
今回は、「どうにでも取れる言い方、どうとでもとれるかのような言い回し、含みを残した言い方は意図の有無に関わらず嫌な気持ちになる人が多い。」ということについて書きたいと思います。
無いものをあると扱われると嫌な気持ちになる
このことを書こうと思ったのは、ツイッター上での、僕(「自分軸」で生きていこう!)のツイートに対して、「あるおたけ」という方が引用した文章を読んだ人が、こう思ったからです。
自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?
これを言われた時に、すごく嫌な気持ちでした。お金を盗んでいないのに「あなたはお金を盗んでいるんですか?」と言われたら誰だっていやな気持になる…のではないかと僕は考えています。
その、ツイートいうのは以下になります。
まず、僕のツイート。
こういったケースもないことないですが、その逆もあります。子供の理解力の無さ、説明力の無さ、記憶の曖昧さを悪用した悪質なモラルハラスメントの加害者は、「子供の主張する事実」を「思い込み」や「勘違い」だと上手くすり替える許してはいけない加害者もいます。これは許してはいけない。 https://t.co/PIezPC8PUU
— 本当の自分を生きていく (@plus97521166) November 16, 2017
僕のツイートに対して、引用した「あるおたけ」という方の文章です。
他人を仕向けるのも悪質だけど、真実を隠蔽し、すり替えるのも本当悪質だわ。これを考えながら人と付き合うと本当に疲れるんだよな。まじ寝込むわ。 https://t.co/4ZbMXwklJj
— あるおたけ (@barbaffis) November 16, 2017
これを、見た人が、「自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?」と思ったわけです。そして、僕はそれを聞いて嫌な気持ちになりました。
なので、相手側(あおるたけさん)に、誤解させる意図がないにしても、誤解する人がいるので、「どうとでもとれるかのような書き方」はやめてほしい。というのが僕の考えですが、それは他人の自由ですから、僕がどうこうするものではありませんね。
この方に確認をしたところ「あなたのことではない」ということだったので良いですが、僕のことを公然の場で平気で嘘をついて周囲に思い込ませようとしているのならば、それは犯罪になる可能性もありますので、もし、そういう可能性があるのならば、はっきりさせたほうがいいかなと思って念のために聞きました。
ツイッターでアンケートをとってみた
相手が意図していなくても、「自分軸さんって、真実を隠ぺいしているんですか?」と嫌な気持ちになります。それが、僕の過剰反応かな?と思い、他の人は、「どうとでもとれるかのような言い回しで嫌な気持ちになるのか」を知りたく、ツイッターでアンケートをとってみました。
どうとでもとれるかのような書き方や言い回しで、
嫌な気持ちになったことはありますか?— 本当の自分を生きていく (@plus97521166) November 17, 2017
現時点(2017/11/18)では90%の人が、「どうとでもとれるかのような言い回しで嫌な気持ちになったことがあるか」に対して「ある」と答えました。やっぱり僕が過剰に反応しているわけではなかったのだとアンケート結果を見ても思います。
なので、「どうとでもとれるかのような言い回しは意図の有無に関わらずに出来るだけしないほうが良さそう」だというのが僕の考えになります。言葉って難しいので、僕自身も、人に伝える能力を高めていきたいなと思ったので、そのことを書きました。
「何が」「誰が」「どれが」というのは、誤解や勘違いを生み出さないためにすごく大事なことなんだなって思います。濁さず、明確にする。それがよいことだなと思いました。
心理学を知ったつもりの者が無いものをあると思い込ませる投影の悪用をする
投影の悪用に関しては、以下の2記事をお読み下さい。
【心理学の投影の悪用】「あなたの心がそうだから、そう見える」や「目の前の相手は、あなたを映している鏡」は、ちょっと言葉は悪くなりますが、それは「投影バカ」、または、ハラスメントです。
これを今回の、「あるおたけ」という方に当てはめてみましょう。
他人を仕向けるのも悪質だけど、真実を隠蔽し、すり替えるのも本当悪質だわ。これを考えながら人と付き合うと本当に疲れるんだよな。まじ寝込むわ。 https://t.co/4ZbMXwklJj
— あるおたけ (@barbaffis) November 16, 2017
こちらの方に対して、僕が「投影の悪用」をして、こう言ったとします。「あなたが、悪意をもって他人を仕向けるからそう見えるんですよ。真実を隠ぺいし、すり替えているからそう見えるんですよ。」と。この方は、そんなことを思ってもいない、してもないと思いますよ。
それなのに、投影の悪用でこんなことを言ったら相当傷つくでしょう。
やってもいないことをやったと言われることほど腹がたつものはない。
1番嫌なのは嘘つきの言うことを鵜呑みにして決めつけてくる周りの人間!
確認もしないで片方の言うことを信じて、こっちが違うと反論すれば逆に嘘つき呼ばわりしてくるし。
こういうことに恐怖を感じてた。— 本当の自分探し (@Tell_Plus7) November 16, 2017
投影の悪用は、本当に嫌な気持ちになるものです。そんな、簡単にその人の中にそれがあるなんてわかることじゃありませんよ。中途半端な勉強をして、心理学を知ったつもりの者が投影の悪用をするのです。本当に迷惑極まりないことですから、やめなくてはいけないと思います。「ないものをあると、権威を持って思い込ませる可能性」がありますから。怖いことです。
ハッキリと、「違う!」と言ったら「認めるのが怖いんですね。それを心理学では投影と言うんですよ」と言う。投影の悪用、または、妄想に囚われてしまった者が「その人の中にそれがあると思い込む」場合があるのです。
以下の引用も読んでみて下さい。
『投影』というのは とても奥深く 多角的に理解が必要なため、 熟練の心理職の方でも うっかり見逃してしまうこともある 難解なものです。
引用元:「それ、投影だよ!(怒り)」という逃げ、やめませんか?|【大阪・神戸・京都】人生改善屋 | 心理カウンセラー・セラピスト 堀池典代(ほりいけふみよ)
それなのに、「認めるのが怖いんですね。それを心理学では投影と言うんですよ」と言うのは、本当にやばいことです。