親がメサイアコンプレックスで、何らかの団体に加入しているなら、その団体での活動等がメサイアコンプレックスを肥大化させている可能性も考えられるので、一度、その団体から抜けて(抜けさせて)様子を見てみるのも良いかと思います。もしかしたら、その団体を抜けることでメサイアコンプレックスが小さくなっていく可能性もあるからです。団体が悪いという話ではなく、相性が悪い可能性もあるのかもしれません。
宗教団体を抜けた親が良くなっていった
例えば僕の親の場合は、宗教団体を抜けてからメサイアコンプレックスによると思われる凡ゆる問題が小さくなっていき、人格が少し正常な方に戻り出しました。つまり僕の親にとっては宗教団体での活動がメサイアコンプレックスの肥大化に深く関係していたと思われます。宗教団体に加入していた頃の親は、自分の給料を一切自分のことに使えず献金をしていました。自分の服を自分のお金で買うことさえも出来ない状態になっていたのです。それさえも悪いことかのように思って、それよりも献金を大切にしていたのです。献金をして、1日もかかさずにお経を唱え続けることが幸せになる絶対的な道だと盲信していたのです。親は宗教依存症でした。そんな頃の親は親切の押し売りも酷く、「メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)」に書いた「メサイアコンプレックスの人の特徴」にかなり当て嵌まっていました。
つまり、自分を大切にしてもいいと思えるようになった親は、メサイアコンプレックスが小さくなっていったのです。そのことをお伝えしたくて、「メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)」を書きました。さっき見たら、高評価が掲載されていました! 15万文字も書いてかなり長くなったのですが、読んでもらえて嬉しいです!
メサイアコンプレックスとセルフネグレクト
「メサイアコンプレックス」と「セルフネグレクト」には関係があります。「セルフネグレクト」をやめることが出来るとメサイアコンプレックスも小さくなっていくと思います。自分を大切にしてほしいと思います。親がメサイアコンプレックスで、何らかの団体に加入しているなら・・・それは恐らくは深い苦しみを抱えていると思います。そして救われたいが為に誰かを救おうとします。それはそれだけ苦しみを抑圧しているということなのです。そんな親の苦しみへの理解を深めていくと、どうすればよくなっていくか少しずつわかると思います。メサイアコンプレックスを抱えている人が、本当の自分を大切にして生きれるようなサポートをしてあげると、きっと良くなるはずです。簡単なことでは無いけど、自分を大切にしてもいいんだと思って、それが出来るようになってきたら、人は良くなっていきます。覚えておいてほしいことは、コンプレックスとは、心の傷を核とした複合的な感情の纏まりです。詳しくは本に書いていますが、深い心の傷を抱えているのです。その心の傷を癒すことがメサイアコンプレックスの解消へと繋がるのです。
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