モラルハラスメントとは
言葉、態度、文書などによって継続的に人格や尊厳を傷つける精神的ないじめ・嫌がらせ
モラルハラスメントについて、外部記事からの引用です。
理解する大事なポイントの一つは「継続されている」ということ
モラルハラスメントを理解する大事なポイントの一つは「継続されている」ということ。モラルハラスメントは「継続して繰り返す」ことが重要になります。言葉でも非言語(しぐさ、視線、表情など)でもメールでも”相手が嫌がることを繰り返す”という「繰り返し」が理解する上で重要なポイントの一つです。
蓄積によるダメージを与えるのがモラルハラスメントの本質
そして、「精神的な嫌がらせを継続して繰り返す」ことによる「”蓄積”」で結果として大ダメージを与えることが出来るのがモラルハラスメントです。(悪質になるほど潜在意識に蓄積させる)つまり10000のダメージを与えるために精神的な嫌がらせを100×100に分散するのです。
分散するほど嫌がらせがわかりにくくなる
分散する数が多くなるほどモラルハラスメントは水面下に潜り、周囲に気付かれなくなります。つまり1の些細なダメージを10000回に分散する。これが賢い加害者が行う巧妙なモラルハラスメントです。周囲は10000全体を見れないからモラルハラスメントの酷さに気がつかないのです。
たった1の嫌がらせでも10000ヒットさせれば大ダメージ
たった1の些細な精神的な嫌がらせでも10000ヒットさせれば大ダメージを与えることが可能になる。自殺させることも不可能ではない。だからモラルハラスメントを理解する上で重要なポイントの一つが「”継続して繰り返す”」という部分なのです。
嫌だという意思を明確に伝えることも大事
どんなに些細なもの(例えば髪の毛の隙間から睨む視線)でも、「その視線嫌だからやめて」と相手に伝えた証拠を取る。それなのに長期的に同じ視線を何度も繰り返された場合、その視線の証拠を取っておけば”裁判”でも認められると思いますよ。
モラハラはコミュニケーションを通じて主観的に嫌だと感じるハラスメントなので本人がハラスメントだと思えばハラスメントなのです。相手に「嫌だからやめて」と伝えているのにもかかわらず繰り返されるのは間違いなくハラスメントなのです。「内的情報」と「外的情報」の両方からの検証が必要です。
非言語メッセージによる精神的な嫌がらせ
モラルハラスメントでは、非言語メッセージによる精神的な嫌がらせが行われることもあります。非言語については以下をお読みください。
人間は非言語的コミュニケーションを、顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢、相手との物理的な距離の置き方などによって行っている[4]。また、非言語コミュニケーションには身振り、姿勢、表情、視線に加え、服装や髪型、呼吸、声のトーンや声質などの種類がある
このような非言語を使って精神的な嫌がらせをするのは「証拠が取られにくい」「とぼけることが出来る」からです。そこに潜むのがモラルハラスメントの加害者なのです。そして攻撃を攻撃だと周囲に気づかれないように、被害者にだけ、ネチネチと攻撃していく。そして蓄積によって大ダメージを与えていくのがモラルハラスメントの本質です。
それはつまり、モラルハラスメントが「静かに・じめじめと・陰湿に」行われることであり、それによって他人の人格や尊厳を傷つけることができるということです。
例えば、「無視をする」「わざと咳払いをする」「見下すしぐさをする」「否定する」など。
こちらの引用の文章通りなのです。モラルハラスメントの本質は、こういったことを「執拗に繰り返す」ことにあるのです。そして嫌がらせではなく、自然を装って攻撃をしてくるので、なかなか対処できない加害者もいるのです。
例えば、「わざと咳払いをする」。これ1つでみても相手が「わざとじゃないんだけど決めつけないで」と言えばそれまでです。裁判で勝てるだけの証拠がない限り相手はほくそ笑んでいるのです。そして何度もやられて、他の嫌がらせも受けた被害者が混乱すると、人によっては「悪意のない人の咳ばらいを嫌がらせされたと勘違いしてしまうほど混乱する」場合もあるのです。モラルハラスメントの加害者が賢い場合は、それを狙っている場合もあるのです。
どんなに悪賢くても、一言で言えば「情けない人間だからできる」ことを「執拗に繰り返す精神的な嫌がらせ」なのです。僕もこの勉強をするまでは、ここまでの人間がいるとは考えもしませんでした。
継続して繰り返すという重要ポイントを無視するのは異常なこと
モラルハラスメントに関して「”継続して繰り返す”」という「”重要ポイント”」を”無視”している専門家は専門家じゃありません。
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コメント一覧 (1件)
記事の続きに「第1回目 同じ穴の狢にならずに、その逆へと進めばよい!」を追加しました。
ぜひ、読んでみて下さい。