過去に大地震が起こった時、 実際に大きな揺れが起こったと同時に心も揺さぶられたと思います そして、その時に本音が出てきたと思います。「人の役に立ちたい!」 「自分に何か出来ることはないか!」 「誰かを助けたい!」など。多くの方が人間らしい本音が出てきたと思います。
国内メディアではほとんど報道されることはなかったけど 復興を支援する「ヤクザ」の存在を海外メディアは報道していました。そんな時は一般の人がヤクザに感謝したりと、全てを超えて「人と人」が支え合った瞬間だったはずです。「ヤクザだから…」「犯罪者だから…」「自衛隊だから…」など、そういった枠に囚われずに「人と人」が支え合った瞬間だと思います。
外部リンク:語られない「震災」-復興を支援する「ヤクザ」達の存在を海外メディアが報道
しかし、大地震という揺さぶりが治まって平和になると、一部の人は自分の狡さを隠し子供を追い込んだりするようになる人もいます。 あれだけ命の尊さを感じたのに・・・。
ですが先ほども書きましたように「揺さぶりは本音を引き出す」のですから人の本音は本当は素晴らしいものだということを大震災は証明してくれたと私は勝手に思っています。
つまり、モラルハラスメントも、卑怯な親も、奥の本音は素晴らしい人なのだという事。狡さも卑怯な部分もモラルハラスメントも子供いじめも、その人の本音ではないのだという事です。しかし、この指摘を受けると怖がり自分にはこのような部分はないと思いたいから、相手がおかしい、相手が間違えている、と見たくなるのです。
本当のあなたは大震災の時に「一人でも多くの人が助かってほしい!」と願ったのが自分なはずです。それがわかれば、モラルハラスメントも、卑怯な親も、それは本当の自分ではなく「自分にこびりついているもの」だという事がわかるでしょう。
だから、気づいて、認めて、捨てる、棄てることが大事なのです。 毒親は猛毒を心にばら撒きます。 それは本音ではないのです。 人の本質は善(善悪の善ではなく自分の為になると思っている善)です。
善の歯車がズレて悪になっているので「知る」を増やしてズレを修正すれば悪は善になるのです。全ての悪は無知から来ると言われているように。
モラルハラスメント、毒親。 これは深い部分では社会全体に蔓延していますから、そう簡単には解けません。簡単に解けるわけがないのです。 被害者が加害者になり、加害者が被害者に成りすましたり、あっちに逃げこっちに逃げ、すり替えたり、誤魔化したり、レッテルや暗示で変化させたり巧妙なのです。
モラルハラスメント、毒親。を理解し超えた先に、本当の安心があるでしょう。 目が死んで魚のような目をしていた人が311の大震災のあとに目に輝きを取り戻したことを見ました。 大事なことを忘れると、目が死んできます。 子供の笑顔さえコントロールする毒親。 笑顔の奥に悲しんでいる子供に気が付いてあげることが出来る大人が増えれば悪い世代間連鎖は減ってくるでしょう。笑顔が必ずしも笑顔とは限らないのです。 悲しみに笑顔の仮面を被らないといけない縛られた子たちが多いと思います。
本当の自分を取り戻すには、力信仰をやめることです。権力を善(自分の為になる)とするのではなく、権力ではなく、ありのままの自分を好きになることです。自分の内側の自分の声に耳を傾けましょう。
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