「いじめられる側にも問題がある」、、、。このように言う人たちもいて、逆に「いじめる側が100%悪いに決まっている!」と言う人たちもいます。このような短絡的な考えでは問題は何も解決しないのです。どっちが悪いとか、どっちに問題があるとか、そんな次元の低い話をしているからいじめ問題はどんどん悪化しているのです。
頭に入れておかないといけないことをお伝えします。
問題は誰にでもあるもの。どこにでもあるもの。そしてその数は数えきれないほどある。
これを忘れないように頭に叩き入れておいて下さい。このことを考えない、想像もしない、そして無視している。そんな人たちが集まる所に問題が起こるのです。小さな問題を放置しているから大きな問題になるのです。その1つがいじめです。いじめは起こる前から既に水面下で起こっているのです。それに気づかず、事前に対策も取らないことが問題なのです。いじめが起こってしまう環境にいる大人が未熟であると言えます。寝ぼけた教師がいるところ(管理下)ではいじめが増えてしまうのです。
水面下にある「小さな問題」に気づけないこと、それが問題意識がないということであり、大きな問題が起こる原因です。茹でガエルの法則のように、状況の変化が緩やかだから茹で上がる(結果が出る)まで気づかないのです。例えばA君が不潔です。そしてB君が潔癖です。これらを近づけるとどちらかいじめ加害者になり、どちらかがいじめ被害者になる可能性があるわけです。A君の不潔を弱め、B君の認知に働きかけておけば、事前にいじめが起こることを予防出来る場合もありますし、もっと対策をしておけば防げることなど山ほどあるのです。それをしない考えない教師もちょっとおかしいのです。
潔癖のB君が不潔のA君を攻撃したとします。理由はクサいからと言う。A君には悪意はないけど、B君にとってはスメルハラスメントをされたような気持ちになってしまって、それが原因で攻撃をする場合もあります。潔癖のB君は他の人よりも気にしやすい場合もあると思います。だけどそこでB君に我慢しろと気持ちを抑圧させたらB君がA君をいじめ出す可能性もあります。だから前記したように、A君の不潔を弱め、B君の認知に働きかけておけば、事前にいじめが起こることを予防出来る場合もあるので、両方に働きかけるべきなのです。
相反する者たちを1つの箱の中(学校の教室など)に入れ込めば、それらが子供であればあるほどいじめ起きやすいのです。職場でさえ、ハラスメント、そしてバレないよう巧妙なハラスメントをするわけですから、人間はどこまでいっても相反する存在からのいじめや嫌がらせから逃れることなど出来ないのです。だから問題意識と予防意識を持って、自分が出来ることをやって自分を変えていくことが大切なのです。誰が悪いなどと言っているだけでは何も解決しません。いじめが無くなることはありません。動物の世界でさえいじめがあります(動物の世界 いじめ – Google 検索)。
先日お伝えした下記記事。
問題意識もない、問題解決もない、そして予防意識もないところで大きな問題が起こっているのです。そこにメサイアコンプレックスを抱えている者が絡むと余計問題意識や予防意識を持たない人間が増えます。何故ならメサコンは「そのままでいいんだぞ」と教えるからです。こうして自分を変えない者たちが心理的に座ったまま「あいつが悪い!」と叫び出すのです。嫌なことをされたらそう言いたくなる気持ちはわかりますが、それでは何も解決しません。相手を封じても次の相手が来るだけです。本当の原因は、誰もが自分の内側に持っています。そこに気づいて、理解して、変えるべきものを見抜いて変えること。これが本当に大切なことなのです。この意味がわかるなら、どっちが悪いとか、どっちに問題があるとか、そんな次元の低い話をしているからいじめ問題はどんどん悪化しているということがわかると思います。
いじめ減少、「ネット上」は過去最多 20年度文科省調査: 日本経済新聞
直接的ないじめが減れば、ネットでのいじめが増えます。いじめはなくなることはないのです。だから事が起こる前の小さな問題を見抜き、そして事前に対策をすることを当たり前にして、その中でレベルを上げていくことが必要なのです。
ある人は、「虐められる原因は自分が創っていたと気づいた」と言い、努力をして自分を変えていじめられなくなりました。実際このような素晴らしい人もいるわけです。自分を変えて、事前にしっかり対策をしておく。それが大事なことです。
問題は誰にでもあるもの。どこにでもあるもの。そしてその数は数えきれないほどある。
下記の2つの画像の言葉をお読み下さい。
いじめられた人はとてもつらかったと思います。そんな思いを自分にさせない為にも、問題意識と予防意識を持って、いじめが起こる前の小さな問題に気づいて対策をしましょう。相手を理解することで、どうしてそういうことをするのかもわかってきます。それがわかってくれば対策も立てやすくなります。相手を完全な悪だと思うのは自由ですが、それではいたちごっことなるでしょう。相手の立場に立って、相手がどうしてそうするのか、どうしたらそうしなくなるのかを考えて、対策を立てて、自分を変えていく。これが最善の道だと僕は考えています。
今の日本は、全体的に質が下がってきています。教師も腐敗し、少年院教官も同じように腐敗している部分もあります。
女子高生に2度放尿で逮捕 高校国語教師の熱血授業の中身「人生で間違わないために授業を聞け」(NEWSポストセブン) – Yahoo!ニュース
子供たちに大切なことを教えるはずの教師が、子供に小便をかけるのですから、質が悪くなってきていると思われるのも当然です。こんな大人が増えてきて、まともな心を持った人が減ってきているので、日本はどんどん貧しくなっていくのです。廃れていくでしょう。
そこで役立ってくるのがこちら。
自分を成長させて既にある幸せに気づけるようになっていくと、厳しく貧しい国になっても、その中で幸せに生きれるのです。自分の人生を創っているのは自分なのだということをよく理解して、良い創り方をしたほうが良いのではないでしょうか。いじめたあいつが悪い!気持ちはわかりますが、それは自分を変えない選択ですから、自分の人生が良い方に行くことはないと思います。いじめという行為は勿論、それをした者が悪いのです。だけど問題はそれだけじゃないのです。気づいていない問題が沢山隠れています。その中に自分にも悪い部分があるのです。別の部分として。それに気づけるようになることが、自分にとって大切なことです。だから気づけるようになる為に、問題意識をと予防意識を高めていくことが良いのです。
いじめは残酷です。だからこそ事前に対策をしましょう。
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