脳の疲れは雑念の蓄積によって起こる
集中力アップで雑念を振り払うことは脳を疲れさせないためにも大切なことです。脳の疲れは日々の「雑念」の蓄積によって起こります。人は1つの事に集中すれば余計なもの(雑念)が入り込む余地がなくなります。それは脳を疲れさせないことに繋がるのです。脳が疲れていると寝ても寝ても疲れが取れない。ぼーっとする。だるい。頭が重い。そういった状態になります。
「疲れ」は「憑かれ」とも言えます。何故か。「雑念」に「憑かれ」るから「疲れる」のです。
雑念ってどこから来るの!?
雑念ってどこから来るの!?
雑念は「無意識」から来ます。そして「過去」や「未来」に関することで自動で浮かんできます。「こうなったらどうしよう…」とか「くそ、あの時、あんなこと言いやがって」と。
人は同時に2つのことを考えることは出来ません。つまり、「今」に集中していれば「過去」や「未来」が入り込む余地がなくなりますので、雑念が浮かんでこないのです。
だけど、「今」に集中していないときは「過去」や「未来」が入り込んできて雑念に支配されていくのです。
過去に支配されている
人から見下されることが怖く、責められることが怖いというAさん。Aさんは何故見下されるのが怖いのか、何故責められる気がするのかを冷静に考えていきました。すると、自分の中に相手への攻撃性が隠れていて、相手を見下していることに気が付きました。
まさに被害者意識は加害者意識です。
自分が見下されるのが怖く、相手から責められているようで怖い時、自分が相手を見下し相手を責めていたのです。そして相手を見下すかのようなコミュニケーションとフォーカスで相手を無意識で攻撃していたという事です。 「そっか、自分が相手を見下して、相手を馬鹿にし、責める心があるから、そういったものにフォーカスしているから、鏡のように相手からもそう見られている、そうされるかもって思うんだ」と気づいたようでした。
では何故、そんな人を見下し馬鹿にし責めることを無意識の癖になったのか、それはAさんが言うところによると自分の母親と全く同じ!母親の価値観をそっくり受け継いでいる。そう気づいたとのことです。 「こんな価値観は捨てて良いのだ」 そう決心したのです。 母親の価値観を捨てるという事は母親を傷つけてしまい、やってはいけないことだと感じたそうです。
自分は自分、親は親、区別し別々でも良いのだと分かって来たとのことです。
つまり、過去の記憶で今を見ていたのです。過去に支配され、過去の記憶が無意識のうちに雑念を生み出して、そのまま見ていたのです。そのことに気づいて「今」に集中すれば違う見方が出来るのです。
人は1つの事に集中すれば余計なものは入り込む余地はありません。つまり「人を尊重し感謝すること(今)」に集中出来ていれば「人を見下す、馬鹿にする、責める(過去)」などが入り込む余地などないという事です。
集中力を高め、自分はどんな考えで、どんな価値観の人間なのかを、明確にして他者の価値観は捨てても良いんだと自分に言ってあげることが大事な事です。
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