問題から逃げると問題が大きくなることもある
時には、勇気を持って「なにくそ根性」で困難に立ち向かうことも大事なことです。問題は逃げれば逃げるほど写真のように坂の上から転がって追いかけてきて、問題が大きくなることがあります。そんな時は問題に向き合って勇気を持って「なにくそ根性」で困難に立ち向かうことで解決できることもあります。
10歳前後で勇気が挫ける
私たち人間は個人差はありますが、皆、小学校5年生頃(約10歳前後)に勇気がある程度挫けています。もし勇気がまったく挫けていないと言う方がいましたら、自分の信念を貫いて殺されても貫けるかどうか考えてみて下さい。とても難しいことだと思います。
自分を貫き通すということは出来ないものです。そして子供が大きくなるにつれ自分を通したままではいけなくなります。つまり、染まらないと生きていけないから小学校5年生頃(約10歳前後)に勇気がある程度挫けて、環境に迎合したり、親や学校の価値観を受け入れていくのです。
他者の価値観や感情や自分のものだと信じ込む
そして、本当の自分を見失っていき、本当の自分を見失ったことを徐々に忘れていき、他者の価値観や感情を自分のものだと信じて疑わない状態になっていくのです。
勇気が挫けてしまう事で本当の自分ではないものを自分だと思い込むようになって無自覚で他者の人生を生きるようになります。これが恐怖への同一化です。
本当の自分を自分で取り戻すのが人生
無自覚で他者の人生を生きるようになって、そこからが人それぞれ違って、苦しみ、悩みながら本当の自分を取り戻して自分の人生を勇気をもって進んでいる方もいれば、挫けたままの方もいます。
そして、それぞれに起こる困難は比べようの無いものですから、誰が強いとか弱いとかいった比較はしないようにしましょう。大事なことは自分の力で自分を救い出すことです。それが本当の自分の道になります。
恐怖への同一化
子供であればあるほど無意識(潜在意識)に近い状態です。そして無意識は人の本音部分です。しかし本音部分だけを出し続けて生きる限界が平均的に小学校5年生頃(約10歳前後)なのです。
一昔前で言えば、先輩に敬語を使わないといけなかったりして、それでも刃向うと危険な目に合ったり、極端ですが最悪死んでしまう人間関係もあります。そんな中、恐怖の対象である先輩の感情や価値観を受け入れて、それを自分のものだと信じ込んで恐怖へ同一化します。
そして、徐々に、その恐怖への同一化をした相手の感情や価値観を本当の自分のものだと信じて疑わないまでになります。そうなると本当の自分を生きているつもりが、他者の人生を歩んでいるので、当然、人生は上手くいかなくなります。家庭をもっても、うまくはいきにくいのです。
他者の人生を生きているから問題が起こってくる
他者の人生を生きているから問題が起こってきます。そんな中、色々学び、成長しながら「なにくそ根性」を持って自分を取り戻していくのが人生の醍醐味です。
しかし、あまりにも困難が多く続き勇気が挫けて心が折れてしまうと、少しの間なら良いのですが、困難は待ってはくれないのでどんどん困難が押し寄せてくるようになります。そこで大事なのが「勇気となにくそ(何糞)根性」です。
つまり、起こってくる問題を乗り越えるたびに、過去に見失った本当の自分の道へと入っていけるということです。
勇気は不安や恥などに信念を持って貫いて進む心
勇気とは「恐怖や不安や恥などに信念を持って貫いて進む心のこと」です。
なにくそ(何糞)根性とは困難や壁にぶつかった時に「負けてたまるか!」という思いを奮い立たせる自分の心の奥の根(無意識)の部分にある本音です。
生きていれば避けることのできない困難や壁に、「負けてたまるか!」という心で貫くことが、時には人生において必要なことです。
勇気が挫けているとどうなるか
勇気が挫けて心が折れていると「負けてたまるか!」というなにくそ(何糞)根性が出てきません。そうすると、どうなるのか?以下の画像を作成しましたので見て下さい。
はい、顕在意識とは私達が今自覚している意識の事です。潜在意識は無意識の事で自覚できない部分になります。その自覚の出来ない無意識にマイナスの感情が溜まってしまうのです。そうすると、心の病になったり、コンプレックスが形成されたり、自動でマイナス思考が浮かんできたりとマイナスなことが多くなるのです。
赤い画像のほうは「勇気が挫けてなにくそ根性が無い場合」ですが、画像を見ると分かるように潜在意識(無意識)にマイナス感情がたくさん入ってしまい、同じ感情がグループになっています。これをコンプレックスと言います。コンプレックスとは複合的な感情の纏まりの事で、赤い画像の右下の丸い部分は劣等感の纏まりですから「劣等感コンプレックス」です。劣等感自体はそれに向かっていけば健全なのですが「勇気が挫けてなにくそ根性が無い場合」潜在意識(無意識)に入り込んでしまうので劣等コンプレックスは不健全なのです。劣等感は健全、コンプレックス(感情が纏まると)不健全になる。という事です。
勇気をもってなにくそ根性で立ち向かうとどうなるか
次に青い画像を見て下さい。色々なマイナスや苦しい場面で「勇気を持って、なにくそ根性で立ち向かっている」のでマイナスを跳ね除けています。そのお蔭で潜在意識(無意識)に、マイナスや毒や劣等感などは殆ど入らずに「楽しい」とか「幸せ」とかいうプラス感情が溜まってプラスのコンプレックスが形成されています。
理想は青い画像です。このようにプラスのコンプレックスが形成あれると人生は無意識で楽しいことが増えて無自覚のうちに幸せになりやすくなるのです。
人は戦っても良いし、敵もいるものです。大事なことは、時にはなにくそ(何糞)根性を持つことと、挫けた勇気を取り戻し、一つ一つ、勇気を持ってなにくそ(何糞)根性で困難に立ち向かっていくことが人生において必要なことだったのです。
他者との比較は不要です。自分の人生の課題を一つずつクリアしていけば良いのです。その為には「コノヤロウ!」という気持ちを持つことも大事な場合もあります。
あなたの勇気は
ちゃんと心の奥にあります。
その勇気は挫けただけで
最初からあるのです。
ですから勇気は作るものではなく
取り戻すものです。
以下の音声も聴いてみてください。
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