罪悪感に押しつぶされそう……。そう苦しんでいる人もいるでしょう。
誠実なあなた(罪悪感を感じている人)がやるべきこと
罪悪感に押しつぶされそうというあなたは誠実な人である可能性があります。罪悪感と言っても、本当の罪悪感、支配されて他人から植え付けられている架空の罪悪感などがありますが、純粋に悪いことをして罪悪感を抱いているのであれば、あなたは人として誠実な人です。そして心が育っている証拠です。
人間は心が未熟であればあるほど悪いことをしても罪の意識に苛まされることがありません。そして悪いのは自分ではなくあいつだ! と他人の所為にします。こんな歪んだものが世界中を渦巻き、今、戦争の危機に突入しています。
話は逸れましたが、例えば死刑囚の中にも涙を流して心から反省して罪を償う心で、最期、感謝の気持ちで終える人もいると言います。大きな間違いはあったけど、人間として人生を終えたのだと僕は思います。一方では、最期まで自分のことしか考えず「嫌だ!死にたくないよ」と赤ん坊のように駄々を捏ねて泣き叫んで怯えて終える人もいるそうです。前者は罪悪感をしっかり感じて自分の心を変えた人だと思います。後者は罪悪感を感じずに、心の奥には逆恨みからの恨み辛み復讐心などを抱えていると思います。これらは認知(意味付け)の問題です。
また、自分の悪事もわからず、他人をスケープゴートにして悪者にするような心理的な赤ん坊が、僕のような子供時代に間違った道に入ってしまい少年院に入ったというだけで、勝手に色々と決めつけてきて、有り得ないほどの小汚い嘘で印象を操作しようとする者たちも、これまでに沢山いました。彼らは自分の心の中にある黒いものを投影してきて、レッテルを貼ってきて、自分の黒いものを無意識のうちに他人に擦りつけて隠そうとする場合があります。社会心理学者などはこれらの理由の1つに、彼らの煩悩を挙げています。低能力、罪悪感、劣等感など、彼らが抱える問題から彼らは逃げている為、その分だけ誰かを悪者やダメ扱いしようと躍起になって付き纏ってくることもあるわけです。そして白い羊を黒い羊だと決めつけて周りにもそう思わせて印象を操作します。そんなことに負けていてはいけません。自分をしっかり持てば、そんなことなどに翻弄されることはありません。つまり簡単に言うなら、悪いことを隠している者ほど、非行に走った人たちを悪く言う傾向にあるのです。一度や二度の悪い部分があったから、そこに便乗すれば悪者扱いしやすいからです。このような卑怯者もいます。そんな卑怯者は自分の罪悪感を感じることが出来ない場合もよくあります。
更生すれば尚更です。徹底してゴミ扱いされてクズ扱い、そして印象操作をされて嫌がらせを受ける場合もあります。スケープゴートにされた人たちが集まり、その中でまたスケープゴートを創ります(働き蟻の法則と似ている)。そこから更生するという人間は、周りの悪事を表に晒してしまう可能性もある為、徹底して悪者扱いされて印象操作されることもあるのです。
そういった人たちよりも先に進んで心が成長している人、それが「罪悪感を抱いている人」です。罪悪感が意識に上がってきているということはその人が誠実である証拠です。それを解決出来るだけの成長を起こしているから罪悪感が浮上してくるのです。自分は悪くない、そしてスケープゴートを作ってスケープゴートの所為にしている人は、罪悪感が無意識の中に消化されずに蓄積しています。それがその人の不幸へと繋がっていくわけです。無意識ではわかっているからです。
そういう人たちのことは他人のことですから放っておいて、罪悪感を感じている人がやるべきこと、それが「清算」です。人は清算をすることで罪悪感から解放されることが可能になります。そのことをお伝えしたくて書いたものが「静かなる償い(罪悪感を手放す方法)」です。ぜひ読んでみて下さい。
そしてあなたに架空の罪悪感を背負わせようとしてくる卑怯者もいますので、それらをしっかりと判断出来るように自己成長することが大切です。物事の筋道を理解出来るようになることが大切です。悪いものは悪い。嘘偽りなしで認めれば良いのです。逆に悪くないものは悪くない。しっかりと跳ね除けることが大切です。それを、正しい判断が出来る状態で、責任を持って正しく判断出来るようになる必要があります。その力がないと、それをいいことに汚い手口を使う者たちが悪者扱いしてくるのです。僕も機能不全家族の中で経験済みです。お人好しで弱っていたらでっち上げられたことが無数にあります。必要なのは自己成長です。
本当の罪悪感を感じて清算すれば、今よりも成長出来ます。罪悪感に押しつぶされそう、そう苦しんでいる人は成長するチャンスです。
まず最初に読んでいただきたいもの、それが「静かなる償い(罪悪感を手放す方法)」です。
この本を読むことで「あなたなりの答え」を出せるようになると思います。
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