誰もが無自覚で人を傷つける
人を傷つけている人の多くは「無自覚」です。ちょうどあなたが誰かを傷つけたことを全て紙に書きだしても正確には書けないように。その無自覚に人を傷つける人に「毒をもって毒を制す」では「猛毒」になるだけ。毒には「解毒」です。つまり「解く」しかないのです。解毒効果が高いのは「理解」です。
正義の名のもと叩く狡猾さ
あなたは誰かを傷つけたことを正確に書き出せますか?出来ませんよね。誰もが無自覚で人を傷つけます。私もです。それを避けてゼロにすることは出来ません。それなのに「少し傷つける人」が「少し多く傷つける人」を叩きながら「あいつは○○だ許せない!」と正義の名のもと叩く狡猾さは見るに堪えません。
なぜ、正義の名のもと叩くのか
それは「悪者」を見ている間は自分の問題点と向き合わなくてよいからです。そういう時に自分より少し悪い奴を見つけ出しては叩いておくことで一時的な安心が得れるのです。そして正義の名のもと「毒をもって毒を制す」かの如く、私刑を食らわせて「猛毒」へと相手を変えていこうとするのです。
毒には「解毒」
「毒をもって毒を制す」では「猛毒」になり悪化する確率が高い。毒には「解毒」です。つまり「解く」しかないのです。解毒効果が高いのは「理解」です。
理解とは、理を持って解くことです。理は物事の道筋です。物事の道筋を正しく見れる人がそれを解くのです。そうすれば目の前の悪人に見える者が如何に見えないところで涙し、傷ついて、耐えて頑張っていたか。それが見えてくるでしょう。
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