陰湿なモラハラ加害者は「本人にだけダメージを与えることが出来て、本人以外には攻撃に見えない精神的な嫌がらせの方法」を知っている。だから他の人に被害を言っても「気にしすぎじゃない?」と言われて更に傷つく仕組み。

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モラルハラスメントの加害者は攻撃なタイプばかりではありません。一見、モラルハラスメントの加害者だとわからないタイプの加害者もいます。

陰湿なモラルハラスメントの加害者は「本人にだけダメージを与えることが出来て、本人以外には攻撃に見えない精神的な嫌がらせの方法」を知っている加害者もいます。

だから、他の人に被害を言っても「気にしすぎじゃない?」と言われて更に傷つく仕組みになっているのです。

別の言い方をすれば「水面上では明るく笑顔」で「水面下でこっそり心を刺し続ける」というイメージです。

以下の画像を見て下さい。

水面上と水面下のイメージがわかりますよね。

「水面上(顕在意識)」と「水面下(潜在意識)」です。

つまり、「水面上では明るく笑顔」で「水面下でこっそり心を刺し続ける」というのは相手の「無意識(潜在意識)」に働きかける精神的な嫌がらせをしているのです。一般の人は「無意識(潜在意識)」の部分だけを読み取るということは中々できません。

なので、「水面下でこっそり心を刺し続ける」精神的な嫌がらせに気が付かないのです。画像でイメージできると思いますが水面下で何が行われているかは見えないのでわからないのです。

ですので、モラルハラスメントの被害者が被害を訴えても、言葉で説明もしにくいですし、言ったとしても「気にしすぎじゃない?」と言われるのです。何故なら、モラルハラスメントの加害者は陰湿で、攻撃を分散させるからです。

針で1度だけ血が出ない程度でチクッとされたら、大したことないレベルですよね。だけど、その1回の針でチクッとする嫌がらせを指す場所を変えて、相手が痛がる場所にしたらどうですか?例えば目の玉とか。同じ1回の針でチクッとすることでも相手にとっては場所が変わるだけで痛みも変わりますよね。

そして、その1回の針でチクッとすることの回数が増えたら?10回、100回、1000回と。誰にも気づかれない。助けを求めても誰も信じてくれない。相手はきっと発狂するでしょう。

それがモラルハラスメントの本質です。精神的な嫌がらせを分散させて、繰り返して、蓄積によってダメージを与える。これこそがモラルハラスメントの本質なんです。

モラルハラスメントの加害者は人前でイメージを低下させるようにします。

例えば、実際に本人に「嫌な感情になることを言ってもいい?」と同意いただいてから、少し話題を逸らして忘れたころに、イメージ低下とマイナス感情を持っていただきました。

このことを行う前に、この言葉で、AさんもBさんもマイナス感情になるであろう。と思って行いました。何故かと言えば…匂わすことで過去の嫌な記憶が蘇りやすいからです。モラルハラスメント加害者はこういった匂わすことや仄めかしを使って相手を傷つけます。

「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」

「人前」で言うと、

Aさんの表情はみるみるひきつっていきました。

Bさんの表情も暗くなりました。

そこでAさんとBさんに、今「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」と言うのは、モラルハラスメント加害者が良く使う手口の一つを体感してもらうために意図的に言った言葉だよと伝えました。

モラルハラスメントを受けたり毒親に育てられてない方には理解できないと思います。別の解釈が出来るから、マイナス感情を抱くとは限りません。しかしモラルハラスメントを受けたり毒親に育てられた方は、過去の嫌な記憶が瞬時に蘇るので、「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」と言う言葉も当然、嫌な感情を作る原因になります。

Aさん、Bさんに「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」と聞いた時に、どんな感情や考えが出てきたかを聞きました。

Aさん:「過去に家族から人前で嘲笑された気分ですごく嫌だった」

Bさん:「自分の家が汚れている事を責められている気がした」

このようにお答えくださいました。

モラルハラスメントを受けたり、毒親に育てられていない方には、このような考えや感情にはならないと思いますが、悲惨な環境で育った人たちには、過去の記憶で今を見るので、このように過去の辛さを再現されるのです。そしてこのクセは変えることは、とても難しいのです。ですので、こういったマイナスに解釈をされる方に「弱いからだ」と否定するのは、無駄な否定なのです。

そして、稀にですが、偶然とは言えないくらい、しつこくこのやり方を行っているモラルハラスメント加害者がいます。相手の傷を知っているからこそ出来るのです。AさんとBさんが、どのような傷を抱えているか知っているから、「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」という言葉でとても嫌な感情になると最初から思っていたのです。

このように加害者は相手の「」を見抜いて、そこを匂わしたり仄めかしたりして徐々に詰めていくのです。

しかし、他者が「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」と聞いても、「それくらい普通じゃない?」「アドバイスにも捉えられる」とか「相手の考えだから自由じゃない?」とかいろんな考えがあると思いますが、「攻撃者が相手の傷を知っていながら言う」のは精神的な嫌がらせであり、モラルハラスメントです。

つまりモラルハラスメント加害者は「本人にだけダメージを与えることが出来て、本人以外には攻撃に見えない言い方」を知っているのです。

だから他の人に言っても「気にしすぎじゃない?」と言われて更に傷つく仕組みなのです。

もしも私が悪意を持ってこの記事に書いたことをこっそり行っていけば、過去の傷を持っている人を傷つけていけます。そして、そのことを「悪意?ないよー」「いやいや、本当に意図的じゃないよ」と言えば、どこに証拠がありますか?たまたま「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」と思ったから言っただけで、相手がいきなり勝手に怒り出した。という事になりますよね。

自分を悪く見せずして相手に最高のダメージを静かに与えることが出来るのです。そして相手が怒り出せば「どうしたの?そんなつもりじゃないのに・・」と上手く逃げて悪者になるのは被害者のほうなのです。悪者のレッテルを貼られ、妄想のレッテルを貼られ、本当の加害者は被害者を装ってほくそ笑みながら上手く逃げていくのです。

実は、私がこれを2人から何年も毎日毎日やられていました。ずっと分からず攻撃だとも説明つかずにいたのですが、そのうちの1人が改心してきたことで実はやっていたことを私に伝えてくれました。それにより「攻撃はあった」という事がわかったのです。つまり私の思い込みではなく、相手が実際にこのような攻撃をしていたという事を言ってきた話なのです。

実際にこのようにやられていた嫌がらせの手口が、この記事で書いたAさんBさんの傷を予め知っている前提で「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」という事で傷がつくであろうと攻撃者の一部は分かっているのです。

何故、「何その靴下?なんか色が…汚れてるような…臭そうな…」で傷つくか?

Aさん:「過去に家族から人前で嘲笑された気分ですごく嫌だった」は幼少期に親から何度も人前で「この子はウルトラマンみたいな顔で気持ち悪い」と言われ続けた傷があるからです。

Bさん:「自分の家が汚れている事を責められている気がした」は幼少期に「親からも棄てられ、その後無能で馬鹿扱いされた傷」があるから家が汚れているから靴下が汚いと言われたと解釈し無能扱いされた傷が出てきたからです。

たまたま無自覚で言った事が相手を傷つけることは誰にでもある事です。しかし、モラルハラスメント加害者の場合は、偶然とは言えないくらいの頻度です。私の場合は2人から長年されましたが、会うたびに必ずと言ってもいいくらい刺激されていました。離れても付き纏って来てしつこくしつこく。そして私が関わるであろう全員にウソを信じ込ませたり、嘘と事実を混ぜて信じさせたり、近場の店の店員の前で嘘を店員に聞かせるなど、付き纏い、居づらくなるようにするのです。更には、いい人を演じることが上手いので、周囲はこの攻撃者をどんどん信じていくのです。その結果ターゲットにされると悪者扱いになり、精神的、経済的に搾取されやすくなるのです。

私の場合は、2人を大事にしなければいけない、人を悪く思ってはいけない、と思い込んでいたので、涙を出されると、ついつい関わってしまっていました。ですが目が覚めたのできっぱり切ることが出来ました。そして離れてからは異常な価値観の世界にいたのだという事がよく分かりました。

モラルハラスメント界とは嘘と矛盾と犠牲と嫌がらせと付き纏いと村八分を好む、混沌とした心の世界です。

この世界から抜け出していく事が大切です。抜け出すための方法は人それぞれ違います。自分に合った方法を探すことが大切です。共通として「無意識から変える」という事が大事になります。今までの悪い習慣も癖も無意識(潜在意識)に根付いていますので無意識から変わることが大切です。

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    この記事を書いた人

    1980年、北海道に生まれる。保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト・うつ病アドバイザー)。中卒(だけどIQ127《日本人の平均は100》)。心理的セルフヘルプの専門家であり、作家・AIコンテンツクリエイターとしても活動。物心ついた頃から熱心な宗教の信者たちに囲まれて育ち、洗脳的な教育を受ける(宗教2世:脱会済、無宗教)。5歳までほとんど喋らない子供だったそうで、周囲からは「自閉症(生まれ持った特有の性質)じゃないか」と言われて育ち、数々の心の問題を抱えた。生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走。以後、更生を誓うも、再び薬物中毒となり現実逃避を続ける。

    その後も恐怖症、トラウマ、自閉的傾向、パニック発作、強迫観念など、多岐にわたる心の問題を抱え続けたが、親や自身の境遇を恨む中で独学と自力で1つ1つ解決を試みるようになる。特に「書くこと」による癒し効果で心に大きな変化を起こし、幼少期から潜在意識に根を張っていた宗教の洗脳を自力で解き、恨みを克服し感謝の心を育むに至った。この過程で得た知見をもとに情報発信を開始し、多くの人から好評を得るようになる。

    現在は、心の根深い問題を抱えた当事者だからこそ伝えられる情報を発信し続け、電子書籍出版をはじめとする表現活動にも力を注ぐ。AI技術を活用したクリエイティブ活動も行い、「AIコンテンツクリエイター」としても情報発信や書籍の執筆をサポートする形で幅広く活躍中。こうした活動は他者だけでなく、自身の心の成長や癒しにもつながることを実感し、その素晴らしさを伝え続けている。

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    ※私は臨床心理士や公認心理師などの医療的支援職ではなく、心の問題を抱えてきた一当事者として、実践的なセルフヘルプ情報を発信しています。必要に応じて、公認心理師(国家資格)や臨床心理士(心理専門職の民間資格)などの専門家へのご相談をご検討ください。

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    AIコンテンツクリエイターとして、主に以下のような活動を行っています。

    • ChatGPTを活用した長文記事の執筆大量の記事作成

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    • Macのターミナルから使えるスクリプト(自動化や便利ツール)を、ChatGPTと一緒に開発

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