚もおだてりゃ木に登る。
「2」は嘘が上手く演技も上手い。嘘泣き、演技、すり替えなどが上手い。煽てるのが上手い。
「3」は素直でまじめタイプで濡れ衣を着せられやすい。
この三角関係の中、「3」は殺されやすいのです。これは子供の世界だけではなく大人の世界にもあります。嘘つきは捕まらないように合法的、或いはそう見せかけて人を殺します。

「2」は加害者のくせに完全なる被害者になり済ます

この話は、僕の個人的な関わりの中で起こった過去の話です。特定出来ないように書いています。相談者の方のことなどを言っているわけではありませんので予め理解下さい。

まず、前記した「2」のタイプの子供とその親は、訳あって他人の家で生活をすることになりました。その親子が住まわしてもらうことになる家で他人との共同生活を始めると、次から次へと家の中で不可解なことが起こり始めます。飼っているペットの怪我や不審死、物がなくなる、花が何度も切られている、ペットが外に故意に放されるなど、ペットの悲鳴で駆けつけると背中一面に熱湯をかけられており、わざとじゃないと言う。他にも色々と不可解なことが起こり出し、意図的なのかそうじゃないのか、また誰がやったか完璧な特定は出来ないものもあり、隠しカメラに映った映像などから、確固たる証拠ではなくても、部屋に侵入していた姿が映っていたりして、恐らくはこの人物だということはわかってきました。それが前記した「2」のタイプの子供でした。家の中でコソコソとしていました。このようなことが家の中で起こり出したことで、その家に住んでいた人たちは皆、不安、恐怖、極度のストレスを感じることになりました。問題解決のない機能不全家庭だったので、結局問題は解決されず有耶無耶になってしまいました。

そしてその前記した「2」のタイプの子供は、学校でいじめられていました。その子の親も解決をしようとしません。他人に怯えている親でした。だから恐らくその子は、学校で虐められた鬱憤を家の中で流していたのでしょう。その憂さ晴らしで、家の中で動物を傷つけ、他人の物を通してストレスを与え、動物を外に放し、不安や恐怖を与え、苦しめたのではないでしょうか。飼っているペットが傷つけられたり、突然不審死しただけで、その家の人たちはどれほど苦しい思い、悲しい思い、怖い思いをするか。それは確固たる証拠がないので置いときますが、、、。

その子供とその親は、住まわせてもらっている家の老夫婦に対して、住まわせてもらっていることに感謝もありませんでした。勿論家賃も払っていません。何年もタダで住まわせてもらっていました。そしてその老夫婦は基本的に文句も言いません。他所と比べてもとても優しい関わり方でした。老夫婦の1人は不満も怒ることも1度もありませんでした。もう1人は時々不満だけをこぼしていましたが、それでもとても優しい関わり方でした。他人と一緒の家で生活をするということは、とても強いストレスになります。それは老夫婦が望んだことではなく、その老父婦の子供の知り合いでした。だから本来なら老父婦からすると「出ていってくれ!」と言いたくなると思いますが、それでもその親子が行く場所がないので心配し、多くのことを我慢し、そこにタダで住まわせてあげて、光熱費も取っていませんでした。僕が言ったので、途中からは少し出すようになりましたが。その親子は、外での未解決問題(いじめなど)が起こるにつれて、どんどん罪の無い老夫婦に対して悪い見方をするようになっていきました。これが心の中で悪役をつくるということです。言い換えれば「恨みの回路をつくる」ということでもあるのです。本来ならその目は、自分をいじめた相手に向けるべき目です。その子の親も「よくも私の子供をいじめたな」と相手や問題に立ち向かって問題解決しなければいけません。そこから逃げながら、問題を問題として見ないようにして、そして老夫婦に対し、家の中で反撃もしてこない相手だということがわかったら、どんどんその老父婦を悪者扱いし、まるでゴミのように見ていき、その老夫婦の子供までも悪役にしていきました。つまり本当の敵の前で回れ右をして後ろを向いて、関係ない老夫婦に矛先を向けて弱いものいじめをし始めたのです。そしてそれらを正当化する思考回路を強化していきました。要は妄想です。

これがスケープゴーティングの原理なのです。

著名な社会心理学者は、人々がスケープゴートを必要とする理由としてこう言います。

第1の理由は人が様々な煩悩をかかえていることである。それは例えば、「ズルをしてでも金持ちになりたい」「卑劣な方法を使ってでもライバルを押しのけて彼氏や彼女と結ばれたい」「自分の能力は低いが、他者には能力があると思われたい」などである。

精神分析理論によれば、スケープゴーティングは自分の中にあるこのような邪悪な思考や感情(不安、罪悪感、性的欲望、低能力、劣等感)を抑圧して意識外に追いやり、さらに、それを他者に投影することによって、解消しようとする無意識の試みであると説明される。

その邪悪な思考や感情が投影されたターゲットがスケープゴートである。[mfn]引用文献:人はなぜスケープゴートを作り出すのか?/釘原直樹 – SYNODOS(https://synodos.jp/opinion/society/18244/)[/mfn]

つまり、いじめられた子供、それから逃げた親は低能力です。上記引用にあるよう低能力を認めず抑圧し、無意識下に追いやり、邪悪な思考と絡ませてそれらを他者に投影するようになったのです。この場合、自分をいじめてこないし反撃もしなかった老夫婦とその子供に自分の邪悪さを投影し悪者に見ていったのです。わかりますよね。いじめ被害者だったその子は立派な加害者だったのです。自分よりも弱いと分かったらいじめ出したのです。そういう自分の心がいじめ加害者を引き寄せたのです。

そしてこうやって妄想世界に入り込んで、自己正当化を図り、永遠の被害者になろうとする人間もいます。

ここで気づいてほしいのです。自分はいじめに遭った被害者でもあるけど、立派な加害者でもあるということ。「はじめに」でお伝えしましたがこのサイトでお伝えしている情報は大きく分けて3つです。

1:依存(他責・被害者意識)
2:自立(自責・加害者意識)
3:相互尊重(自分の親になる)
(これから過去記事を上記カテゴリに仕分けていこうと思っている)

この「1:依存(他責・被害者意識)」から「2:自立(自責・加害者意識)」に移行して成長してほしいと思います。「2:自立(自責・加害者意識)」は自分も1人の加害者であったのだと気づける成長段階です。僕も当然被害者でもあり加害者でもありました。全部認めました。そして「3:相互尊重(自分の親になる)」に進んでいます。永遠の赤ん坊や永遠の被害者は、ずっと「1:依存(他責・被害者意識)」に留まっています。そして悪役をつくり続けています。あいつが悪い、こいつが悪いと言いながら、徐々に歪曲しています。それが恨みつらみを増幅する回路になり、でっち上げになっているのです。「親への恨みはでっち上げ」はかなり優しめに書いています。気づいて成長してほしいと思います。「1」だけの人間なんてこの世にいません。全員加害者でもあるのです。害を加えない人間はいません。だからこそ気づいて自分を変えていくことが必要なのです。

前記した親子は、加害者と闘わない、問題解決しない。そして逃げました。その結果、家の中で自分に良くしてくれていた弱ったお年寄りを悪く見るようになったのです。本来なら「ありがとう(有難う)」という対象なはずです。自分をいじめた加害者のことを悪く言わず、反撃もせず、自分達に住む場所を与えてくれた人間を悪く見ていっていじめるようになっていった。ここに「変わらないといけない自分の弱さや未熟さ」があります。腐りたくないなら変わる必要があります。

前記した子供は18歳になってからもその老夫婦に精神的ストレスを与え続けていました。そして数年後、そのお年寄りは亡くなりました。強いものにいじめられて、その相手に反撃もせず、自分よりも弱い者である罪のないお年寄りをいじめたその心、、、。まさに立派ないじめ加害者です。

ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」という曲に、次の一節があります。

弱い者達が夕暮れさらに弱い者をたたく

ザ・ブルーハーツの曲「TRAIN-TRAIN」

この状態です。被害者になりすましても、加害者の部分は消えません。被害者でもあり加害者でもあるのです。どうかここに気づいてほしい。いつまでも永遠の被害者だと言っているのではなく、自分を見てほしいと思います。そこを乗り越えることが出来たら、もういじめの世界とは無縁になっていくと思いますよ。問題は外ではなく自分の内側にあるのです。そこを改善すること、それが人間らしさに繋がります。そしてその改善には、自然と脳の前頭前野の活性化が起こるようになっています。何故なら、人が変わるということは、勉強が必要不可欠だからです。その勉強によって前頭前野の血流が上がります。だから前頭前野は良心を司っており、人間らしさの司令塔と言われるのです。被害を受けたことを主張するのは問題ない。しかし自分の加害者性とも向き合わないと次のステップに移行出来ません。立派な加害者であることに気づけば、僕がお伝えしている感謝の本の意味も更に深くわかるでしょう。

幸せの種「気づき」
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そこまでの成長が起こったら、前記した親子は自然と、過去の老夫婦に対して「申し訳なかった」という気持ちが出てきて、その人の墓の前に行って謝りたい、、、そう思うようになると思いますよ。そこまでの成長を起こせたなら、僕は1つの人間的成長としてそれを認めます。

心理学三大巨頭の1人アドラーはこう言いました。

わたしたちの文化においては、弱さは非常に強くて権力がある

アルフレッド・アドラー

この権力者である弱者の中に、悪賢い者が沢山紛れています。弱者の立場を悪用し、そして群れて、群れの力で正当化するグループ。これは恐ろしいほどの害悪を生み出す隠れ加害者グループになります。

哲学者ニーチェの名言をお読み下さい。

かれらはその手足が弱々しく萎えているので、自分を善良だと信じているのだ。

フリードリヒ・ニーチェ

自分のことを善良だと信じ込んで邪悪な心を抑圧している者ほど、悪役を必要とします。

1人1人が自分の加害者性にも向き合い、自己成長してほしいと思います。それが自分の幸福感に繋がります。幸福感は未熟な心では感じられません。感謝の心を養っていくからこそ、幸福感を感じられるようになります。感謝の心を養うには、まず、前記した3つの過程のうち、「1」をクリアし、次に「2」をクリアする必要があります。

1:依存(他責・被害者意識)
2:自立(自責・加害者意識)
3:相互尊重(自分の親になる)

「3」は感謝を養う成長段階です。そして幸福感を感じやすい心に育っていきます。その為に「自分も悪かったんだ」と本当に悪い部分を悪いと思える正しい心を持ってほしいと思います。それがわかるようになってくると、「お互い様」「お陰様」という考えも増えてきます。それが感謝の心に繋がっています。これに関することを「Amazon.co.jp: 感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!: 「感情(本音)で謝るべきこと」に気づくこと!これに気づけると、感謝が溢れてきて、心が大きく成長します。 eBook : 菅原隆志: 本」に書きました。サブタイトルに「「感情(本音)で謝るべきこと」に気づくこと!これに気づけると、感謝が溢れてきて、心が大きく成長します。」と書きました。自分にも悪い部分が沢山あります。そこに気づけるようになりましょう。そうすると世界を違う目で見ることが出来ます。この成長が起こると、本当に今まで餓鬼だったな。そう思えるようになります。その為にまず、自分の被害者性を吐き出しましょう。サヨナラ・モンスターをやっている人は、被害者性を吐き出しながら、終わらせ、次は自分の加害者の部分も見て、それらを書き出して見ましょう。心が成長しますよ。

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※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました

Q1. この記事で述べられる「永遠の赤ん坊」や「永遠の被害者」とは具体的にどのような状態を指すのですか?

「永遠の赤ん坊」や「永遠の被害者」とは、自己成長や責任を避け続け、他者に依存し続ける状態を指します。自己の問題解決を放棄し、常に被害者意識にとらわれていることで、自立や成長が妨げられ、悪循環に陥ることを意味します。

Q2. メサイアコンプレックスを持つ支援者が被害者を弱らせる具体的な手法や兆候は何ですか?

こうした支援者は、あえて被支援者の自立を妨げ、依存させるために、弱さを強調したり、真実を歪めたりします。兆候としては、変化を拒否し、自己責任を回避させる言動や、支援対象者の自己肯定感を低下させる言動が見られます。

Q3. この記事で警告されている「悪役」とはどのような役割を果たすのですか?

「悪役」とは、真実や正義を歪め、被害者に濡れ衣を着せる役割を担う存在です。彼らは巧妙に嘘を操り、被害者を孤立させ、結果的に心や命を傷つけることがあります。こうした人物の存在は、被害者の精神的な崩壊や自殺を引き起こす危険があります。

Q4. どのようにしたら支援の場や社会全体でこの悪循環を防ぎ、被害者を守ることができるのでしょうか?

まずは、真実を見抜く目を養い、表面的な情報に惑わされず、複数の視点から状況を分析することが重要です。教育や支援の現場では、自己責任や依存を助長しない支援方法を取り入れ、被害者の声に耳を傾け、共感と理解を深めることが必要です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. 「Amazon.co.jp: 感謝できない人が感謝できるようになるために大切なこと!: 「感情(本音)で謝るべきこと」に気づくこと!これに気づけると、感謝が溢れてきて、心が大きく成長します。 eBook : 菅原隆志: 本」 https://www.amazon.co.jp/dp/B0B18T1DDJ

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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