『わるものをさがすのを やめた日 ー リナが見つけた こころのほんとう』
マイ・ヒーリング・マンガ第1巻が、Amazonで読めるようになりました。
この作品は、サヨナラ・モンスターの新機能
「マイ・ヒーリング絵本」 を使ってつくった、フルカラーのヒーリングマンガです。
どんな物語?
海辺のまちにすむ女の子・リナは、学校でいじめにあい、
心がまっくらになるような日々を送っています。
こわくて、だれにも言えない。
その苦しさの行き場がなくて、
家では弟のタクをきつい言葉で責めてしまいます。
やがてリナは、自分の心の中に
- ざわざわするモンスター
- くろいかげ
がいることに気づきはじめます。
その奥には、「わかってほしかった」「こわかった」とふるえている小さな自分がいました。
このマンガは、
だれかを「わるもの」にするかわりに、
じぶんの心の中で何が起きているのかを見つめなおす
そんなプロセスを、物語としてやさしく描いています。
このマンガで大切にしていること
この作品がいちばん大事にしているのは、
すべてを「だれかのせい」にすることから、
少しずつ離れていけるような “心の土台” を育てること
です。
- 「自分が全部悪いんだ」と抱えこんでしまう子
- 「あの子のせい!」とすぐに怒りが向いてしまう子
どちらのパターンにも、
その裏側には「本当はこわかった」「さみしかった」という気もちがあります。
リナの物語を通して、
- どうして人のせいにしたくなってしまうのか
- そのとき心の中で何が起きているのか
を、少し安全な距離から眺めてもらえたら…
という思いでつくりました。
対象年齢・こんな方におすすめです
【対象年齢のめやす】
小学校中学年〜高学年(9〜12歳)ごろ
【こんなお子さんに】
- いじめ・からかい・クラス内トラブルを経験している
- きょうだいげんかが多く、「〇〇のせい!」とすぐ相手を責めてしまう
- つらい気もちをうまく言葉にできず、イライラやモヤモヤがたまりやすい
【まわりの大人の方に】
- 子どもの心のケアに関心のある親御さん
- 学校の先生
- スクールカウンセラー・支援職の方
巻末には「親御さん向け 読み聞かせ・読み解きガイド」も収録しているので、
マンガの場面を使いながら、子どもと自然に「心の話」がしやすい構成になっています。
どうやって生まれたマンガなのか
このヒーリングマンガは、もともと著者自身が、
「サヨナラ・モンスター」という方法で自分の心の問題に向き合い続けてきたことから生まれました。
- 過去のつらかった経験
- そこからの気づきや、心の成長のプロセス
- 心の記録として書いてきたことばたち
それらを土台にして、
心の記録 → 絵本・マンガの物語にまとめる
ために開発したのが、サヨナラ・モンスターの新機能
「マイ・ヒーリング絵本」 です。
プログラムそのものはAIの助けも借りながら組み立て、
今回の『わるものをさがすのを やめた日』は、
この「マイ・ヒーリング絵本」を使って生まれた最初のマイ・ヒーリング・マンガとなりました。
著者自身の体験や学びから生まれた仕組みを使って、
過去の自分とよく似た子どもたちに、
少しでも心がふっと軽くなる物語を届けられたら、と思っています。
Kindle版・ペーパーバック版のご案内
現在、Kindle版とペーパーバック版の2種類で読めます。
📘 Kindle版 『わるものをさがすのを やめた日』
・フルカラー固定レイアウトのマンガ版
- 価格:398円
- Kindleストア:
https://www.amazon.co.jp/dp/B0G4ML12D2
✨ Kindle Unlimited 会員の方は、読み放題でお読みいただけます。✨
📗 ペーパーバック版(紙の本)
・手元に置いて、何度も読み返したい方に
- 価格:1,300円
- 準備中
もっと詳しく知りたい方へ(LPのご案内)
作品の世界観や中面のイメージ、
「この本で得られること」「親御さん向けガイドの内容」などを
もっとくわしく知りたい方は、こちらのLPにまとめてあります。
👉 『わるものをさがすのを やめた日』LP(詳細紹介ページ)
https://bright-ms.net/warumono-yameta-hi
つらいとき、
「だれかをわるものにしたくなってしまう」心は、
きっと多くの子どもたちが一度は通る感覚だと思います。
このマンガが、
そんなときに本棚からそっと取り出して読める、
小さな「こころの灯り」のような一冊になればうれしいです。

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