親から与えてもらっている時期は、現実を見ていない妄想世界を生きているようなものです。与えられるべきことをしていないのに与えてもらっていたから、その感覚が根付いています。しかし現実は自分で創っていき、やるべきことをやるからこそ、それ相応のものを獲得できるのです。それが無意識レベルでわかっていないから、「現実的にあり得ない餌」を見抜けずに食いついてしまうのです。
その餌に仕掛けられている釣り針は、時に人生そのものを奪ってしまうものです。例えるなら、他国が仕掛けてくるハニトラ+様々な脅し。これで政治家生命を奪われてしまい、一生傀儡(かいらい)として生きることとなる場合もあります。そうした傀儡が増えると傀儡政権となります。傀儡政権になると国が壊れます。今がまさにそうではないでしょうか。非現実的な餌に食いついた結果です。
心理的に成長してくると、心理的な意味での親(心の中の小さな自分に与える親)になっているので、昔に実際の親から与えられていた「現実的にあり得ない餌」に興味を示さなくなるのです。だから食いつかなくなります。食いつかなくなれば罠にかかる可能性も減ります。この理解ができれば罠を仕掛けてくる他国が悪いというよりも、本当の敵は個々の中に、己の中にいるものだとわかるのではないでしょうか。
与えてもらうことばかりだと、自分を不幸にします。
傀儡(かいらい)
・本来は糸で操る人形のこと。
・比喩的に、名目上の権限はあっても実権を他者に握られ操られる人・組織。
傀儡政権
・国内外の特定勢力に支配・干渉され、独自の意思決定ができない政府。
・形式上は独立でも、重要政策や人事が背後勢力の意向で決まる体制。
これは家庭においても大事なことで、親が傀儡になるとその悪影響が家庭内に侵食してきます。僕が育った家庭も親がこの傀儡な部分もあったため、毒が家庭に入り込んできてカルト的機能不全家庭となり、子供たちがおかしくなり出して、その中で僕はその毒に抵抗していた、、、という感じでした。
詐欺師やカルトが家庭に侵食し始めたことにも気づかないようでは、親失格です。その侵食を見抜けずジワジワと食われていった家庭の末路は悲惨なものですよ。当然未処理の心理的な問題を沢山抱え、それさえも気づかない状態になるので、酒などに溺れるようになることが多いです。逃げて誤魔化す。
そんな中で過去の僕のように、それらの問題を直視して、それぞれに問題提起をすると、狡猾な攻撃を仕掛けてくる場合がありますが、それは裏を返せば彼らの恐怖でもあるのです。本当の敵から目を背けて回れ右をして逃げて誤魔化しているのです。本当の問題と向き合う勇気を持たないといけません。
僕が知っている人で、傀儡になり、家庭を生贄にした人間たちの末路は皆、悲惨な結果。長い時間が経ち、一人は心が壊れ30代でオムツ生活。他、薬物、アルコール中毒、精神の病、本当の問題から逃げ続けた者たちは壊れてしまいました。
恐怖の奴隷ではなく、恐怖に抵抗する真の勇気を持ってほしい。

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