モラルハラスメントの加害者は「心を開かせて」から心を傷つける。心をハッキングし心に寄生しジワジワと食いつくのです。被害者は一連の流れが理解できず混乱する。

※この記事は後から修正します。

あなたはパソコンやインターネットでログインする際のパスワードが重要だという事はご存じですよね。分かりやすく言えばインターネット銀行のログイン時に使用するパスワードなどが盗まれて悪意ある人に知られたらどれほど大変か。こう考えたら「パスワードの重要性」はお分かりいただけるでしょう。

元々は、敵味方を識別する(関係者であることを確認する)ための合言葉のこと。「開けゴマ」や「山」「川」の類である。

引用元:パスワードとは – はてなキーワード

引用にあるようにパスワードとは敵と味方を区別する合言葉なのです。

誰にでも「敵」と「味方」がいます。ですから当然、自分の大切な心は守らなくてはいけません。ですから、心にもパスワードは重要なのです。実際にわすわーどを入力するわけではありませんからね(笑)そうではなく、簡単に言えば「簡単に心を開いてはいけない」ということです。しっかりと心に鍵をかけ、自分が自分の責任で「心の扉を開けても良い」と心から思った相手にだけ心を開くこと。

つまり、自分の能力を高め、敵と味方の区別をしっかりつけるということが心にパスワードを設定するということです。

そして、人は、建前上の偽の自分を演じることが大事です。家で言えば「門」や「塀」です。偽の自分が家で言えば「門」や「塀」の役割をし、「玄関」で応対するのです。そして家に入れるとしても本当に信頼するまで家を自由に歩かせることもしないほうが良いのです。

更に大事なことが心の中の奥にある自尊心を守るための心のパスワードです。心のパスワードを盗まれると心の扉が開けられてしまいます。その奥には一番大事な「自尊心」があるのです。無駄なプライドとは違う本当の「ありのままの自分を尊重して受け入れることが出来る心」です。自分として生きていくために絶対に必要なものです。

その大切な自尊心を傷つけて、破壊し、粉々にしようとするのが精神的な嫌がらせをするモラルハラスメント加害者です。自尊心が粉々になると言うことは精神の死を意味します。モラルハラスメントの加害者は「心を開かせて」から心を傷つける。心をハッキングし心に寄生しジワジワと食いつくのです。被害者は一連の流れが理解できず混乱する。ですから、あなたは自分の自尊心を守る必要があるのです。自尊心を守っている人は「ありのままの自分を尊重して受け入れることが出来る人」です。

「ありのままの自分を尊重して受け入れることが出来る心」がある人は他人の心も、ありのまま尊重して受け入れることが出来やすい人です。ですから、互いに尊重するには自尊心が必要なのです。

あなたは、心のパスワードを知らず知らず他人に渡していませんか?

心のパスワード盗み出す人は善人のフリをして信頼関係を構築してこようとします。そして「もっと心開かなきゃだめだよ?」とか「私を信じて!」とか「殻に籠ってたらだめ」、「鎧を脱げばいいのに」、「あなたのためなのよ」、「お前はダメな子だけど素直で優しい部分だけはいいところだと一見正しい事かのように見せかけて、巧みに心のパスワードを聞き出す場合もあります。

また、ただ無知なだけで世の中を綺麗に見過ぎている悪意のない人もこのように言う場合もあります。それはただ知らないだけの人です。普通の考えたらわかることですね。例えば「2-1 都道府県別刑法犯の認知件数、検挙件数、検挙人員(平成27年)」を見ると、平成27年の窃盗犯の認知件数は全国総数で807,560件で検挙件数は226,001件ですよ。更に平成27年の知能犯の認知件数 は43,622で検挙件数は20,742です。この数字からでも泥棒や詐欺師などがどれほど巧妙かもわかりますよね。検挙されていない者もいっぱいいるのです。心の世界でも同じですよ。巧妙なモラハラ加害者は認知さえされていない者もいっぱいいるのです。

冷静に数字を見て下さい。平成27年の窃盗犯の認知件数は全国総数で807,560件で検挙件数は226,001件。更に平成27年の知能犯の認知件数 は43,622で検挙件数は20,742件。認知件数に比べて検挙件数を見て下さい。認知されているのに検挙されていない犯罪者が多いですよね。

犯人を捕まえようとする警察組織があってもこれだけの検挙件数。つまり「悪いことしてもバレていない人間」が最低でもこれだけいるということです。心の世界でも同じですよ。モラルハラスメントの加害者がワサワサいるほうが自然なことですよね。そしてそれがバレていないことが多いのも当然ですよね。

その当然なことがわかれば「心を開きなよ」と言っている者が如何に無責任なことを言っているかがわかりますよね。若しくは加害者の場合もあります。または犯罪者の場合もあります。責任を持っている人は「簡単に心を開いてはいけません。」と教えてくれるものです。心の扉は家で言えば玄関です。

「心を開きなよ」というのは「玄関のカギをかけず扉も閉めないで」ということと同じなのです。まさに詐欺師の言葉だと思いませんか。僕は子供の頃、窃盗や恐喝など悪いことをしたことがある。その頃は、僕も「心を開きなよ」と言い続けていました。一切、盗みもしない今の僕は逆の考えを持っています。

現実的な考えをすればこれくらいはわかるでしょう。それなのに「もっと心開かなきゃだめだよ?」とか「私を信じて!」とか「殻に籠ってたらだめ」、「鎧を脱げばいいのに」、「あなたのためなのよ」、「お前はダメな子だけど素直で優しい部分だけはいいところだ」と言うのって怖いことですよね。悪意が無くても「お前は騙されちゃえよ」と言っているようなものなのです。

これがわかれば「もっと心開かなきゃだめだよ?」と言っている者たちが如何に夢の世界に心を置いて「無責任な発言」をしているかくらいかわかるかと思います。

本当に良い人と、善人のフリをして心のパスワード盗み出す人の違いは「責任を全うするか」で答えがわかります。後者は「無責任」ですから、「責任」追及されるとボロが出たりします。

更に、騙す相手に勘付かれて心のパスワードを変えられても、また心に侵入出来るように無意識の中にバックドア(ばれない入口)を作成されてしまいます。複数作成される場合もあります。ですので、モラルハラスメント被害者は加害者から離れていても苦しくなったり、加害者から離れても「加害者の元に戻らなければならない」と自ら戻ることもあるのです。

本当に信頼した人に心のパスワードを渡す(心を開く)ことは良いですが、むやみやたら簡単に心のパスワードを教えるのは言葉は悪いですが愚か者のやることです。

心のパスワードを盗んでいく人が、モラルハラスメントで善人のフリをして美徳による支配をしていくのです。支配し搾取し道具化し不要になれば粉砕させるのがモラルハラスメント加害者の目的です。

モラルハラスメント加害者に打ち勝つにはパスワードを盗まれて、心の権限をある程度奪われているのですから「心の権限を取り戻して自分が自分の心の管理者になる」ことです。

心の権限を取り戻し自分の心の決定権を何者にも与えないという気持ちを持ってください。あなたの心を決めるのは誰でもなく”あなた”です。

私のことを決定できるのは私だけ。

他の誰にも決定権は与えない。

例え世界の王であっても親であっても決定権は与えない。

私の心の決定権は何者にも与えない。

強い気持ちと信念で固めていくと、こっそり作成されたバックドア(ばれない入口)も見つけることが出来ます。モラルハラスメント加害者は相手の心の奥を舐めまわして隙間を見つけるのが得意です。ですので舐めまわされた結果、バックドア(ばれない入口)を作られているのですから見つけだし(気づく)鋼鉄の感情で隙間を埋めることが大事です。

良く考えてみて下さい。危ない犯罪、異常者、猟奇的事件などがある世の中で、むやみやたらに「鎧を脱いだほうがいい」とすすめる人は何かおかしいと思いませんか…?

そういった本人が、危ない場所だと思い鎧を脱がないのにもかかわらず、他人には鎧を脱ぐことをすすめる…。詐欺と同じで心理的詐欺も多くいますよ。

もう一度繰り返します。

私のことを決定できるのは私だけ。

他の誰にも決定権は与えない。

例え世界の王であっても親であっても決定権は与えない。

私の心の決定権は何者にも与えない。

力強い言葉ではっきりとイメージして声に出して言ってみると効果的です。

あなたの心は、あなたが心から信じたい人、愛したい人にだけ、あなたの責任で心の扉を開いてください。

家の玄関と同じで、夜に開けっ放しは良くないのと同じで、心を開きっぱなしは自分を破壊へと誘導します。

そして、世の中には裏切らない人もいる。そんな人が心を閉ざした人の心の扉を開ける…。のだと思う。騙された続けた人は心の扉を閉める。そして本当の自分を大切にしていくと自然と心の扉を開けるのだと思う。

例えば、無条件で親を信じて来た結果、後から「騙された」と気づいた時には「殺意が湧く」人もいます。その気持ちは当然です。しかし、変わるのは自分です。悔しかったら変わるしかないのです。親が嫌いなら心の中で捨ててしまえば良い。自分が自分の親になってあげることが大切です。

それが、この記事でお伝えしたかった「心に鍵をかけるために自分の能力を高めよう」ということです。

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6年もの集大成:サヨナラ・モンスター

あなたの心の奥底には、知らず知らずのうちに抱え込んでしまった感情や思考の纏まりである"モンスター"が潜んでいるかもしれません。『サヨナラ・モンスター』は、「書くこと」でそのモンスターと対話し、心の傷を癒し、本当の自分を取り戻すための第一歩となる教材です。音楽の力を借りて、自分の心の声に耳を傾け、書くことで深い部分の心理的な問題を解放しましょう。今、この瞬間から、あなたの心の旅をスタートさせ、新しい自分との出会いを実感してください。 僕自身もこの方法で、数えきれないほどの心理的問題を解決してきました。その一つ一つが、大きなモンスター(纏まり)を紐解いて、その奥にいる「心の中の小さな自分」を救うことに繋がります。

この記事を書いた人

1980年、北海道に産まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済)。5歳まで殆ど喋らない子供だったそうで周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題(恐怖症、トラウマ、自閉的、強い拘り、パニック発作、強迫観念、強迫行為など)を抱えることになる。親や自分の境遇を恨み、そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を解決出来る部分から解決して(書くことによる癒し効果で)心に大きな変化を起こす。それにより幼少期からの潜在意識(無意識)に根を張る宗教の洗脳を自力で解き、恨みさえも克服し感謝の心が芽生える。そして自分の心の良い変化に繋がった情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報(方法)の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくこと(成長に繋がること)を体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

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