トラウマを抱えていると「易刺激性(いしげきせい)」という症状が続くことがある

トラウマを抱えていると「易刺激性(いしげきせい)」という症状が続くことがあります。これは、怒りっぽく、些細なことで攻撃的になることです。本人も周囲もトラウマを抱えていることに気がついていない場合、一方的な些細なことで怒ってしまうので加害者に見えることがありますが、傷がえぐられている可能性もある。
僕も、ずっとこの「易刺激性」があり、「悪夢」をよく見ていて、無意識のうちに「回避」してしまう場面がたくさんあって、ずっと言えず、あとから「トラウマ」だとわかってきました。これらは「無意識からの防衛のためのメッセージ」だと僕は解釈して、自分を守ることを増やしてから回復も進みました。
トラウマを抱えていると「易刺激性(怒りっぽく、些細なことで攻撃的になる)」という症状が続きますが、それを逆手に取られて、心を攻撃されて、怒ってしまうと「はい、加害者!」と巧妙にすり替えられていく場合もあるので、易刺激性がある人は、本当、これには注意が必要です。
「”母は巧妙だった。ふたりきりの時に、娘の劣等感を煽るような言葉を投げつけ、わたしを怒らせておいてから、家族の前で必ずわたしが怒りを爆発させるように仕向ける。そしてそのたびに、わたしを悪者にして嘘泣きをする。父も兄妹もみながわたしを責めた。”」
— 心の成長に役立つこと (@s_monster369) March 30, 2019
(https://twitter.com/s_monster369/status/1112133575007039493)の「”家族の前で必ずわたしが怒りを爆発させるように仕向ける”引用元(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/46643?page=3)」と言う部分、これがトラウマを抱えている人の「易刺激性(怒りっぽく、些細なことで攻撃的になる)」部分を悪用して「すり替える」場合もあるということ。つまり傷をえぐる
「”母は巧妙だった。ふたりきりの時に、娘の劣等感を煽るような言葉を投げつけ、わたしを怒らせておいてから、家族の前で必ずわたしが怒りを爆発させるように仕向ける。そしてそのたびに、わたしを悪者にして嘘泣きをする。父も兄妹もみながわたしを責めた。”」
引用元(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/46643?page=3)
支配者や加害者は、その人が抱えている「心の傷」を何度も何度も繰り返しえぐります。そして被害者が最後の手段かのように使った防衛の怒りを引き出して「はい、加害者の一丁上がり!」という感じで、作っていくのが上手い。僕は、過去ずっとこういった者たちの連係プレーに恐怖を抱いていました。
そして、酷い症状になり、そこから勉強を始めて、彼らの手口を知りつくようにした。役立った1つが、早稲田大学名誉教授、加藤諦三さんの「モラル・ハラスメントの心理構造」です。彼らの手口の一部が書かれていました。
知らないから怖い。知らないからやられっぱなし。だから「知り尽くせばよい」のです。「恐怖感情」の「役目」は「知るべきことを教えてくれること」です。ですから、それに向き合い続けて、結果、そこから抜け出すことが出来ました。手口を全部見抜けるようになれば良いのです。恐怖は減っていきます。
まずは「書き出す」ことですね。書き出して、何度も追記し、整理して、知るべきことを知り、必要なことを手に入れ、そして準備が出来たら「反撃」を開始します。過去に散々やられた相手に反撃をしておくと、相手はやってこなくなります。僕は軽く反撃しましたが、実際、もうやってこなくなりました。
相手は「反撃できないんだ」とわかっているから、何度も執拗にやってくるのです。「反撃」をすると、「めんどくさいな、収穫ないじゃないか」と思わせることが出来るので、やってこなくなります。「反撃」をダメなことだと思っている人は、既に「洗脳」されている人です。
「易刺激性」という症状で、すり替えられて悪人扱いされてきた人は、心の傷がとても深い。僕がそうだったからよくわかります。その深い傷が癒えていったのは「サヨナラ・モンスター」に取り組んだからです。この傷は、癒えるまで時間がかかります。
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