【勇気ある専門家】“ナルシスト”の乱用が奪う治療機会——NPDスティグマに警鐘を鳴らす世界の専門家たち

【勇気ある専門家】“ナルシスト”の乱用が奪う治療機会——NPDスティグマに警鐘を鳴らす世界の専門家たち

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現段階でも「NPD(自己愛性パーソナリティ障害)の“悪者扱い(スティグマ)”に警鐘を鳴らし、啓発を続けている専門家」は、下のとおり世界各国で声を上げています。

国名名前肩書・所属(日本人にもわかる表記)スティグマに関する主な発信・要旨代表的な根拠・出典
米国(出身:スウェーデン)エルサ・ローニングスタム(Elsa Ronningstam, PhD)臨床心理学者/ハーバード医学部 精神医学准教授/マクリーン病院 人格障害領域NPDの臨床と診断を精緻化し、誤解と偏見を減らす重要性を継続発信(書籍・論文・講演)McLean公式プロフィール(経歴・専門分野)。McLean Hospital
米国イゴール・ワインバーグ(Igor Weinberg, PhD)臨床心理学者/マクリーン病院無料公開ウェビナーで「NPDがなお強いスティグマにさらされている」点を明示し、治療可能性・共存症などを解説McLeanウェビナー告知(「なぜNPDは今もスティグマ化されるのか」を扱う)。オンデマンド動画案内。McLean Hospital+1
英国ピーター・タイラー(Peter Tyrer, MD, FRCPsych)精神科医/インペリアル・カレッジ・ロンドン 名誉教授「“パーソナリティ障害”というラベル自体が強いスティグマを生む」と繰り返し提起し、臨床の質低下を警告論説(BJPsychほか)で、用語とラベリングがもたらす烙印効果を指摘。Cambridge University Press & Assessment+2PubMed+2
英国キーア・ハーディング(Keir Harding)作業療法士(Consultant OT)/RCPsych人格障害エキスパート・リファレンス・グループ「NPDは最もスティグマ化された障害の一つ。ラベルが医療者の態度を悪化させうる」と社会面で継続発信The Guardianでの寄稿・書簡(2025年)。ガーディアン+1
英国キャスリーン・ソークストン(Kathleen Saxton, UKCP)心理療法士(UKCP/BACP登録)“ナルシスト”という語の乱用が当事者理解を妨げ偏見を助長すると啓発(記事・ポッドキャスト・SNS)メディア記事・プロフィール投稿等。stylist.co.uk+2davidlancefield.com+2
オーストラリアブリン・F・S・グレニヤー(Brin F. S. Grenyer, PhD)心理学者/ウーロンゴン大学 上級教授/Project Air Strategy 所長医療・学校・地域全体で「人格障害の構造的スティグマ」を減らす実装モデルを主導(ガイドライン・研修)Project Air関連の学術・ガイド資料。documents.uow.edu.au+2PMC+2
オランダヨースト・フツェバウト(Joost Hutsebaut, PhD)臨床心理学者/de Viersprong(国立PD研究機関)/ESSPD若年期PDの診断・治療を倫理的に肯定し、レッテル回避で支援が遅れる“善意ゆえのスティグマ”を是正倫理論文・ガイドライン実装(GIT-PD)。PubMed+1

※補助線:構造的スティグマ(制度・現場の慣行が偏見を増幅する問題)に関する国際的レビューや報道も、NPD/PD全般の“悪者扱い”の弊害を裏づけています。PMC+1

目次

“ナルシスト”乱用が生む二次被害——NPDスティグマを正す国際レビューと報道まとめ


国名媒体・機関種別公開日見出し・要旨出典
米国Wiley(Perspectives in Mental Health)学術論文(NPD特化)2025-08「Labeled, Criticized, Looked Down On」—NPDは高度にスティグマ化されているのに実証研究が乏しい。個人・対人・構造の3層と6次元(隠蔽性/起源/経過/攪乱性/外見/危険性)でNPDスティグマを体系化。対策の指針に。 Wiley Online Library+1
英国The Guardian大手報道(当事者特集)2025-10-15「『常に“悪人”と言われる』—診断を受けたナシシストの生活」。当事者の声と専門家コメントで、NPDの誤解・悪魔化が治療と支援への障壁になる実情を可視化。 ガーディアン
英国The Guardian大手報道(意見・解説)2025-10-17「NPDには“洞察”が決定的」。キーア・ハーディングらが“人格障害”ラベルの烙印効果を指摘し、過度なラベリングが医療者の態度を悪化させ得ると警鐘。 ガーディアン
米国McLean Hospital(ハーバード関連病院)公開ウェビナー(教育)2025-09-30「自己肯定感か、自己重要感か?」。NPDがいまもスティグマ化される理由、治療可能性、併存症を解説。臨床側から“悪者化”を是正。 McLean Hospital
米国NAMI(全米精神疾患家族会)啓発記事2022-04-20「NPDとスティグマを解きほぐす」。SNSや人間関係での“相手の悪魔化”が当事者集団への偏見につながるリスクを説明。 nami.org
英国Mental Health Practice(RCSI出版)ナラティブ・レビュー(PD全般)2024-09「人格障害に関連するスティグマ:ナラティブレビュー」。PDは他疾患より強いスティグマ対象となりやすく、臨床・地域で差別が発生。NPDにも理論的に適用可能。 ResearchGate
国際BMC International Journal of Mental Health Systemsスコーピングレビュー(BPDだが構造的示唆大)2022-03「BPDの構造的スティグマと医療影響」。制度・現場の慣行が治療アクセスを阻害する“構造的スティグマ”を整理。PD全体(NPD含む)に横断的示唆。 BioMed Central
国際Wiley(Perspectives in Mental Health)調査研究(PD全般)2025-05-07「人格障害における内在化スティグマと差別」。PD診断者が被る内在化スティグマと差別経験を検討。NPDの悪者扱いの文脈理解に資する。 Wiley Online Library
米国TIME大手報道(メディア・言葉の乱用)2023-03-15「“ガスライティング/ナルシスト”など心理用語の誤用」。SNSでのラベル乱用が本来の臨床概念を薄め、烙印と混乱を招くと指摘。NPDの“乱用語”化を牽制。 TIME+1
米国Doximity Op-Med医療専門職メディア2024-09-03「“Manic”“Narcissist”“Sociopath”——SNSは精神医学用語をどう乱用しているか」。日常的ラベリングがスティグマ拡大に寄与と医師が論説。 opmed.doximity.com
米国Psychological Medicine(レビュー)学術レビュー(NPD臨床進歩)2022「NPD理解と治療の進歩」。NPDの治療・診断アップデート。直接“スティグマ”特集ではないが、誤解是正と臨床可能性を強調。 PMC
国際NIH/PMC研究(臨床家の感情反応)2025「NPDサブタイプとカウンタートランスファレンス」。臨床家の怒り・絶望感などの反応がケア態度に影響し得る点を示唆(=医療内スティグマの温床)。 PMC

補足:上記のうち太字1〜4行が、NPDの“悪者扱い”に直接フォーカスした一次研究・最前線の教育・大手報道です。レビュー(6〜8行目)はPD全般ながら、NPDにそのまま適用できる「構造的スティグマ」「内在化スティグマ」「医療アクセス阻害」の概念を提供します。

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    6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

    あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

    自分自身の無意識にあった心理的な問題を意識化し解き明かす過程で得た知見を、心理的セルフヘルプの実践例として書き残し、さらにAIを用いたコンテンツ生成や書籍執筆の新たな可能性を追求している。

    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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