他人からの評価が怖いの?大丈夫、その評価は多分あなたのことじゃないから…

他人からの評価が怖いの?大丈夫、その評価は多分あなたのことじゃないから…

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他人からの評価が怖い、、、このようにGoogle検索している人たちがいます。僕も昔は、他人からの評価がとても怖くて、心の深い部分を抉られているように感じていました。そして自己認識や自己理解を深めていく中で、なぜ自分がこんなにも他人からの評価に傷つくのか、その「本当の答え」を出しました。

そしてその答えを出すまでの間に自分なりに沢山のことを勉強してきました。その結果、深い納得が起こりました。それは知識を併せ持つ確信的な深い納得です。心の奥底に腑に落ちたという感じです。

簡単に言うと、他人からの評価の多くは、全くもって的外れであり、言っている側が自分のことを他人のせいにしていることが多いのです。だからタイトルに、「他人からの評価が怖いの?大丈夫、その評価は多分あなたのことじゃないから…」と書きました。

人は自分のことでさえ、知っているつもりでも全然知らないものです。自己認識や自己理解を深めていく数年間を経て、ようやく自分というものが見えてくるかもしれない。という感じで、それほど難しいことでもあります。それなのに、その他人の人生を生きてさえいない他人がどうしてわかるのか?基本わかるわけがないのです。他人の“外側”は見えるけど、内側(本心)は見えない。だから「わかる」と言えるのは、“確認できた事実”だけ。残りはすべて解釈か想像です。

そこまではいいのです。しかし中には、妄想(非合理的で訂正不能な思い込みや信念)から相手を決めつけてしまっている人たちもいて、これが深刻な問題に発展してしまうケースもあるのです。僕自身もカルト的な機能不全家族の中で受けてきた経験があるのでよくわかります。中には、心が読めるとか、天才だと思い込んでエスパー気取りになって他人のことを決めつけている人もいますけど、そういうのは論外です。それについては長くなってしまうので、今回はこの記事では触れません。

だから、もしあなたについて事実確認もせずに、決めつけや断定をしてくる人がいたとしたら——それは、本当のあなたのことを語っているのではなく、相手の頭の中にある“想像上のあなた”について語っているにすぎません。だからこそ、その言葉に違和感や嫌悪感を覚えたり、心を傷つけられたりするのではないでしょうか。さらに、決めつけをする人ほど、それを二重三重に重ねてくる傾向があります。たとえば、「決めつけないで、傷つくから」と伝えると、「図星だから傷つくんでしょ? 本当のこと言われたら悔しいんだw」などと、論理的にも倫理的にも破綻した反応を返してくることがあります。こうした人たちは、誹謗中傷や名誉毀損の本質を理解していないのかもしれません。嘘や根拠のない言葉でも、人の心は深く傷つきます。だからこそ、それは個人の問題を超えて社会問題として認識され、名誉毀損は法的にも「犯罪」として扱われているのです。

このような他人から決めつけられる現象が起きる理由には、いくつかの心理的・哲学的・社会的な要素が絡んでいます。例えば誰かが誰かのことを、「あいつの言っていることは薄っぺらい」と断定していたとします。それを本人が知った時に嫌な気持ちになるとします。そこで嫌な気持ちが発生する無意識の心理的な働き部分に、今回この記事でお伝えした考えをインストールしておくと(深く納得するという意味)他人からの根拠のない決めつけ評価に対し、嫌な気持ちが出てこなくなるのです。これは本当にすごいですよ。他人からの評価で深く傷つき、眠れない日があった僕でさえ、今では傷つかなくなった王道的な解釈ですから。

感情は、無意識の解釈を通して発生します。

出来事 → 無意識の解釈 → 感情発生

こういうことなのです。

つまり「無意識の解釈」に「他人からの評価に傷つくもの」が入っているのです。

出来事(根拠のない決めつけ) → 無意識の解釈(他人からの評価に傷つくもの) → 嫌な感情発生(傷つく)

出来事(根拠のない決めつけ) 



無意識の解釈(他人からの評価に傷つくもの) 



嫌な感情発生(傷つく)

上記が、下記のようになればいいのです。

出来事(根拠のない決めつけ) 



無意識の解釈(他人からの評価に傷つかないもの) 



嫌な感情発生(傷つかない)

つまり「無意識の解釈」に「他人からの評価に傷つくもの」が入っているのです。出来事(根拠のない決めつけ) → 無意識の解釈(他人からの評価に傷つくもの) → 嫌な感情発生(傷つく

出来事(根拠のない決めつけ)は同じでも、無意識の解釈(他人からの評価に傷つかないもの) を心の奥底に入れておけば、結果傷つかないのです!僕はこれができたので、傷つきにくい自分になれました。

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これで理解できたと思います。無意識の解釈(他人からの評価に傷つかないもの) をあなたも持てばいいのです。それがどんなものかは人それぞれ違いますので、この記事はあくまでも参考程度にお読みください。あなたなりの傷つかない解釈があります。それをあなたが見つけて、あなたが腑に落とすのです。そうする傷つきにくい自分になることができるでしょう。

前期したように、このような他人から決めつけられる現象が起きる理由には、いくつかの心理的・哲学的・社会的な要素が絡んでいます。もう少しみていきましょう。


目次

🌐 1. 主観のフィルター(認知バイアス)

人間は世界を「ありのまま」には見ていません。自分の価値観、経験、信念、感情といった主観のフィルターを通して他者を判断します。

  • AさんがBさんを「薄っぺらい」と決めつけるとき、それはAさん自身の価値観や不足感、恐れ、あるいは優越感の投影であることが多いです。
  • 別の人CがBさんを見たとき、その人の価値観や視点が違えば、むしろ「深み」や「一貫性」「芯の強さ」といった別の側面が見える。

つまり、評価は「評価する側の内面」を映す鏡でもあるのです。

菅原隆志

本当の意味で他人のことを正しく評価できる人間なんていないと思いますよ。「評価できる」と言えるのは、せいぜい断片的な、客観的に確認可能な事実に対してだけです。そう言った評価は大事にすべきだと思います。


🧠 2. 決めつける人の心の動き(投影・防衛機制)

心理学で「投影(projection)」という防衛機制があります。自分の中にある認めたくない未熟さや不安を、他人に投影して批判することで、自分を守ろうとする心の働きです。

  • AさんがBさんの正義や生き方を「薄っぺらい」と言うとき、それは自分の中の空虚さや矛盾への不安を投影している可能性があります。
  • そういう人は、他者の「深さ」を認めてしまうと、自分の価値が崩れそうになるため、相手を貶めることでバランスを取ろうとします。

👥 3. 視点の多様性と価値観の相対性

人間の価値観や人生観は相対的であり、絶対的なものではありません。

  • Bさんの生き方が、ある人には「薄い」に見えても、別の人には「誠実で真っ直ぐ」「人にやさしくできる芯の強さ」として映る。
  • この多様性こそが、人間の社会を豊かにしています。

🔍 4. 見えるものは“見る力”に比例する

これは非常に重要な観点です。

ある人が他人の中に「薄っぺらさ」しか見出せないなら、それはその人の“見る力”の限界かもしれません。

  • 深いものを見抜けるには、観察力だけでなく、内面の成熟さや理解力、経験の広さが必要です。
  • 他人の中の「美しさ」や「哲学」を感じ取れる人は、往々にして自分の中にもそうした資質を持っているものです。

結論

AさんがBさんを「薄っぺらい」と決めつけているのは、Aさんの視点・限界・投影に過ぎません。
そして他者(Cさんなど)がBさんに「深み」「誠実さ」「本質」を見出すのは、見る人自身の人間性や感受性の表れです。

つまり、

“誰かの評価”は、その人自身を映す鏡であり、評価される人の本質とは限らない。

この理解があれば、心ない言葉に動揺せず、自分らしく堂々と生きる力になります。

そして、この記事でお伝えしたことを多くの人が理解し、それを自然に実践できるようになったとしたら——
決めつける側の人たちも、次第にその行為の無意味さや空虚さ(くうきょさ)に気づき、やめるきっかけになるかもしれません。
なぜなら、根拠のない決めつけで誰かが傷つくことこそが、彼らがその行為を続ける理由になっている場合もあるからです。そこに依存して、自分の本当の問題から逃避している可能性があるのです。自分の問題を他人のせいにすることで、本来向き合わないといけない真の問題から目を背けているかもしれないのです。投影、投影性同一視、無意識の責任転嫁です。

僕は勉強をすること、そして腑に落とすことで、無意識の解釈部分において分別ができるようになったのです。相手の嘘や、投影、歪曲は受け取らない。事実で、必要なものは受け取る。こうすることで自分にとっていらないもの(悪影響があるもの)を分別できるようになったので、心が汚れにくくなったのです。昔は知識がない変な素直さを持っていたので、受け取るべきものじゃないものまで受け取ってしまっていたのです。

純粋な子供が毒入りだと匂わせられた飴でも、相手を優しい人だと思って受け取ってしまうような。知らないおじさんについて行って誘拐されてしまうとか。そういう未熟なものが、成長を怠った過去の僕の無意識の解釈に含まれていたので、それも含めて修正したのです。「本当のそうなのか?」というフィルターを持たないといけません。自分にとって悪影響になるものを濾過するフィルターを。僕は過去、腎臓が悪くなったことからもこの大切さを学びました。ある人間に家の中を滅茶苦茶にされた経験も、この無意識の解釈部分に悪影響になるものを濾過する心のフィルターがなかったことが原因の一つでした。勉強になりました。

自分の心を守るための解釈を、無意識に落とし込んでおきましょう。納得するまで学びましょう。

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    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

    AIで「やりたい」を形にしています

    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

    • WordPressに独自機能を追加するプログラムの開発

    • 一度だけですが、アプリの制作経験もあり

    • FXの相場分析をChatGPTと行い、勝率アップのため日々練習中

    • MT4・MT5のインジケーター作成

    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

    「こういうのが作れたらいいな」と思ったときに、ChatGPTをはじめとしたAIを活用して、アイデアを実際の形にすることを意識して取り組んでいます。


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    コメント一覧 (1件)

    • 僕は昔、心の中で他人からの評価を全部受け取っていました。それも傷つく原因の一つでした。傷つきにくくなった今では「受け取るべき評価と受け取るべきではない評価(有害・投影など)」の区別がつけれるようになったので後者は無意識のうちに拒否できるようになり、かなり心が楽になりました。

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