「認知の歪み」「スキーマ」「自動思考」スキーマとはたくさんの「情報の纏まり(まとまり)」のことで、心理学三大巨頭の1人のユングが言った「感情の纏まり(まとまり)」であるコンプレックスと同じような意味です。

 2021年11月28日
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「認知の歪み」「スキーマ」「自動思考」スキーマとはたくさんの「情報の纏まり(まとまり)」のことで、心理学三大巨頭の1人のユングが言った「感情の纏まり(まとまり)」であるコンプレックスと同じような意味です。

今回は、自動思考とスキーマ、そしてプラス思考になる方法について書きたいと思います。このページに訪れた方は「自動思考」について知りたい方もいると思います。自動思考は認知療法においても重要な概念です。

まず、認知療法とは、常識的な視点からなされる良識な精神療法のことです。詳しく知りたい方は日本認知療法学会ホームページをご覧下さい。⇒ https://jact.umin.jp/introduction.shtml

認知療法の有効性は確かめられつつある精神療法の1つで、認知療法は、外来治療の適応となるうつ病において、一定の治療効果が報告されている数少ない精神療法の1つです。つまり、中々治療効果が報告されないうつ病に認知療法が効果的だと報告されている良い精神療法ということです。うつ病以外にも効果的です。

そんな認知療法の概念で「認知の歪み」「スキーマ」「自動思考」というものがあります。今回は、こちらの3つをご説明させていただきます。

認知の歪み

まず「認知」とは、その人が物事をどう捉えていくかの捉え方の事(解釈の過程)を「認知」と言い、五感を通した「知覚」も「認知」に含まれています。この認知が歪んでしまっているのが「認知の歪み」で、無意識のうちにされる歪んでしまった考え方のクセのことです。

認知のゆがみについては以下の別記事も併せてご覧下さい。

スキーマ

うつ病の原因にもなる認知の歪みは、スキーマが関係しています。スキーマとはたくさんの「情報の纏まり(まとまり)」のことで、心理学三大巨頭の1人のユングが言った「感情の纏まり(まとまり)」であるコンプレックスと同じような意味です。別の言い方にすれば、人生観、信念とも言えます。つまり、心の深い部分にある「大きなまとまり」のことです。

スキーマは大量の情報・感情で構成されているイメージで、データベースのテーブルの中の情報の纏まりのようなイメージです。そのスキーマが「自動思考」を生成しているのです。その結果、無意識のうちに思考が浮かんでくるのです。

自動思考よりも、このスキーマのほうが自分で知ることは難しいのです。

自動思考

自動思考は瞬間的に浮かんでくる考え方です。例えば、いきなり考えてもいないのに「目の前の人がなんか嫌だ」とか「おいしいものを食べているときに贅沢してはいけない」という感じで浮かんでくる考え方を自動思考と言います。無意識のうちに考えてしまう事は誰にでもありますよね。それが自動思考です。

先ほどご説明をした「スキーマ」が、この「自動思考」を生み出しているのです。

ということはマイナスのスキーマがあると、無意識のうちに自動で次から次へとマイナスな思考を生み出してきて、その結果マイナスの感情を増やすと言う事になっているのです。逆にプラスのスキーマがあればプラス思考を無意識のうちにどんどん生み出してくると言う事です。なので「プラス思考トレーニング」のように、毎日くり返して無意識に情報や感情、イメージなどを蓄積させることが大事になります。

そして自我が弱くなり脳の機能低下が起こると、このスキーマが表に出てきて、 より無意識で自動思考を増やしていきます。そうすると認知の歪みが更に増えて、周囲にも認知の歪みの影響を与えてしまうようになっていくのです。

このスキーマを修正すればよいのですが、そんな簡単な問題ではなく、下手に扱うと悪化することもあるので慎重に失敗しないように行わないといけないのです。

まずは見えない隠れた問題となるスキーマの実態を見つけるために、連想法を使ったり、 相手との関わりから自動思考を長期的に見て記録し根気よく見つけます。このスキーマを相手から感じ取れてしまう人はイメージしやすいのですが、それを相手に伝えても相手が自覚できていないので「勝手なこと言わないでよ!決めつけないで!」と言いたくなってしまうのです。目に見えないものですから、スキーマの全体像をはっきりイメージすることは難しいのです。

大事なのは、そのスキーマをの繋がりを無意識から引っ張り出して、本人に再評価させます。再評価する時に認知の歪みの10パターンに当てはまらないようなバランスの取れた解釈が大事なのです。

スキーマ療法⇒ https://kokorozawazawa.webin.jp/Schema.pdf

しかし、自我がしっかりしていない人に行う事は危険で、攻撃してきたり自傷行為などが起こることもあります。ですので自我をしっかりさせる事が大事なのです。つまり下手に無意識の領域へ足を踏み入れるものではないのです。ですので、無意識に踏み入れないで行う認知療法のほうが安全と言えます。自分自身の向上と気付きを増やしていけば安全に変化していけますね。

あがり症の方も「自動思考」を変えるという事が改善においてとても大事です。あがり症で悩んでいる方は「緊張のメカニズム」を理解してから「自動思考」も理解すると、理解が深まりますよ。あがり症を癒すには理解を深めることです。

コンビニで意識を失いそうな極度のあがり症が軽減した方法!あがり症のメカニズム!あがり症の克服には「条件反射の遮断」と「認知の歪みの修正」が重要!

あがり症の方は、こちらの記事も読んでみて下さい。

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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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