いじめが何故起こるのか?その原因について個人的意見として書きたいと思います。
他の人の脳を真似る?
人間には「ミラーニューロン」というモノマネ細胞と呼ばれる神経細胞があります。簡単にご説明すると「ミラーニューロンは、他の人の行動を見ると、見るだけで自分も同じことをやっているかのように脳は反応するもの」です。つまり緊張している人を見ると自分も緊張してくるという事です。これはミラーニューロンが自動で相手の脳を真似るから自分も緊張しやすいというわけです。
「他の人の行動を見ると、見るだけで自分も同じことをやっているかのように脳は反応する」
ということです。私は脳に詳しくないので詳細を知りたい方は調べてみて下さい。
いじめる側の恐怖や不安が蘇る
このことを理解した上でいじめの仕組みについて考えてみて下さい。
例えばいじめる側が、親から「清潔にしなさい」と過剰に言われ厳しく育てられたとします。そしていじめる側が「不潔になると親に怒られるという恐怖」を持っている場合、学校で不潔っぽい子を見ると、ミラーニューロンが動き自分が不潔になってしまったかのようにミラーニューロンによって反応し、自分が過去に不潔で怒られてしまった経験が恐怖や不安感として蘇ります。無意識レベルでの事なので本人は気付きません。
ミラーニューロンは、他の人の行動を見るだけで自分も同じことをやっているかのように脳は反応するものですから、いじめる側が不潔だと解釈したいじめられる側を見ると、いじめる側は「自分が不潔になってしまったと脳が反応し親からの恐怖が蘇り不安になる」のです。その不安を解消しようと、相手をいじめて下にして安心しようとしているのです。
いじめる側もいじめられている
いじめる側も、親などからいじめられているのです。ただ、そのいじめる側の受けているいじめが非常に分かりにくいのです。欺きの上手いモラルハラスメントが隠れていじめています。つまりいじめを辿っていけば巧妙ないじめが分かってくるでしょう。それが欺きながら自尊心を傷つけるモラルハラスメントです。
連鎖を止めるには
この連鎖を止めるためには一度明るみに出して明確にすることも大事でしょう。その為に「巧妙なモラルハラスメントの手口をインターネット上に誰でも見れるように残しておく」ことが大事だと思います。
しかしそれだけでは解決は出来ません。巧妙ないじめをやる側の手口を明るみに出しても、いたちごっこ状態になるだけです。何故なら彼らは自分たちの隠れた欺きの手口が「善の行いだと信じている」からです。止めるためには「敵を作らないで、深い癒しになる理解」が必要不可欠だと思うのです。その為に出来ることは犯人探しや吊し上げの為の手口公開ではなく、深い理解と癒しの為に手口を理解することが大事なのではと個人的ではありますがそう思いました。
こちらの「更生の本質を捉えた」本も合わせて読んでいただくと更に理解が高まると思います。
「反省させると犯罪者になります」というタイトル通りで、いじめに当てはめれば「反省させるといじめる側になります」という事になります。
人をいじめたりしている人は匿名で構いませんのでコメントを下さい。いじめについてお聞きしたいです。
責めるのではなく、学びの為にお聞きしたいのです。
・いじめた相手にどんな感情を抱いていたか?
・どのようないじめを行ったか?
などを投稿して下さい。
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