認知症の人にみられる「物盗られ妄想」は必ずしも「すべてが妄想」というわけではない場合もある。周囲の温かい心が認知症の人の心に、強く生きる希望をもっていただくキッカケになるのではないでしょうか。

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認知症の人にみられる「物盗られ妄想」は必ずしも「すべてが妄想」というわけではない場合もあります。周囲の誰かが「相手が認知症だからバレないだろうと思い実際に盗んでいる」可能性もある。認知症の方のご家族の方は「妄想と断定しない」ことも大切です。その人なりの言いたいことがあるのです。

以下の文章も読んでみて下さい。

統合失調症の人の妄想も、認知症の人の「物盗られ妄想」も、「その人なりの、言いたいことがある」という視点で心の声を聴こうとすれば、言いたいことが見えてくるかもしれません。

認知症の人の「物盗られ妄想」は、最初に書いたように、周囲の誰かが「相手が認知症だからバレないだろうと思い実際に盗んでいる」可能性があり、そのことを訴えたいのかもしれない。そういった場合は、本当にそういうことがあるのか確認が必要ですから、監視カメラなどを設置することも大切なことです。映像は嘘をつきませんので。

動体検知で録画する監視カメラアプリ「Cambush」は動体検知で録画してくれるアプリです。

以下もおすすめです。

「妄想」に対するは「確かなこと」です。

それでもし、周囲の誰かが「相手が認知症だからバレないだろうと思い実際に盗んでいる」のならば、これは犯罪ですから、証拠と共に警察に行ったほうが良いかと思います。

認知症の人の「物盗られ妄想」は、こういった被害に何となく気づいているのにうまく言えないのかもしれませんし、過去の記憶(過去に盗まれて悲しかった、辛かった記憶)で言っている場合もあるでしょう。辛い記憶から「誰かの所為」にしてしまっている場合もあります。

あとは、記憶障害や思考能力の低下によって「自分で移動させたことを覚えていない」場合もあります。

いずれにしても、周囲の人が、優しく、1つ1つゆっくり話を聞いて、心の声を聴くようにしながら、「確かなこと」を探すことが大切です。

ただ、気をつけていただきたいのは、認知症の人が持っているお金や、宝石、貯金、そういったものを狙う者がいないわけではないということ。つまり、「相手が認知症だからバレないだろうと思い実際に盗んでいる」可能性がありますから、そういったことも踏まえて、「守ってあげる」ことが大切です。

そういった、周囲の優しさ、親身になって確かなことを見つけようとする姿勢、そういった温かい心が認知症の人の心に、強く生きる希望をもっていただくキッカケになるのではないでしょうか。僕は、そう思います。

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    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

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    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

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