心が乱れる原因は外部からの刺激です。刺激(情報)によって五感に作用して自分の感情や心に変化が起こります。その変化が、本当の自分にとって相応しくないものが多いことで、自分の心の中に「本当の自分のもの」と「そうではないもの(本当の自分のものではないもの)」が入れ乱れて、自分の心が乱れた状態になります。逆に、心が乱れていない状態は本当の自分の思考や感情などで満たされていて整っている状態です。心が乱れているというのは、思い悩んでいるということであり、本当の自分が流され、そこに自分が以外の考えや価値観などが入り込んでしまって、自分でそれらを排除することが出来ずにいます。
心を整えるということは、本当の自分以外のものを自分の心の中から排除して、本当の自分のものだけで一貫性を持たせるということです。自分の心の中に他人のものが増えてしまうから心の中で矛盾が増えてしまうのです。現代では、SNSやニュースなどから絶えず情報が入り込んでくる時代です。その多くはネガティブなものです。そして本当の自分の考えや感情がブレてしまうような情報も大量に流れ込んできます。そういった情報からの刺激によって、自分の心が絶えず変化しています。無意識のうちに変化しながら他人のものが自分の中に多く入ることで心の乱れが無意識のうちに増えてしまうのです。そんな自分以外のものを排除して、自分の心を整えていくことが、本当の自分を生きることに繋がっています。
人間は成長すればするほど精神を整えていこうとします。逆に成長を放棄して、悪いことや汚い嘘を平気でつくようになると、精神を乱すことを無意識のうちにやり出します。機能不全家族には精神を乱そうとする人が多いです。無意識のうちに乱して誤魔化しているのです。また搾取するにも乱れている方が搾取する側にとっては好都合なので乱すことを好みます。そして乱れた環境では、真面目な人がうつになりやすく、やる気が出てこなくなります。そんな呪いを解除するにはどうすれば良いのか。それを解決する2冊が下記になります。
この方法で「自分の感情」と「周囲の情報」に結びつけていけば良いのです。それが多ければ多いほど流されにくくなります。イメージとしては「船の錨(いかり)」です。心の錨を下ろして、自分で自分の心を安定させて、その上で「自分の感情」を創り出していけば良いのです。これが自分の目的に沿ったものであれば、自分の心は乱れにくくなります。自分の心に錨を下ろして、自分の感情を創って目的達成の為の努力をしていきましょう! それが上手くいっていると心が整った状態になります。
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