サイコパスのマインドコントロールの感覚を味わえる映画があります。それが「死刑にいたる病」です。
公式サイト(https://siy-movie.com/)
巧妙なサイコパスの沼へと引き摺り込まれる
この映画はとても良かったです。僕が個人的に関わった過去の人物の中にサイコパスだと思われる人物がいます。その人物は演技が上手くて次から次へと周りをマインドコントロールしていきます。そして誰かを悪者に仕立て上げる能力に長けている為、サイコパスが被害者を演じ、周囲のトラウマなどを抱えて心が弱っている者が悪者に仕立て上げられて立場がすり替わっていきながら巧妙なサイコパスの沼へと引き摺り込まれていきます。そういった感覚を何となく味わえるのがこの映画です。まだ見ていない人は良かったら見てみて下さい。【広告】「無料トライアル実施中!<U-NEXT>」で「死刑にいたる病」と検索すると観れます。
とてもよく出来た映画で、サイコパスと関わっているこんな感じで引き込まれていくんだ、、、というのがわかります。
サイコパスは専門家さえも欺ける
サイコパスは、心理学者や心理カウンセラーさえも欺いてしまう場合があります。傍から見ると、「とても魅力的な人」「優しい人」「良い人」「気の弱そうな人」「弱者」に見えます。「メサイアコンプレックスの本(Messiah complex)」でお伝えした「魔の三角関係」も、サイコパスの沼の1つです。(https://note.com/s_monster/n/ne93423842e27)でお伝えしたように、メサイアコンプレックスの持ち主は、統合失調症や双極性障害の可能性(国際双極性障害財団より)があります。つまり、サイコパスが、弱者に成りすまして、騙されやすい統合失調症のメサイアコンプレックスの持ち主を掌の上で転がして翻弄して、サイコパスの沼へと引き摺り込んでいる可能性もあります。
まさかこの人が!? と思うような人がサイコパスの可能性もあるのです。お気をつけ下さい。サイコパスは、誰かに自分の正体を気づかれたことに気づいた時に、気づいた人に水面下から攻撃を仕掛けたり、陥れようとすることもあるので、それと戦っているうちに、怒り、悲しみ、憎しみ、痛みから、自分まで相手の異常性に染まり出してしまうことがありますので、自分を客観的に見ることを忘れてはいけません。
怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけるがいい。 長い間、深淵をのぞきこんでいると、深淵もまた、君をのぞきこむ。
フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)の言葉
サイコパスの沼に引き摺り込まれている過程では、その者も、周囲の者も気づけませんので。気付けるのは一部の人間です。いとも簡単に人を操り、それを楽しんでいるのがサイコパスです(サイコパスが皆そうというわけではない)。
※この話は、至る所にある話ではありません。ごく稀な話ですので、鵜呑みにして、安易に思い込んで「あいつはサイコパスだ!」などと訳のわからない思い込みを持たないようご注意下さい。日本人の専門家はこういったサイコパスに詳しい人が少なく(理解出来る人が少ない)、アメリカのなど海外の専門家などに詳しい人が沢山いますので、興味ある方は、海外の文献などを読み漁っていくと良いと思います。
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