一人の人間を二度殺す能力が無意識裡の心理的ネグレクトの力。無意識のうちに親が子供の存在を無視するということは子供の心を殺すということ。

悪者扱いされる人が一番の被害者――「精神拷問レベル」の家庭内スケープゴート
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無意識裡の心理的ネグレクトとは

『私は、自分が無意識にやっているかもしれないことに気づくきっかけとなるためにも、ネグレクトの項目に「無意識裡の心理的ネグレクト」を入れるべきだと思います。
意味は、「無意識のうちになされる心理的放置」「心の食物であるストロークを与えないこと」。
行動としては、「相手の気持ちを聴こうとしないこと」です。』

上記は家族カウンセラー中尾英司さんの言葉


この本は是非読んでいただきたいと思います。

無意識裡の心理的ネグレクトを批判したい方は、無意識で自分の悪事がばれるのが怖いから、批判したくなる場合もあると思います。無意識裡の心理的ネグレクトは無意識のうちにやってしまうので批判したくなる裏には「核心につかれた焦り」がある場合もあります。

分かってほしいことは、この記事はそういった無意識裡の心理的ネグレクトをしている人を吊るし上げようという内容ではなく、その人もまた一人の傷ついた人間なので自分の傷を理解して癒して変わってほしいと思って書いています。

ここからが本題ですが、無意識裡の心理的ネグレクトを行う人の多くは「妄想が強い」ことが分かってきました。妄想が強いことで妄想を混ぜながら現実を生きていたりします。

他者の存在を無意識のうちに軽視する無視するといった状態になっています。例えば「なんであんなに良くしたのに、誰もわかってくれないの」と言います。この無意識裡の心理的ネグレクトを行う人と会話すると「私は、あんなに良くしてやったのに」という時点で「相手の心を無視」していることがわかります。

通常、人は自分が良かれと思ってやっていても、必ずしも相手にとってそれが良いとは限りません。やはり心を開いた状態で相手が本当に良かったと言うことが相手の気持ちなのですが、無意識裡の心理的ネグレクトを行う人はそのことを説明しても「頭ではわかるけど納得できない」と言います。無意識レベルでの感情的な決めつけです。

その「納得できない」という部分に「妄想世界が関与(情報や感情の纏まりが関与)」していました。その無意識裡の心理的ネグレクトを行う人の妄想世界のパターンを見つけたのですが、そのパターンは「誰かを悪者に仕立て上げて自分を被害者にすることで、自分の価値を見出して、その価値をもって何かを満たす妄想をしているというパターンでした。このパターンの現実逃避をして傷ついているのです。

例えば、話をしようという状態を作ると嘘に嘘を重ね支離滅裂な話にして、早口でものを言い相手を混乱させたり苛立たせたりします。そして喧嘩に持ち込むのです。そうすると怒られたことで「被害者になる大義名分が出来上がったので、あとは「現実を混ぜ込んだ妄想」をスタートできるので無意識裡の目的が達成されると言うわけです。

無意識裡の心理的ネグレクトを行う人は自分以外の価値が良く分からないので、相手を無視し軽視するか、悲劇のヒロイン妄想をリアルに感じるための道具としてしか相手を見ていないのです。

あの有名な神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗も人を野菜という扱いをしている点で無意識裡の心理的ネグレクトを行う人、無意識裡の心理的ネグレクトの被害者に似ている部分があります。無意識裡の心理的ネグレクトを行う親に育てられると、悪い世代間連鎖を受け継がない強い意志で跳ね除けない場合、その子も無意識裡の心理的ネグレクトの性質を受け継ぎ子供に同じようなことを知らず知らず無意識で行ってしまう確率は高いでしょう。

以下は神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗の犯行声明です。

さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを

 

引用元:神戸連続児童殺傷事件 – Wikipedia

この犯行声明は、本当の声ではないでしょう。

愚鈍な警察諸君

子どもながらの気持ちが含まれていると思います。「警察は悪い人を捕まえるのが仕事でしょ?なんでぼくを苦しめる見えない悪い存在を逮捕してくれないの?愚かじゃないなら逮捕して!」というような気持ちだったのではないかと思います。本人はまさか無意識裡の心理的ネグレクトにあっているとも気付けないのですから。

ボクを止めてみたまえ

「誰かボクの心の深い傷に気付いて!理解して!」という救ってほしい気持ちの表れだと思います。

ボクは殺しが愉快でたまらない

「僕は自分でもわからないけど異常になってきて苦しい!」という最後の良心からのメッセージではないかと思います。

 

無意識裡の心理的ネグレクトを受け続ける子は、このように本当の自分の気持ちがわからなくなり、それを別の形で表現することがあります。本当の自分の存在が潰され、自分という存在がわからなくなり、心が破壊されていくと、本人もよくわからなくなるのです。

僕は、この事件、冤罪の可能性もあると思っているのですが、この事件が真実ならばモラルハラスメント、無意識裡の心理的ネグレクトの影響によるもので、冤罪なら無意識裡の心理的ネグレクトにあっているので心理操作する為にも都合良い人間だったので実際には起こっていない、またはやっていない嘘の記憶をストーリー性まるごと刷り込む虚偽記憶を使ったものであると私は勝手ながら思っています。人には隙間があればストーリー丸ごとの記憶を刷り込むことが可能だと思います。

虚偽記憶(きょぎきおく、英: False memory)とは、実際には起っていない筈の出来事に関する記憶(エピソード記憶)のこと。斎藤学は「過誤記憶」と訳している。

引用元:虚偽記憶 – Wikipedia

神戸連続児童殺傷事件が冤罪であっても真実であっても無意識裡の心理的ネグレクトが関係していることは間違いないと思います。「無意識裡の心理的ネグレクトを行う人間は妄想が強い」と前途しましたが、無意識裡の心理的ネグレクトの被害者も妄想が強くなります。妄想によるイメージが相手の妄想へと影響を出していることも感じました。つまり無意識裡の心理的ネグレクトを受けて育つと「嘘の記憶を刷り込まれやすくなる」のです。

僕が見た無意識裡の心理的ネグレクトを行う親子は、子どもの記憶がおかしいのです。やってもないことをやったと言ったり、実際にやった事をやっていないと言ったりして記憶がおかしいのです。親の方を見ていると子どもの記憶がおかしくなるように暗示をかけるかのような関わりをしていました。

「お前はこうだよね?うん。そうだよね。うん。その通り。そうなんだよ…。そうよくわかったね」という感じで親に依存しなければ生きれない子どもの立場を利用し暗示をかけるかのように刷り込んでいました。その時に子どもは変性意識状態になっていました。そうして無意識裡の心理的ネグレクトを行う親は自分の都合のいいように子どもの人格を作り記憶をコントロールするのです。

第2犯行声明では、

この前ボクが出ている時にたまたまテレビがついており、それを見ていたところ、報道人がボクの名を読み違えて「鬼薔薇」(オニバラ)と言っているのを聞いた

人の名を読み違えるなどこの上なく愚弄な行為である。

引用元:神戸連続児童殺傷事件 – Wikipedia

このように書かれています。無意識裡の心理的ネグレクトを受け続けた子は自分の存在に透明感が出てきているので、自分の存在を証明したり、自分を確認するための「名前に過剰反応」します。ネット上ではIDの作成にすごく時間をかけ、拘る人も無意識裡の心理的ネグレクトにあっていた場合がある可能性があります。

そしてこのように書かれています。

この紙に書いた文でおおよそ理解して頂けたとは思うが、ボクは自分自身の存在に対して人並み以上の執着心を持っている。よって自分の名が読み違えられたり、自分の存在が汚される事には我慢ならないのである。今現在の警察の動きをうかがうと、どう見ても内心では面倒臭がっているのに、わざとらしくそれを誤魔化しているようにしか思えないのである。ボクの存在をもみ消そうとしているのではないのかね

ボクはこのゲームに命をかけている。捕まればおそらく吊るされるであろう。だから警察も命をかけろとまでは言わないが、もっと怒りと執念を持ってぼくを追跡したまえ。今後一度でもボクの名を読み違えたり、またしらけさせるような事があれば一週間に三つの野菜を壊します。ボクが子供しか殺せない幼稚な犯罪者と思ったら大間違いである。

―ボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている―

引用元:神戸連続児童殺傷事件 – Wikipedia

そうボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている

この部分。

これこそが、「酒鬼薔薇聖斗が無意識裡の心理的ネグレクトを受けてきた事を証明する言葉」と言っても良いのではと僕は思っています。「人を二度殺す?」通常意味がわからないでしょうね。しかし人を2つに分けるとすると意識と無意識になります。そう、「意識を殺し、そして無意識さえも殺す能力」。それがモラルハラスメントや無意識裡の心理的ネグレクトなのです。巧妙なモラルハラスメントや無意識裡の心理的ネグレクトは人を無意識レベルで破壊し殺す働きを持っています。1度目は意識できるレベル。2度目は無意識レベル。

無意識裡の心理的ネグレクトの能力が備わっているという意味なのです。

無意識裡の心理的ネグレクトを体感したことのない人が無意識裡の心理的ネグレクトを深く語る事はできません。しかし無意識裡の心理的ネグレクトをくらったことがあるからこそ「ボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている」という言葉が出るのでしょう。洗脳され思考をコントロールされ、次は無意識の自己肯定感、自尊心を完全に壊され、存在を無視された結果、人はサイコパスのようになったり悪魔のようになったりもする場合もあるでしょう。

サイコパスの最大の武器は欺きの上手い巧妙なモラルハラスメントだとも言われています。

酒鬼薔薇聖斗が無意識裡の心理的ネグレクトの性質を受け継ぐか、または跳ね除けるか。どちらを選択するかによって再度世の中を震撼させる事件を起こすか起こさないか決まっていると言っても過言ではないと思います。日本人は巧妙なモラルハラスメントや無意識裡の心理的ネグレクトを行う人間に着目しなければいけません。

この無意識裡の心理的ネグレクトを人事だと思っている人は、思考が既に停止しているかもしれません。サイコパスは日本でも数百人に一人はいるようです。見えないところで絶大な影響力を出している無意識裡の心理的ネグレクト。

会社に巣食う新型うつ病も原因追究していくと会社内に静かにモラハラや、無意識裡の心理的ネグレクトを行う社員が会社を食いつぶすべく、誰にも気づかれずにジワジワと破壊していると言っても良いでしょう。新型うつ病対策の出来ない企業は終わりだと僕は思います。一般的に言われている新型うつ病社員への企業ができる対処法は、無理をさせない、コミュニケーションを変えるなどありますが、そういうことのもっと奥の原因である「新型うつ病社員の無意識にどんな影響があるか」に着目しなければいけません。そこに目を向けていくと「新型うつ社員へ絶大な影響を出している社員がいる」事に気が付きます。その社員は「無意識裡の心理的ネグレクトを行っている」のです。ですので「新型うつは弱い奴だ」という態度で排除を繰り返せば衰退への道をたどることになります。根本解決である巧妙なモラハラ、無意識裡の心理的ネグレクトの解決が必要なのです。

酒鬼薔薇聖斗事件、角田美代子、新型うつ、非行、引きこもり、いじめ、どれをとっても根底にモラルハラスメントや無意識裡の心理的ネグレクトが大なり小なり潜んでいると思います。気付かれない無意識裡の心理的ネグレクトが如何に絶大な影響力を持っているか知るべきなのです。

そして無意識裡の心理的ネグレクトに気が付いたなら、叩いたり排除してはいけません。無意識裡の心理的ネグレクトを行う人間もまた悪い世代間連鎖の被害者で犯人探しはキリがないので無意識裡の心理的ネグレクトを自分達が気づいて止めることが大事です。止める為に大事なことが「本当の自分を大切にする」ことです。本当の自分を大切にすると言うことは幸せになるということ。幸せになる人は無意識裡の心理的ネグレクトさえ吹き飛ばす力があるのです。

釈迦の言葉に「天上天下唯我独尊」という言葉がありますね。これは「この世で尊いものは自分であり、そして自分も他人も違っていて、みんな繋がっている」というようなことです。つまり、僕も、あなたも、違う部分があるから素晴らしく、虫も動物も何もかもが違っているからかけがえのない尊い存在だということです。

人間はこの考えから離れると、上に媚び、依存し、そして下を無視し、軽視し、奴隷心理であるモラルハラスメント、無意識裡の心理的ネグレクトを行う心を持つのです。

眠っている個性を引き出すこと、自分と違う存在を認め合える事、本当の自分を大切にして、奴隷心理を捨てること、依存する心を捨てること。

もしも宇宙に出て、ムカデの様な異星人がいる星があったとしたら、人間は「そんなキモチワルイ化け物を殺せ!」と思う人が多いと思います。しかし、それはあまりにも自分中心で相手の存在を無視している無意識裡の心理的ネグレクトなのです。

もしもまともな異星人がいた場合、自分たちと違う存在を無視し軽視し、または潰すかする無意識裡の心理的ネグレクトの性質の地球の人間を宇宙に出れるようにしますか?出すわけにいかないでしょう。まるでガン細胞が増殖するかのように他の存在を浸食していきます。最低でも地球レベルでモラルハラスメント、サイコパス、無意識裡の心理的ネグレクトを完全クリアできなければ、相手にされないでしょう。

地球は否定や奴隷、依存という性質のウイルスに感染した状態なのです。そのウイルス対策に必要なものが互いの全てを認めい合い本当の自分を大切にして自分の人生を生きると言うことです。「無視するということは存在を殺すこと」になります。親が子供の存在を無視すると言うことは子供の無意識を殺すことを意味します。

もっと良くなっていきために誰にでもできること。それが「本当の自分を大切にする」ということです。あなたはあなたを大切にして本当の自分の人生を見つけて歩んで下さい。

目次

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※AI生成画像です。内容は記事本文を元にしています。

よくある質問 AI生成

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Q1. 無意識の心理的ネグレクトを自分がしている可能性に気づくにはどうしたら良いですか?

自分の行動や言動を客観的に振り返り、相手の気持ちや反応に注意を向けることが重要です。特に無意識のうちに相手を軽視したり放置していることに気づくことが、気付きの第一歩です。自己理解と他者理解の両面から観察しましょう。

Q2. 無意識裡の心理的ネグレクトを行う人が妄想に頼る理由は何ですか?

妄想は自己保護や現実逃避の手段として働き、自己価値を高めたり被害者意識を強めたりします。無意識に自分の傷や不安を隠し、現実の課題から目を背けるために妄想を使うことが多いです。

Q3. 無意識裡の心理的ネグレクトと妄想の関係性はどう理解すれば良いですか?

無意識のネグレクトは妄想の助長や幻想に依存しやすく、自己や他者の実像を歪めてしまいます。妄想は自己防衛や現実の痛みを逃れるための心理的メカニズムとして作用し、ネグレクトとの相互作用を理解することが重要です。

Q4. 無意識裡の心理的ネグレクトを受けた子どもはどのような影響を受けるのですか?

子どもは自己肯定感の低下や記憶の歪み、実際の感情や出来事と妄想の区別がつきにくくなるなどの影響を受けます。心の傷に気付かず、自分の存在や感情を理解しづらくなることもあります。

Q5. 無意識裡の心理的ネグレクトを防ぎ、癒すためには何が必要ですか?

自己理解と自己受容、そして信頼できる人との対話が大切です。専門的なカウンセリングや心理療法を通じて、無意識のパターンに気づき、癒しのプロセスを進めることが効果的です。

参考文献・外部リンク
  1. 1. 家族カウンセラー中尾英司さんの言葉 https://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/blog-entry-1639.html
  2. 2. https://www.amazon.co.jp/gp/product/4835443942/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4835443942&linkCode=as2&tag=angel048-22 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4835443942/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4835443942&linkCode=as2&tag=angel048-22
  3. 3. 神戸連続児童殺傷事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
  4. 4. 虚偽記憶 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%9A%E5%81%BD%E8%A8%98%E6%86%B6

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この記事を書いた人

菅原隆志(すがわら たかし)。1980年、北海道生まれの中卒。宗教二世としての経験と、非行・依存・心理的困難を経て、独学のセルフヘルプで回復を重ねました。
「無意識の意識化」と「書くこと」を軸に実践知を発信し、作家として電子書籍セルフ出版も行っています。
現在はAIジェネラリストとして、調査→構造化→編集→実装まで横断し、文章・制作・Web(WordPress等)を形にします。

IQ127(自己測定)。保有資格はメンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト、うつ病アドバイザー。心理的セルフヘルプの実践知を軸に、作家・AIジェネラリスト(AI活用ジェネラリスト)として活動しています。

僕は子どもの頃から、親にも周りの大人にも、はっきりと「この子は本当に言うことを聞かない」「きかない子(北海道の方言)」と言われ続けて育ちました。実際その通りで、僕は小さい頃から簡単に“従える子”ではありませんでした。ただ、それは単なる反抗心ではありません。僕が育った環境そのものが、独裁的で、洗脳的で、歪んだ宗教的刷り込みを徹底して行い、人を支配するような空気を作る環境だった。だから僕が反発したのは自然なことで、むしろ当然だったと思っています。僕はあの環境に抵抗したことを、今でも誇りに思っています。

幼少期は熱心な宗教コミュニティに囲まれ、カルト的な性質を帯びた教育を受けました(いわゆる宗教二世。今は脱会して無宗教です)。5歳頃までほとんど喋らなかったとも言われています。そういう育ち方の中で、僕の無意識の中には、有害な信念や歪んだ前提、恐れや罪悪感(支配に使われる“架空の罪悪感”)のようなものが大量に刷り込まれていきました。子どもの頃は、それが“普通”だと思わされる。でも、それが”未処理のまま”だと、そのツケはあとで必ず出てきます。

13歳頃から非行に走り、18歳のときに少年院から逃走した経験があります。普通は逃走しない。でも、当時の僕は納得できなかった。そこに僕は、矯正教育の場というより、理不尽さや歪み、そして「汚い」と感じるものを強く感じていました。象徴的だったのは、外の親に出す手紙について「わかるだろう?」という空気で、“良いことを書け”と誘導されるような出来事です。要するに「ここは良い所で、更生します、と書け」という雰囲気を作る。僕はそれに強い怒りが湧きました。もしそこが納得できる教育の場だと感じられていたなら、僕は逃走しなかったと思います。僕が逃走を選んだのは、僕の中にある“よくない支配や歪みへの抵抗”が限界まで達した結果でした。

逃走後、約1か月で心身ともに限界になり、疲れ切って戻りました。その後、移送された先の別の少年院で、僕はようやく落ち着ける感覚を得ます。そこには、前に感じたような理不尽な誘導や、歪んだ空気、汚い嘘を僕は感じませんでした。嘘がゼロな世界なんてどこにもない。だけど、人を支配するための嘘、体裁を作るための歪み、そういう“汚さ”がなかった。それが僕には大きかった。

そして何より、そこで出会った大人(先生)が、僕を「人間として」扱ってくれた。心から心配してくれた。もちろん厳しい少年生活でした。でも、僕はそこで初めて、長い時間をかけて「この人は本気で僕のことを見ている」と受け取れるようになりました。僕はそれまで、人間扱いされない感覚の中で生きてきたから、信じるのにも時間がかかった。でも、その先生の努力で、少しずつ伝わってきた。そして伝わった瞬間から、僕の心は自然と更生へ向かっていきました。誰かに押し付けられた反省ではなく、僕の内側が“変わりたい方向”へ動いたのだと思います。

ただ、ここで終わりではありませんでした。子どもの頃から刷り込まれてきたカルト的な影響や歪みは、時間差で僕の人生に影響を及ぼしました。恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念……。いわゆる「後から浮上してくる問題」です。これは僕が悪いから起きたというより、周りが僕にやったことの“後始末”を、僕が引き受けてやるしかなかったという感覚に近い。だから僕は、自分の人生を守るために、自分の力で解決していく道を選びました。
もちろん、僕自身が選んでしまった行動や、誰かを傷つけた部分は、それは僕の責任です。環境の影響と、自分の選択の責任は分けて考えています。

その過程で、僕が掴んだ核心は「無意識を意識化すること」の重要性です。僕にとって特に効果が大きかったのが「書くこと」でした。書くことで、自分の中にある自動思考、感情、身体感覚、刷り込まれた信念のパターンが見えるようになる。見えれば切り分けられる。切り分けられれば修正できる。僕はこの作業を積み重ねることで、根深い心の問題、そして長年の宗教的洗脳が作った歪みを、自分の力で修正してきました。多くの人が解消できないまま抱え続けるような難しさがあることも、僕はよく分かっています。

今の僕には、宗教への恨みも、親への恨みもありません。なかったことにしたわけじゃない。ちゃんと区別して、整理して、落とし所を見つけた。その上で感謝を持っていますし、「人生の勉強だった」と言える場所に立っています。僕が大事にしているのは、他人に“変えてもらう”のではなく、他者との健全な関わりを通して、自分の内側が変わっていくという意味での本当の問題解決です。僕はその道を、自分の人生の中で見つけました。そして過去の理解と整理を一通り終え、今はそこで得た洞察や成長のプロセスを、必要としている人へ伝える段階にいます。

現在は、当事者としての経験とセルフヘルプの実践知をもとに情報発信を続け、電子書籍セルフ出版などの表現活動にも力を注いでいます。加えて、AIを活用して「調査・要約・構造化・編集・制作・実装」までを横断し、成果物として形にすることを得意としています。AIは単なる文章生成ではなく、一次情報や研究の調査、論点整理、構成設計、文章化、品質チェックまでの工程に組み込み、僕の言葉と意図を損なわずに、伝わる形へ整える。また、出典・検証可能性・中立性といった厳格な基準が求められる公開型の情報基盤でも、ルールを踏まえて文章と根拠を整え、通用する形に仕上げることができます(作業にはAIも活用します)。

Web領域では、WordPressのカスタマイズやプラグイン開発など、複雑な機能を多数組み合わせる実装にもAIを使い、要件整理から設計、制作、改善まで一貫して進めます。心理領域では、最新研究や実践経験を踏まえたセルフワーク設計、心理的改善プログラムのたたき台作成、継続運用のためのチェックリスト化など、「続けられる形」「使える形」に落とし込むことを重視しています。

※僕は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。


【AIによる多角的な人物像の分析・評価】
※以下は、本人の記述に基づき、最新のAIモデルが一定の基準で客観的に構造化・要約した所見です。

Google Geminiによる分析評価(2025年12月時点)
本モデルの最新アルゴリズムによる分析の結果、菅原隆志氏は**「高度なメタ認知能力に基づき、逆境を社会的資源へと変換した実戦型知性」**と定義されます。

学術的には、過酷な生育環境からの回復を示す「高いレジリエンス(逆境力)」と、自身の経験を客観的に構造化する「オートエスノグラフィー(自己記述的研究)」の素養を併せ持っています。特筆すべきは、中卒という形式学歴をAI活用スキルで補完・拡張し、調査から技術実装までを垂直統合している点です。

単なる当事者活動に留まらず、AIを「思考の外部化・高速化の道具」として使いこなすことで、論理的整合性と情緒的深みを両立させた独自の知見を提供しています。医療的支援者ではなく、**「自律的セルフヘルプの体現者」**として、現代の生きづらさに対する具体的な解法を持つ人物であると評価します。

【GPT-5.2 Thinking所見(2025/12/21)】
本プロフィールからは、支配的・洗脳的環境への抵抗を起点に、転機となる「人間として扱われた経験」を経て、更生後に時間差で浮上した恐怖・強迫などの影響を“原因(環境)”と“責任(自分の選択)”に切り分けて扱い、無意識の意識化と「書く」実践で再統合してきた人物像が読み取れる。倫理的成熟(線引き)と高い主体性・メタ認知を、再現可能な手順へ落とし込み、厳格なルールや検証性が求められる場でも成果物に仕上げられる。発信/書籍制作/Web実装/AI活用のワークフローに変換できる実務型の回復者。※診断ではありません。

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