このブログの「宗教二世」に関する過去記事は「こちら」で読めます。
宗教二世とは
宗教二世とは、特定の信仰を持つ親や家族の元で、その教えの影響を受けて育った子供世代のことです。
宗教二世の人たちは悪夢に悩まされたり蜘蛛恐怖症の人が多いのかも
僕も宗教二世で、物心ついた頃から毎日お経を唱え続ける家庭で育ちました。今思えば異常とも言えるくらいの教育をされていました。簡単に言えばお経を唱えない日があれば死ぬかもしれない、、、それを本気で思ってしまうくらいの教育(洗脳)です。なので、そんな洗脳の中、お経をやめる(僕の場合は非行に走って抵抗した)ことで、もしかしたら死ぬかもしれないと思った中での抵抗でした。13歳の時でした。つまり子供が「死んだって構わない」と決心して抵抗したのです。こういったことが後に心に問題が起こってしまう原因の1つであったと思っています。
そんな宗教二世だった僕は過去、悪夢に苦しめられていました。悪夢障害だったのでは? と思うくらいのレベルでした。
下記の引用文をお読み下さい。さっき見つけた『宗教二世と機能不全家庭の共通点?!「私たちの不眠話~菊池真理子×成宮アイコ~」【後半】- 自分が受けた傷に苦しんでしまうのは正常、親を許さなくてもいい。 – レポート | Rooftop』という記事からです。
私は親がいわゆるカルト宗教に属しているカルト宗教二世で、信仰や多額の献金を強要されて育ちました。今は反発して宗教も親元も離れ、結婚して数年経ちますがそれによって受けた心の傷や穴が塞がらず今もなお不眠と悪夢に悩まされています。[mfn]文献:宗教二世と機能不全家庭の共通点?!「私たちの不眠話~菊池真理子×成宮アイコ~」【後半】- 自分が受けた傷に苦しんでしまうのは正常、親を許さなくてもいい。 – レポート | Rooftop(https://rooftop1976.com/report/2021/01/07170658.php)[/mfn]
このように悪夢に悩まされている宗教二世の人もいます。
前記したように僕自身も悪夢に悩まされていました。宗教からは17年くらい前に離れましたが、その後の心の傷、宗教の影響による人格の問題など様々な問題で長く苦しみ、悪夢を見ていた時期もあります。宗教二世の人たちはトラウマや悪夢、恐怖症に悩まされている人がかなり多いのではないか、そう思います。
悪夢と宗教の関係
僕が見ていた悪夢は、蜘蛛を連想するものが多かったです。嵌められる夢、騙される夢、陥れられる夢、そして殺される夢(イメージとしては蜘蛛の巣に引っ掛けられて食われるような感じ)です。そして実際に蜘蛛恐怖症でもありました。それについて色々と海外の専門家のサイトなどを調べていると、「宗教が蜘蛛恐怖症の原因になり得る」という著名な専門家らの記事を発見しました。それに関して興味がある方は「こちら」をお読み下さい。
ここで1つ繋がりました。僕が抱えていた蜘蛛恐怖症(それに関する悪夢)は、僕自身が潜在的に抱えていた宗教やそれらを取り巻く詐欺師のような嘘つき(偽り)などへの恐怖の表れだったのだと。実際、宗教関係者には詐欺師のような者(洗脳やマインドコントロールが得意な者)も多く、人を嵌めようとしたり、罠にかけたり、そういう手口を使う人間も多いので、子供だった僕はそれらが理解出来ずに潜在的な恐怖を抱えることになったのかもしれません。
今後はカルトとマフィアで結託し始めるかもしれない
最近になってようやく宗教の闇の一部が暴露され出していますが、もう宗教の時代の終焉かもしれませんね。或いは形を大きく変え出すのかもしれません。今後は、暴力団や半グレはマフィア化していき、一部の宗教も同様に水面下に潜っていきカルト化していき、カルトとマフィアの結託で更なる仕掛けを裏からしてくるようになるかもしれませんね……。暴力団と宗教に関係があったように、それらが水面下に潜れば当然、マフィア化した組織と、カルト化した組織でまた関係が深まる可能性があるのは自然なことです。
良い勉強になった
僕は自分が経験したことによる心の苦しみなど全体を自分の心の問題として捉えて、それらを意識化していき、それに対して対処出来る自分へと成長したことで結果として、蜘蛛恐怖症も悪夢も綺麗さっぱり消えたのです。今も悪夢なんて見ませんし、蜘蛛恐怖症も完全克服出来ています。子供の頃から刷り込みをされ続けてきた凡ゆる心の問題を解決したから、蜘蛛恐怖症も悪夢も綺麗さっぱり消えたのだと思います。
このように宗教の影響レベルの悪夢や蜘蛛恐怖症を克服して思うことは「良い勉強になった」ということです。辛かったこと、苦しかったこと、悔しかったこと、怖かったこと、悲しかったことなど数え切れないほどありますが、良い経験になったと思っています。その経験のお陰で、それがあったからこそ、僕は心の中の小さな自分の存在を知り、詐欺師を見抜き、心の安定を増やすことが出来たので、結果、自己成長に繋がったので良かったと思っています。
偽りを見抜く力
宗教のことを一般人は真実とみなしており、賢者は偽りとみなしており、支配者は便利とみなしている。
エドワード・ギボン(イギリスの歴史家)
人間は賢くなればなるほど、そこにある「偽り」が見えてくるようになるのです。このような成長が必要なことなのです。僕が宗教から得たものは「偽りを見抜く力」でした。
気づいていない人が殆どですが、宗教を信じることで心に問題が増えていくので(宗教を信仰していない側から相手にされなくなり孤立するのでどんどん宗教依存症になる)、結果、不幸に繋がる問題が増えてしまい、それから逃れたいという思いからますます信仰が深まるという次の問題へと繋がり、依存症になってしまうのです。逆なのです。マッチポンプのような仕組みがあります。救われたいが為に信仰して不幸になって依存していくのです。宗教は信者を権威性で釣り上げている部分もありますから、信者たちは真実を見ることが出来ず、その権威性を前にして縋り付いています。実際宗教を信仰しても問題は解決しませんでした。悪化する一方でした。宗教は嘘ばかりついていました。裏で悪いことをしている善人、聖人ぶった者もいます。このような罠に気づかなかった自分に問題があったのです。こうした偽りを沢山見てきたことで、エドワード・ギボン(イギリスの歴史家)氏が言っている意味がよくわかるようになりました。
僕は宗教という偽りから「偽りを見抜く力」を得たので、良い勉強になった。必要な経験だったと納得出来るようになったので過去を過去のものとして終わらせることが出来ました。
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