僕は、過去に自分が書いた記事と、関係のある事実や、ニュースが、後から出てくることが大好きです。今回は、認知症の人の「物盗られ妄想」に関して。
まず、認知症の人にみられる「物盗られ妄想」に関して、情報を発信している人の多くは、認知症の人が「盗まれた」と言っていることを「妄想」だと決めつけることをやめて下さい。なぜかと言うと、嘘つき、詐欺師、泥棒は、認知症の人や、心が弱っている人などに付き纏っているので、知らず知らずのうちに、被害を受ける可能性があり、その被害を、妄想だとすり替えられる場合があるからです。弱っている人は、泣き寝入りをしている場合もあるのです。ですから、「物盗られ妄想」だと断定せず、50%は、本当に盗まれている可能性もあると、健全な考えを持って下さい。
相手が認知症だから主張していることは妄想、、、とは限りません。ですから、必ず「物盗られ妄想」の記述に関しては、「実際に盗まれている可能性もある」と記載をするようにして下さい。しなくても良いですが、しないままだと、世間様から、偏った情報だと(泥棒の肩を持ってるの?と)思われると思いますよ。
2017年12月に下記記事を投稿しました。覚えていますでしょうか?
この記事の中で、次のようにお伝えしました。
認知症の人にみられる「物盗られ妄想」は必ずしも「すべてが妄想」というわけではない場合もあります。周囲の誰かが「相手が認知症だからバレないだろうと思い実際に盗んでいる」可能性もある。認知症の方のご家族の方は「妄想と断定しない」ことも大切です。その人なりの言いたいことがあるのです。
そして、下記のニュースは、今日の昼のものです。
認知症男性から現金盗んだ疑い ヘルパー犯行の瞬間|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
酷いやつですね。
僕が、こういったことを、2017年12月に、記事投稿したのも、このような泥棒が、認知症の人に付き纏っていることが、よくあることを知っていたからです。僕は、こういう人間が嫌いなのです。人の弱みに漬け込み、コソコソ泥棒をする。ネットで、嫌がらせをするような者たちと同類です。隠れてコソコソ匿名で、デマを流して、嘘書いて、評価を下げようと企んで、失敗や間違いはいいんです。悪意を持って、知った上で、継続してやり続ける。これは、、、良心が無くなってしまい、温室の中で根腐れを起こした者だと思います。相手がどれほど嫌がっているか、困っているか、迷惑しているか、それさえも考えられないのですから。
話は戻りますが、さっきの動画のように、認知症の男性から現金を盗んだとして、訪問介護ヘルパーが書類送検されていますが、このように、認知症の人などを狙う嘘つきや、詐欺目的で訪問介護の仕事に就く人間もいるのです。このような悪いことをする彼らの特徴は、すぐに相手を妄想扱いすることです。これは、心の世界においても同じです。
モラルハラスメントの加害者は、被害者を支配している。そして、喋られてはいけないことがある…。だから、被害者の「混乱」を、「妄想」とすり替え、被害者が妄想を言っていることにして、「口封じ」をすることがある。この加害者は、悪質な加害者です。
加害者は、認知症の人からお金や物を盗み、認知症の人が勘づいたら「物盗られ妄想」だと決めつける。モラルハラスメント加害者は、長年相手を支配してきて、相手がうまく説明出来ず混乱していることを、妄想だとすり替えて、喋らせないように、その話を他の人が信じないように、被害者をおかしい扱いすることもあるのです。挙げ句の果てには、ガスライティング(心理的虐待の一種)を仕掛けて、被害者が、気が狂って自殺するまで、執拗に追い詰める場合もあります。嘘つきは、立場をすり替えて、相手を悪者にするのです。
「物盗られ妄想」、、確かに認知症の人などにはこういった被害妄想がある場合がある。だからこそ、嘘つき、泥棒、詐欺師が、そこに目をつけるのです。近寄るのです。情報発信者や、認知症関連のウェブサイト運営者は、本当に盗まれている場合もあることを記載するべきです。それをしないならば、偏った(歪んだ)情報を掲載しているのですから、世間様から、なんで記載しなんだ? 泥棒擁護? と思われても仕方ないと思います。普通に考えても、本当に盗まれている場合もあれば、そうではない場合もあると、これくらいは考えることが出来るかと思うのに、認知症の人を見下しているのか、何故、最初から妄想だと決めつけている人間が多いのか? 現実を見ることも出来ないのか、、、。何だろうか…。兎に角、有害な情報はやめて欲しいと思います。健全に、「物盗られ妄想は、妄想ではなく、本当に盗まれている場合もある。」と書くべきです。そして、盗まれたと言っている人がいたら、カメラを設置するなどして、出来るだけ事実を確認していくことが大切です。こうして、時間をかけて、本当のことが見えてくるのですから。
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