尖端恐怖症(先端恐怖症、せんたんきょうふしょう)とは、ハサミや、鉛筆、針、ナイフ、カッターなど先端が尖った物が視界に入ると、強い精神的動揺が起きて、身体にも一時的な変調をきたす神経症の一種のことです。鋭く尖っていない指やペンなどを向けられても反応してしまう場合もあります。
これは、何故先端が怖いか?
ある女性が先端恐怖症で、どのような無意識的な態度をするのか見ていました。
そうすると、興味深いことに先端恐怖症の女性自身が、いい気になっている場面で喜んでいるかのように相手に先端を向ける行動をとっていたのです!
おかしい…
先端が怖いはずの人が、何故、他者に先端を向けるのか。
そう、先端で相手に精神的ダメージや、精神的圧迫感などを与えることを目的としている卑劣な行為を持っているから、怖いのです。人は鏡ですから。
この女性は幼少期などに親が食事中に怒りだし、箸を目に向ける行為、食器などを投げつけてきたり、箸やフォークが目に刺さりそうになった事があって怖かったと言っていました。
そして『あなたが自分がされたら怖い先端を向けることを、ほら人にもやってるよ?』と言うと
『はっ‥‥!!!』と言う感じで気づきました。
自分が無意識にやっていたことを気づいていなかったようです。
そして、親が行っていた先端で相手に精神的ダメージや、精神的圧迫感などを与えることを目的としている卑劣な行為を真似して自分も同じことをしていたのです。
自分が実は先端で相手に精神的嫌がらせを同じように人にしているものだから、未だに怖いというわけです。
先端で相手に精神的ダメージや、精神的圧迫感などを与えることを目的としている卑劣な行為だとしっかり認知して、
親から卑劣な行為を受け継ぐことをやめなければいけません。
親に依存しているので、親の先端で精神的嫌がらせを受け継がなくてはいかなくなるのですから。
親への精神的依存を捨てることで、先端恐怖症も消えるでしょう。
その為に大事なことが自己肯定感を育むこと、認知の歪みを気づきで修正し、行動していくことです。
この女性は先端恐怖症が改善する第一歩を掴んだようです。
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