家族で話をしていると、母親は嫌な態度になることがあります。息子はなんて嫌なやつなんだと怒りを出していました。しかしこの息子は母親の嫌な態度の裏に悲しみがあったことに気づいたのです。
息子の勝手な想像では、母親は嫌な態度をしてから塗り絵を一人で始める姿を何度か見ていたので、それで「はっ!」と気が付いたのです。
嫌な態度
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塗り絵
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塗り絵は感情の吐きだし
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母親は吐きだせない感情がある!
もしかして、自分の吐きだせない悲しみが今あるんじゃないかと思った息子。
息子が話を始めて楽しくしている姿を見て、自分の自信が無い、または能力がないというような、部分を以前言っていたから、そのことを思い出して悲しんでいるかもしれないと思い、「塗り絵上手だね(^^)」と声をかけ、「自分の吐きだせない悲しみが今あるんじゃない?」と母親に聞くと、頷いたのです。そして、その後に嫌な態度は消えて笑顔が出てきたのです。
「塗り絵って、感情の吐きだし効果があるから、吐き出したい気持ちが、塗り絵に現れたのかもね」というと、理解してもらった事が嬉しかったようで、笑顔になり、他の塗り絵も見せてくれたのでした。
息子の想像ですが、母親は「本当の自分を出したい!もっと輝きたい!」と言う気持ちを持っているんじゃないかな?と塗り絵の鮮やかな色遣いを見て感じたそうです。
このように、嫌な態度の裏には「吐きだしたい感情」が隠れている場合もあります。家族同士で感情を封じ込めあっていたことに気づいている息子は機能不全家族だった家族を立て直そうと、少しずつ家族みんなの本音の感情の解放をしたいと願っておりました。
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