罪悪感を持っていると、責められたり、責めたりしたくなるのです。これは日々の生活の中で罪悪感が無意識下に抑圧されていき、その無意識の罪悪感が「責められたい」「責めたい」感情を吸収するかのように、無意識下で肥大化していきながら、責められるような出来事や、責めるような出来事を無意識のうちに増やしていきます。
「責められたい」「責めたい」という悪循環から脱出するには罪悪感を持たない事が大事なのです。罪悪感は「自分は罪を犯した」「悪いことをしている」という感情で、元は無意識にあります。
罪悪感の解放を行うと良いのですが、これが清算するということです。実際に悪いことをしていた方が清算する場合、今まで積み上げてきた関係や悪行を解消し責任(反応する能力)をとることです。
しかし、その罪悪感は必ずしも自分が悪いワケではなく、相手の妄想、勘違いで罪を刷り込まれた「架空の罪悪感」の場合もあります。この場合の清算は、自分の罪ではない事をはっきりさせて納得し明らかにするほうが良いのです。
例えば親が、自分の親から「でかいことをしろ!」と育てられて自尊心を破壊され愛情もあたえず育てられると、「でかいことをしないと親の愛情や承認は手に入らない」と無意識で思うことがあり、自分が親になって子供を育てた時に子供にも同じことを言ってしまいます。
そうすると子供は自尊心を破壊され続け苦しむので、問題行動を起こすようになります。親はまさか自分に原因があるとは気づかないので「俺がでかいことが出来ないのはこの子供が問題を起こして邪魔してる」というストーリー性のある妄想を抱き自分の不安を妄想で解消しようとします。その結果、子供は妄想の道具にされていきます。
親から来る日も来る日も「お前は馬鹿だ」「お前は弱い」「お前は根性ない」「お前は悪い奴だ」と子供が悪いワケではないのに、親の妄想によって暗示をかけられて、偽物の罪悪感を刷り込まれていくのです。その偽物の罪悪感が大人になり「責められたい」「責めたい」心理になるのです。「責められたい」「責めたい」心理で相手に迷惑をかけるとトラブルになりますので、そのトラブル発生時こそ、自分の罪か、それとも偽物の刷り込まれた罪か。気付くチャンスになります。
親は、未熟なのは自分なのに来る日も来る日も「お前は馬鹿だ」「お前は弱い」「お前は根性ない」「お前は悪い奴だ」と刷り込んでいけばいくほど、子供は問題行動をとるようになります。そうするとずるい親は、表面上は優しくして陰で子供を孤立させ、モラルを盾に子供が気付かないように精神的ないじめをおこなうようになります。更に家族中に仲間を増やし家族中からモラルを盾にした「お前は馬鹿だ」「お前は弱い」「お前は根性ない」「お前は悪い奴だ」という非言語メッセージで精神を追い込んでいくのです。
この被害にあった子供はまさか親から精神的なバレないいじめをされているなんて思いもしません。気づかない事を楽しむのがモラルハラスメントです。
このように罪悪感は必ずしも本人が悪いワケではなく、相手の妄想や勘違いによって幼少期に刷り込まれた偽物の罪悪感もあるということを覚えておいて下さい。論理的思考をすれば徐々に真実が見えてきます。
偽物の罪悪感と言う悪い種を自分の無意識に置いておくことは自己否定になります。悪いものを見逃し自分の心に置いておけば自分を汚すことになりますので、悪い不幸の種は捨てましょう。不要なものは省き捨てることで本当の自分に気づけます。架空の罪悪感を植え付けられて傷ついたのに、自分の傷を癒していない者は架空請求が得意だったりします。
何故か、責められたり、責めたりしたくなる場合は、自分の心に向き合って、罪がないか。探ってみるのも良いでしょう。
よくある質問 AI生成
この記事に関連するよくある質問をAIが自動生成しました
Q1. 罪悪感が無意識に肥大化し、「責めたい」「責められたい」気持ちが強くなる原因は何ですか?
罪悪感が無意識に肥大化すると、自分や他者を責める感情に変わることがあります。この現象は、過去の親子関係や育児環境での自己価値の低下や、無意識の自己否定から生じることが多いです。心理的な癒しや自己理解が改善の鍵です。
Q2. 架空の罪悪感と本当の罪悪感を見分けるにはどうすれば良いですか?
架空の罪悪感は、自分に責任がないのに罪悪感を感じる状態です。自己反省や論理的思考、信頼できる第三者の意見を取り入れることで、真の罪悪感と区別できます。自分の感情の出所を見極めることが重要です。
Q3. 親からの精神的虐待やモラルハラスメントが罪悪感に与える影響は何ですか?
親からの精神的虐待は、無意識に偽物の罪悪感や自己否定を植え付ける原因となります。これにより自己価値が低下し、「責めたい」「責められたい」欲求が生まれることがあります。理解と気づきが解決への第一歩です。
Q4. 罪悪感を解放し、自己肯定感を高めるための具体的な方法は何ですか?
罪悪感を解放するには、自分の感情と向き合い、過去の誤った信念や妄想を見直すことが必要です。自己反省、カウンセリング、マインドフルネスや自己肯定の練習を取り入れることで、真の自己愛と安心感を築けます。
Q5. 自分の罪悪感が他者からの影響や妄想によるものであると気づいたとき、どう対処すれば良いですか?
まずは冷静に自己分析し、感情の出所を明確にします。信頼できる人や専門家に相談し、妄想と真実を区別することが重要です。その上で、不要な罪悪感を手放し、自分の価値を再認識する努力を続けることが解放への道です。
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