沖縄の警察署襲撃!暴動が起きる原因は隠蔽、そして起こす側の抑圧された被害者性にある!

1月27日の深夜、沖縄の警察署に数百人の若者が集まり、暴動が起きました。

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沖縄の警察署襲撃!何故暴動が起きるのか!?

《沖縄警察署破壊》生卵にロケット花火、壁には「しね」のラクガキも…暴徒と化した500人の少年たちが警察署を包囲 理由は「暴行“隠ぺい”疑惑」と「眼球破裂動画」 | 文春オンライン

「暴」と「法律・ルール・規則」、そして感染。

まず、暴動という言葉に「暴」があります。この「暴」がつく最もたるものは「暴走族」「暴力団」です。実際のところルールがあり、厳しい規則がありますから、本来の暴れる力が、一部、抑え込まれています(いました)。ルールや規則などの抑える力を、もし取り除いたらどうなるか、当然抑えられていた力は暴れ出します。もし今、世界中で法律がなくなったらどうなるか? 一部では、人間とは思えないほどの「鬼畜の所業」とも言える力が暴れ出して、溢れ返るでしょう。

「暴」を抑えるものが「法律・ルール・規則」ですから、「法律・ルール・規則」を超えるもの、それよりも大事なもの、重要なもの、そういうものがあれば「暴」が優先されることがあるのです。つまり、実際のところどうであるかは別として、警察は暴走族と間違えて目を失明させて、更には隠蔽しようとしている汚いやつだ!許せない!という強い思いや感情が、「法律・ルール・規則」よりも重要度の高いものになったのです。そして暴動が「感染」を通して起こるのです。

暴れる人たちは過去の被害者〜投影

そして、暴走族や暴力団をはじめ、不良に憧れる子供たちも含めて、暴れる力が強い側は「過去の被害者」です。未解決問題の被害者でもあるのです。どういうことかと言いますと、世の中には「性根が腐っている」「根腐れが起きている」と思うくらい汚い人間も”隠れているもの”です。そしてそういう悪賢くて汚いことを平気で出来るタイプは、必ずと言って良いほど「スケープゴート(身代わり・悪役)」を創るのです。その時にスケープゴートに選ばれてしまいやすいのが、不良になるような人たちなわけです。つまり不良は、加害者の部分もありますが、スケープゴート被害者でもあると言えます。

何故かというと、不良になってしまうタイプは、レッテルを貼られやすく、心に傷を負っていたり、虐待により脳の萎縮がある可能性があったり、何らかの「心の脆弱性」がありますので、要は、汚いことをしてすり替える側にとって「やりやすい相手(悪役にしやすい相手)」なのです。こうして過去において隅に追いやられたスケープゴートタイプが自分を守る為に別の場所で群れを形成する。それが一昔前なら暴走族や暴力団という形になることもあります。これも防衛的な集団心理です。

暴走族や暴力団ではなくても、心に傷を負った者たちが何らかの形で集まり、肩を寄せ合い生きるようになります。そのため、スケープゴートタイプの人たちの一部は、汚いこと、隠蔽を嫌います。例えば元不良の人が更生し、社会貢献活動をしていく中で、隠蔽体質な学校や教育委員会、その他の組織と闘うようになることがありますが、裏から嫌がらせを受けることもあります。隠蔽をする側は、裏から嫌がらせをしてくることもあるのです。つまり、本当に汚い人間というのは表社会に隠れていて、紳士淑女を装い善人ぶっていることがあり、善人ぶる為に、スケープゴートを創り、悪役に仕立て上げるわけです。

この紳士淑女を装い善人ぶっている者は、救世主妄想メサイアコンプレックスを抱えている可能性が高いです。その為、教育関係、心理関係、ボランティア、こういった場所に隠れていることもあります。善人のフリをするほど、心の奥に邪悪なものが蓄積します。本人は善人でありたいので邪悪さを認めることが出来ません。その邪悪さがスケープゴートに投影されるのです。そして誰かが悪役にされてしまうのです。

スケープゴートの人たちは、そんな彼らとは切っても切り離せない複雑な関係になるのです。つまり、スケープゴートタイプの過去の被害、それには救世主妄想メサイアコンプレックスを抱えていて、紳士淑女を装い善人ぶっている者から受けた被害の可能性があるのです。しかしそれは「未解決問題」です。そんなスケープゴートタイプの人の心には、「過去の未処理の心の問題」があります。

どういうことかというと、例えば「汚いことで嫌な目に遭った。だけどそれは隠蔽された。すり替えられた。誤魔化された。世の中は汚い。大人は汚い。腐っている奴がいる。」というような心の未処理未消化の問題。スケープゴートタイプは、こうした未処理未消化の心の問題を、大なり小なり何かしら抱えている人たちですので、その部分が刺激されてしまうであろう今回の沖縄の警察署襲撃事件。発端は、SNSを中心に、「自分の友達が警察官に目を警棒で殴られれ失明させられて、警察はこの事件を事故処理で済ませようとしている」という情報が流れて(拡散されて)、其々がこの件に自分の被害者(過去に隠蔽された等の何か)の部分を投影し、この話を信じて、怒りが出てきて(背後には本人が気づいていない悲しみなどがある)、感情の感染が起こり、暴動に発展したと考えられます。勿論、単なる野次馬も沢山いますが。

暴れる人は強がりたい人が多く、自分の弱さ(被害者の部分)を認めることが出来ず抑圧していることもある為、抑圧している被害者性が投影されやすいのです。他人を通して自分に共感しているような感じです。スケープゴートタイプは、自分のことでは怒らないけど他人のことで怒りやすい人もいます。このように自分の被害者性を抑圧している人は、今回の沖縄の警察署襲撃事件の発端となった失明させられて隠蔽された可能性のあることなどに怒りやすいのです。

隠蔽に怒る’ titlesize=18px titlepos=center titleicon=’icon-book-open’ titlepattern=2 bdsize=4 bdstyle=2 bdcolor=#f0e68c plx=’enter bottom delay 0.8s’]スケープゴートタイプの人たちは、レッテル貼り、汚い嘘、隠蔽によって傷ついてきた人が多いので、これに関することに怒りやすい。

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「隠蔽」が「暴動」を生む

「隠蔽」が「暴動」を生むのです。隠蔽に対抗する手段を持ち合わせていない子供たちが、一生懸命、優しい心を持った上での行動として暴動が起こるのです。行為自体はよくないことです。だけど気持ちはわかりますよね。心が綺麗な部分がある人たちだからこそ「隠蔽が許せない!」という気持ちにもなるのです。

暴れる力を抑え込むのが、脳の前頭前野です。前頭前野の力を超えるほどの問題、処理が出来ない問題、特に大人の隠蔽は汚いです。子供では太刀打ち出来ません。脳の前頭前野の発達のピークを迎えた後、まだまだ大人として前頭前野を鍛えていません。つまり、理性が弱いのです。更に機能不全家族の元で育っている人も多いと思いますから、一般家庭より前頭前野が育ちにくいのです。そうすると、暴れやすい子供になります。そのため、暴動という手段で「気持ちを強く訴えている」のです。

大人たちは、こうした「言葉にならない気持ち」を理解するように努めないといけません。汚いことをして隠蔽していると、その反発を受けるのです。表社会に腐敗があるほど、暴力団も増えます。そして表に隠れている腐敗を改善せず、その暴力団を封じていますが、それは更なる悪化を生み出すのだと思います。因みに表社会にある隠れた汚さを一番知っているのは裏社会の人たちだと思いますよ。

戦争を引き起こそうとするプロパガンダも、小さな家庭での暴力も、これを生み出す原因の1つとして機能しているものが「嘘」なのです。汚い嘘で隠蔽する……。そして暴れる。この2つの力がいつの時代も世の中を大きく動かしているのです。小さな家庭においても同じことです。汚い嘘や隠蔽、それは暴れる力を生みます。

宝島社の企業広告、、、記事から引用させていただきます。

「敵は、嘘。」[mfn]引用元:【宝島社企業広告】「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」1/7掲載 |株式会社 宝島社のプレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000795.000005069.html)[/mfn]

「嘘つきは、戦争の始まり。」[mfn]引用元:【宝島社企業広告】「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」1/7掲載 |株式会社 宝島社のプレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000795.000005069.html)[/mfn]

嘘というもの、思っている以上に、巡り巡って、形を変えて、何らかの暴れる力、最悪は戦争にまで繋がることなのです。機能不全家庭においても似たようなものです。暴力や虐待、そして虚言、嘘、混乱、こういったものが渦巻いています。

隠蔽でもなく、暴力でもない、別の方法で解決していくことが大切なことです。人間にとって必要なことは「誠実性」です。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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