あらゆる心の苦しみの原因の一つ。自己肯定感が高まる事にも繋がる。

この記事を読まれている方は、心が苦しい方だと思います。苦しいという事は良い事でもあります。何故なら自分をよりプラスに出来るチャンスだからです。苦しみに向き合うという事は未来をプラスにするという事で、幸せへの道だからです。今回は、あらゆる心の苦しみの原因の一つについて書きたいと思います。自己肯定感が高まる事にも繋がりやすく、とても深い話ですので真剣にお読みいただければと思います。

価値を下げる・無いものにするから苦しみの原因になる

心の苦しみの根源はどこからくるのか。私はその根の部分を探っていました。そして、心の苦しさを持っている人の多くに共通した部分があることに気づきました。それは「価値を下げる」または「価値を無いものにする」という事です。これはどういう事かと言いますと、心が苦しい人は世の中の物事や人の「価値を下げて見ている」または「価値を無いものにしている」という事です。価値を下げる・無いものにするから苦しみの原因になるのです。

物事や人の価値を上げて見ると?幸せになる

子供は価値を下げない

子供は価値を下げない子供は大人より人や物事の価値を下げないことが多いので、子供は遊びの天才です。元気で健全な子は何もない砂場からでも無数の遊び方を見つけ出します。砂場の価値を下げないからです。しかし、大人はどうでしょうか?「砂場なんかくっだらねぇ…」と思う大人がいたり「あんな奴なんで生きてるんだよ。生きてる価値がねぇ」と、物事の価値をどんどん下げたがる大人もいます。物事や人の価値を下げない子供から学ばせていただきましょう。

子供は物事や人の価値を下げないから楽しんでいる

ループに入っている

価値を下げたり、価値を無くそうとしている人ほど苦しんでいます。そして、その苦しさを誤魔化すために、根本原因である改善しなければいけない自分の価値を下げたり、価値を無いものとする自分を変えずに、欲を求めて欲で誤魔化そうとします。しかし欲は一時しのぎなので、また苦しくなってきて、苦労しなければならないと言うループの状態に入るのです。そんなループの中、更に根本原因を無視しようとして認知を変えだす場合もあります。そう、「苦労は買ってでもしろ」と苦労に価値をつけ出すのです。価値の付け所が違うわけです。苦労は必要な分だけすればいいだけで、買ってでもしなくていいのです。それこそ自分虐めです。「認知の歪み」の記事に「認知の歪みが強いと価値を感じられないようになる」ことを書いていますので合わせて読んでみて下さい。納得できると思います。

認知の歪みを修正するとループから脱出できる

何故価値を下げたり、価値を無くすと苦しいか?

価値を下げたり、価値を無くすと、当然つまらなくなります。子供の時に楽しかった事が、大人になればつまらなくなり、どんどん良いものを求めていきます。良いものを求めれば求めるほど、現状が悪い物に思える罠があるとも知らずに。例えば、畑がある何もない田舎道。そんな道に価値がないと思えば思うほど、畑がある田舎道が苦痛なものになります。小鳥の鳴き声にも価値を感じられなくなります。そんな人間は鳥を車でひいても「タイヤがきたねぇ…」と思いやすいのです。逆に小鳥の価値を下げないとどうなるか?小鳥の鳴き声に癒され、感動し、写真をとったり、感謝の心が出てきたり、するのです。価値を下げない人にとっては田舎も都会も違う素晴らしさがあると感じますが、価値を下げる人は田舎なんか何の価値もなく住んでいる人間さえ価値がないとさえ思うのです。実際に昔の私がそうでした。不良以外の人間は生きている価値がないゴミだと見えていたのです。その結果、心が苦しくなったのです。

身近な人や物の価値をもっと感じてみよう

価値は自分が感じられていないだけ

この世には、生きている価値がない奴もいる。価値がないと思う事はいっぱいある。と思う人もいると思いますが、それは自分が価値を感じるだけの力がまだ身に付いていないだけです。先ほども書きましたが私は昔は不良以外の人間は生きている価値がないゴミだと見えていて、普通の人はそこらへんの雑草だと思っていたのです。

だけど、自分が変わってくると、価値がないわけではなくちゃんと価値がある事が見えてきたのです。つまり自分の主観世界が腐っていたのです。その主観世界が変わってくると、自分の見ている世界が変わるのです。

下記を読んでみて下さい。

価値を感じる力を身に付けていけば見てる世界が輝く

価値を感じられることを増やせば苦しみは消える

価値を感じられることを増やせば、苦しみは消えるということです。本来価値があるものを無価値とするから、苦しみが生まれてしまうのです。そしてその苦しみを無くそうと欲で満たすのです。そして、欲は薬のようなものなので一時しのぎで次の苦しみが少し大きくなって出てきます。そして、また苦しみを無くそうと欲で満たすのです。そして無限ループに入っていくとどんどん苦しむのです。そして家族や、自分の子や、兄弟や、周囲の人を、どんどん軽視し、ディスカウントし、価値を無いものとしてみていく事が苦しみを増やすのです。

ディスカウント ⇒ プレミアム

だから「気づき」が大事

あらゆる心の苦しみの原因の一つは、自分が価値を下げたことからはじまっているので、「気づき」が大事なのです。自覚の無い自分の悪い所。自分が価値を下げたことでいったいどれだけの人に嫌な思いをさせたか?子供の価値を下げたためにいったいどれだけ子供を悲しませたか?そして悲しみを出させないように封じ込めたか?

無自覚でやっている事に気づいて、反省し、精算することで、苦しみから抜ける道に入れるのです。本来の価値を見つけ出すことが出来た時、心からの「ありがとう」が出てきます。自分がどれだけ卑怯だったのかもわかります。どれだけ情けなかったのかもわかります。

日本人の「ありがとう」は素晴らしい

勇気を持とう

価値を下げず、価値を無いものにせず、みんなが「あんな奴は生きてる価値がない」と言っても、それを受け入れず、他人の評価を受け入れない勇気を持つことが大事なのです。心の苦しみは、勇気を無くし、勇気があるフリをして、そして価値を下げ、価値を無くす自分が作り出すのです。苦しい人は変わるチャンスです。真剣に向き合って価値を引き出す自分になれたらいいですね。

勇気は取り戻せる

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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