この記事の目次
人間は厳しさの中で誠実に育つ
人間は厳しさの中で誠実に育ちます。
勿論、厳しさだけではダメですが、厳しさがないとダメな部分もあるのです。
(厳し過ぎてもダメで、バランスが大切)
溺愛の問題点:親の生ぬるい溺愛とその結果
親の生ぬるい溺愛は子供の精神活動を狂わせて腐らせてしまうこともあるのです。そうやって育った子供は、恨みがましくなったり、逆恨みをしたり、必要以上に被害感を感じるようになってしまったり、洗脳やマインドコントロールが得意になってしまうこともあるのです。それに関係していると僕が個人的に思う事件が、北海道札幌すすきの「殺人首切り事件」です。これは甘やかしすぎた結果、親が子供に支配された典型であると僕は思っています。勿論それだけではなく様々な要因が絡んでいるものですが。親が弱くなった現代では、子供に逆に支配され操作されて、手のひらの上で転がされているケースも増えていると思います。
ソースの引用:関連記事とその解釈
下記の引用文をお読み下さい。
父親の親族は「溺愛も溺愛、ひどいんだ。精神科医として、患者には神様みたいな人だったそうだが、子供には生ぬるい溺愛でした」
1引用文献:すすきの「殺人首切り事件」奇妙すぎる親子関係!玉川徹「何かを守ろうとしたのか」: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】(https://www.j-cast.com/tv/2023/07/26465885.html?p=all)
下記の3記事も。
「家はゴミ屋敷」「お父さんは車内でカップラーメンを」 札幌・首切り事件で浮かび上がる「容疑者家族」の異様さ(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
家族3人の役割分担は…田村瑠奈容疑者が親子の主従関係をにぎっていた可能性と専門家 ススキノ首切断事件(HBCニュース北海道) – Yahoo!ニュース
ススキノ首切り殺人は娘を守るためか復讐か…被害者とのトラブルの中身、瑠奈容疑者の祖父は「襲われた」 – 記事詳細|Infoseekニュース
これは、娘に支配されていたと思います。
厳しさがもたらす恩恵:自身の体験からの学び
僕のように厳しく育つと、上記の事件を起こすような異常性は基本的には生まれにくいのです。厳しさの中で育つと、生ぬるい考え方をしない(する余裕も時間もない)から、腐りにくいのです。13歳の頃は、ご飯もまともに食べられず、まともに寝る場所もなく空き家とか廃旅館などで寝たりしていました。そしてその後、暴走族という厳しい環境を経験しました。上下関係が厳しくて、細かい決まり事は色々ありました。例えば先輩からの電話は寝ていても出ないといけない。髪型は強制パンチ(パンチマーマ)、時間は絶対、暴走族の集会も絶対、時間に遅れたとある後輩はヤキを入れられて内臓破裂とか。そういった、ある程度の見せしめがある中での細かい決まりです。暴走族の集会中に死ぬ人とかもいました。
厳しさの必要性の再確認:厳しい環境での育ちの影響
そういう厳しい環境は暴力や犯罪を除いて良い面もあるのです。それは何かというと心が腐らないということです。勿論暴力や犯罪はダメです。それは別としての話です。中には腐ってしまって異常な事件を起こす人もいますが、暴走族を経験した人間にはそれが少ないのです。僕が知る限り暴走族をやっていて動物を殺したり酷く虐めたりした人を見たことがありません。逆に、動物、お年寄りに優しくしろとか言う人も少なくありませんでした。厳しい環境だと根が腐らないのです。根が腐ってしまうのは、生ぬるい溺愛の中で育った人間です。このタイプは恨みがましく、呪いタイプになりやすいのです。ネットで誹謗中傷を長年繰り返すのもこの呪いタイプが多く、このような加害者は、坊ちゃんタイプの永遠の赤ん坊が多く、本当の厳しさなどを経験して育っていない可能性が高いのです。
こういった厳しさは必要ありませんが、ある程度の厳しさを何らかの形で経験しておくことは重要だと思います。
少年院での経験:細かい決まりと矯正教育
人間は厳しい環境で細かい決まりを守っていると、人間性が腐りにくいのです。だから少年院という矯正教育の場は「細かい決まりだらけ」なのです。それで矯正されていきます。僕自身も少年院という健全な環境で更生することが出来たので、厳しさの大切がよくわかります。勿論、厳しさだけでは悪化します。僕が子供の頃の少年院で変われたのは、厳しさによって変われたのではなく、「厳しさ」に「理解」「共感」「心からの心配」「愛情」が内包されていたことを感じたからです。だから信じてみたいと思って、それで変われたのです。もしそこに厳しさがなく、「理解」「共感」「心からの心配」「愛情」だけだったとしても変われなかったと思います。「理解」「共感」「心からの心配」「愛情」が厳しさの中に内包されていたからこそ、本物を感じたのです。
結論:厳しさと愛情、共感のバランスの重要性
「親の生ぬるい溺愛」が直接的な原因ではないと思いますが、一因であると思います。
1、厳しさ
2、「理解」「共感」「心からの心配」「愛情」
「1」と「2」の両方が大切だと思います。
ChatGPT4.0の意見:親の生ぬるい溺愛の悪影響
ChatGPT4.0の意見
菅原隆志より:子供がコントロールする側に
親の生ぬるい溺愛によってコントロールされた子供は、それを受けて覚えて、逆にコントロールする側になる場合もあると思います。
ChatGPT4.0の意見:
ChatGPT4.0の意見
関連過去記事:厳しさに関する記事
厳しさは、人間を誠実に、そして心を清浄する働きがあります。甘やかしすぎたり、溺愛などを増やすと、異常な加害者や事件が増えます。そこらへんを勘違いして子供達を狂わせて腐らせると、10年後20年後にどうなってくるのか? その結果が出てきます。昨今では異常な事件が増えていますが、まさにそれが2000年頃から甘やかしを増やした結果であると、僕は思っています。それに気づかないで勘違いした道に全体で進めば進むほど、異常な事件も増えてきます。これも成るように成っていて、起こるべくして起こっているのです。
脚注リスト(引用文献・参考文献)
- 1引用文献:すすきの「殺人首切り事件」奇妙すぎる親子関係!玉川徹「何かを守ろうとしたのか」: J-CAST テレビウォッチ【全文表示】(https://www.j-cast.com/tv/2023/07/26465885.html?p=all)