今回は、「どうにでも取れる言い方、どうとでもとれるかのような言い回し、含みを残した言い方は意図の有無に関わらず嫌な気持ちになる人が多い。」ということについて書きたいと思います。
無いものをあると扱われると嫌な気持ちになる
このことを書こうと思ったのは、ツイッター上での、僕(「自分軸」で生きていこう!)のツイートに対して、「あるおたけ」という方が引用した文章を読んだ人が、こう思ったからです。
自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?
これを言われた時に、すごく嫌な気持ちでした。お金を盗んでいないのに「あなたはお金を盗んでいるんですか?」と言われたら誰だっていやな気持になる…のではないかと僕は考えています。
その、ツイートいうのは以下になります。
まず、僕のツイート。
僕のツイートに対して、引用した「あるおたけ」という方の文章です。
これを、見た人が、「自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?」と思ったわけです。そして、僕はそれを聞いて嫌な気持ちになりました。
なので、相手側(あおるたけさん)に、誤解させる意図がないにしても、誤解する人がいるので、「どうとでもとれるかのような書き方」はやめてほしい。というのが僕の考えですが、それは他人の自由ですから、僕がどうこうするものではありませんね。
この方に確認をしたところ「あなたのことではない」ということだったので良いですが、僕のことを公然の場で平気で嘘をついて周囲に思い込ませようとしているのならば、それは犯罪になる可能性もありますので、もし、そういう可能性があるのならば、はっきりさせたほうがいいかなと思って念のために聞きました。
ツイッターでアンケートをとってみた
相手が意図していなくても、「自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?」と嫌な気持ちになります。それが、僕の過剰反応かな?と思い、他の人は、「どうとでもとれるかのような言い回しで嫌な気持ちになるのか」を知りたく、ツイッターでアンケートをとってみました。
現時点(2017/11/18)では90%の人が、「どうとでもとれるかのような言い回しで嫌な気持ちになったことがあるか」に対して「ある」と答えました。やっぱり僕が過剰に反応しているわけではなかったのだとアンケート結果を見ても思います。
なので、「どうとでもとれるかのような言い回しは意図の有無に関わらずに出来るだけしないほうが良さそう」だというのが僕の考えになります。言葉って難しいので、僕自身も、人に伝える能力を高めていきたいなと思ったので、そのことを書きました。
「何が」「誰が」「どれが」というのは、誤解や勘違いを生み出さないためにすごく大事なことなんだなって思います。濁さず、明確にする。それがよいことだなと思いました。
心理学を知ったつもりの者が無いものをあると思い込ませる投影の悪用をする
投影の悪用に関しては、以下の2記事をお読み下さい。
これを今回の、「あるおたけ」という方に当てはめてみましょう。
こちらの方に対して、僕が「投影の悪用」をして、こう言ったとします。「あなたが、悪意をもって他人を仕向けるからそう見えるんですよ。真実を隠ぺいし、すり替えているからそう見えるんですよ。」と。この方は、そんなことを思ってもいない、してもないと思いますよ。
それなのに、投影の悪用でこんなことを言ったら相当傷つくでしょう。
投影の悪用は、本当に嫌な気持ちになるものです。そんな、簡単にその人の中にそれがあるなんてわかることじゃありませんよ。中途半端な勉強をして、心理学を知ったつもりの者が投影の悪用をするのです。本当に迷惑極まりないことですから、やめなくてはいけないと思います。「ないものをあると、権威を持って思い込ませる可能性」がありますから。怖いことです。
ハッキリと、「違う!」と言ったら「認めるのが怖いんですね。それを心理学では投影と言うんですよ」と言う。投影の悪用、または、妄想に囚われてしまった者が「その人の中にそれがあると思い込む」場合があるのです。
以下の引用も読んでみて下さい。
『投影』というのは とても奥深く 多角的に理解が必要なため、 熟練の心理職の方でも うっかり見逃してしまうこともある 難解なものです。
引用元:「それ、投影だよ!(怒り)」という逃げ、やめませんか?|【大阪・神戸・京都】人生改善屋 | 心理カウンセラー・セラピスト 堀池典代(ほりいけふみよ)
それなのに、「認めるのが怖いんですね。それを心理学では投影と言うんですよ」と言うのは、本当にやばいことです。
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