人がコンプレックスに関連した言動を自動的に行うのは、コンプレックス(複合的な感情の纏まり)が、まるで感情を食べる(吸収する)かのように自分にも他人にも類似感情を抱かせるよう仕向けるからです。嘲笑が酷い人もソレです。そして嘲笑が恐怖と共に連鎖する。コンプレックスは肥大化します。
だから、コンプレックスに餌を与えない(類似感情を作らない)ことが絶対必要になるのです。劣等コンプレックスなら劣等感を抱けば抱くほど、他人に劣等感情を抱かせるほどに酷くなり肥大化して深刻な劣等コンプレックスとなっていきます。肥大化させないために言動を徹底して変えることが大切です。
肥大化したコンプレックスは、無意識のうちに本人を自動的にコンプレックスに沿って動かすのです。無意識なので、本人はそれに気づいていません。気づいていないままコンプレックスに支配されているのです。
コンプレックスは肥大化しすぎると1つの人格を形成し本人を乗っ取るということです。まるで別人のように人が変わってしまった人は潜在意識(無意識)に肥大化しすぎた纏まりが急激に出来上がってしまった可能性があります。
質問・コメント