知ったかぶりをする人の不安神経症が治った理由

 2022年3月21日
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知ったかぶりをする人の不安神経症が治った理由

不安神経症(全般性不安障害)の人の「気づき」についてご紹介します。その方の過去の環境では「知ったかぶり」が必要だった。だけど「今」は違う。そう自分で納得が出来たことで、自己成長に繋がり、自然と「知ったかぶり」が少しずつ治っていき、準備することも増え、強い不安感が出て来なくなったとのこと。

知ったかぶりの癖

ある不安神経症(全般性不安障害)の人は、話をしているときに1つの大きな癖がありました。その癖が「知ったかぶり」です。実際には知らないのに、知った気になり、知ったふりをしてコミュニケーションをとっていました。Mさんは、知らないのに知った気でいることで、本当に必要なことを知ることが出来ず不安や恐怖が酷くなってしまっていたのです。そして、実際には知らないのに知った気でいることで話の流れの結果、結局は行き詰ってしまうのです。更には、嘘に嘘を積み重ねてコミュニケーションを取り続ければ、相手から「信用できない」と思われて好ましくない結果となります。そして本人が嫌な気持ちになります。知ったかぶりの癖によって不安を大きくしていたとのことです。

知ったかぶりでメリットを得ていた過去

本人は無意識のうちに、知らないのに知った気になり、知ったふりをしてコミュニケーションをとることでメリットを得ることが出来たのは「今」ではなく「過去」です。この方の場合、幼少期に周りから「○○は言わなくてもできるから」とか「○○は出来て当たり前」と何度も何度も刷り込まれてきたそうです。小さな子供が言わなくてもできるなんて普通はありません。こういった「○○はは言わなくてもできるから」の心理には「親は辛いのだから、私に何も言わせないでよね」というような親の子供への依存、子育て放棄などが潜んでいることがよくあります。

そして子供が少しでも知らない雰囲気(本音)を出すと圧力をかけられるので、その結果、知らないことは悪いことだと思い込んでしまって、知ったふりをするようになってしまったのです。つまり知ったふりをすることが安全である環境の場合もあるのです。この方の場合は知ったかぶりで自分を守っていたのです。そういった「過去」で「今」を見ているからデメリットだらけの「知ったかぶり」を今も続けてしまうのです。過去と今は違うのだと区別をつけることが大切です。

知ったふりをすることが、自分の成長を阻害していたのです。過去において自分を守っていた部分もあったけど、自分の成長が阻害されるというデメリットもあったのです。成長が少なかったので不安や恐怖が強くなるのは当たり前のことです。

知ったかぶりが不安を生んでいる

実際には知らないのに知ったふりを積み重ねることで、「知ったふり」のレベルまで「準備」が出来ていないため不安が強まっていたのでした。「知ったふり」と「準備」の間の嘘が大きくなるほど苦しくなっていきます。

納得を起こして自分を成長させる

そして本人は「○○は言わなくてもできるから」とか「○○は出来て当たり前」という言葉が、親の苦しさから来ていたであろう間違いだとわかり、「過去はもう終わったこと。これからは正しく準備していきたい。」そう思えるようになったとのことです(納得を起こしたということ)。

そして、実際に正しく準備をすることが増えて、不安も少しずつ消えていったとのことです。

準備ができてないのに、準備が出来ている(知ったふり)と思い込んでいるから、実際に対象が迫ってくると不安になるのです。その為に、色々なことを学ぶこと。 準備して自分を守れるようになること、それが大事なのです。学習をして新しいことを知り、認知の歪みに気づいて修正して、脳が活性化する生活習慣に変えていくと、強い不安感が出てきにくくなります。

おわりに

今まで知ったふりをしなければいけなかったこと、本当に辛いことだったと思います。もしこの記事を読んでいるあなたが「知ったかぶり」をする人なら、過去の環境では「知ったかぶり」が必要だった。だけど「今」は違う。そう自分で納得を起こすことが必要です。納得を起こして、不安感情を抑える脳の部位を活性化させる生活を習慣化させることが一番大事なことです。

恐怖感情や不安感情を抑える脳の部位を活性化させていく方法は、サヨナラ・モンスター(書くこと)エモーションプラス(感情を創って働きかける)トラウマ転換ウォーキング(歩いて心身を健康に)です。3つのうち、自分に合ったものから始めてみてはいかがでしょうか。

 

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この記事を書いた人(寄稿者)

菅原隆志
1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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