誰かが姑息な手口や嘘を使い何かを得ることは、形を変えて、真面目な者を犠牲にする働きとなる。無差別殺人も、殺傷事件も、根源には「誰かの姑息な手口や嘘」が関係している。信じられないだろうが、繋がっている。そこまえ入り込まないと真の解決は訪れない。嘘が大罪になる理由の1つ。
嘘が全て大罪という意味ではない。防衛のための嘘、嫌がらせのための嘘、搾取のための嘘、支配のための嘘、問題はその嘘に隠された目的なのです。その目的が犠牲を生むものならば、それはそれだけでは終わらない。つまり最悪殺傷事件が起こるのです。だから犯人は弱者を嫌う傾向が強いのです。
この部分に関して「臭い物(犯人の気持ち)に蓋をする」ではなく「深い理解」がなされない限り、定期的に異常な事件は続くでしょう。起こってほしくないですが、理解が足りないうちは「起こるべくして起こってしまう」のです。それが被害者と加害者と傍観者の構築する世界なのです。
スケープゴートをされた経験が本当にある人ならば、この意味は痛いほどわかることかと思います。どんなに嘆いても、悲しんでも、苦しんでも、其々がその種を作っていることに気がついてやめない限り、起こるべくして起こってしまうのです。
ただ、暴力団(スケープゴート)も減少してきて、多くの人が精神的に成熟してきて、日本という国が完成に近づいているので、無差別殺人や異常な殺傷事件は起きない方向に進んできているのだと思います。多くの人が、被害者をやめ、加害者もやめ、傍観者もやめるなら、起こらないようになります。
被害者と加害者と傍観者の構築する世界において、其々がどのような隠された目的(無意識レベルでの)を持ち、それがどのように集合的になり、そしてそこからどのような作用を出しているか。多くの人は想像も出来ないでしょう。無意識の力というのは本当に強いし目的を達成してしまう。良くも悪くも。
そして、この「無意識の力が達成する目的」は「結託」することによる働きは2倍どころの話じゃなくなります。無意識レベルので「渦」がそこには発生し、巻き込まると抜け出すことさえ不可能に近くなります。この”心理的な渦”が「事件」と関係が深いのです。
事件に関係する「渦」を無視して、加害者を追いやって潰してもいたちごっこだというのは「繰り返される似たような残忍な事件」を思い返せばなんとなく繋がりがあるかも?くらいは思えるのではないでしょうか。だから悲惨なことになれないために「渦」を生み出さないことが本当に大切だと思います。
よく言われる「不良少年はレッテル貼りをされたことにより不良になった(ラベリング理論)」というのも100%ではないけど、多くはこのレッテル貼りによりその通りになりやすいのです。それだけレッテル貼りの効果は絶大なのです。更に、潜在意識レベルでのレッテル貼りは100歳まで続くほどです。
この世には一定の割合で平気でうそをつく表面上明るい者がいます。この者が、最初に「レッテル貼り」を始める。身近な誰かに嘘のレッテルを貼って蹴落とすことで自分を誰かに良く見せようと工作したのです。剥がせないレッテルを貼られた者はそのレッテル通り生きて、それを正当化します。反社会的勢力
反社会勢力が生み出される原点の1つは、平気でうそをつく表面上明るい者による強烈な剥がせないほどの強いレッテル貼り、そしてそれを貼られた側がそれを正当化しないと生きられないことから間違いの世界に入っていったのです。だから間違いの世界は表よりも「筋道」が重要なのです。戻るために。
レッテル貼りと嘘は、人の人生を生涯にわたり狂わせる可能性があるのです。それが親兄弟の仕業なら尚更です。
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