殺したい、憎い、復讐したい、呪いたい、絶対許さない。そう思ってしまうこともあるでしょう。僕もありました。悔しくて悔しくてどうしても収まらない思いがあり、刑務所に行く覚悟で実行しようか悩んだこともあります。(実行しなくて本当によかった!)
しかし、「人を呪わば穴二つ」と言われるように、人を呪い続けると本人が「妄想世界」に入ります。つまり、たまたま起こったマイナスを「呪いの効果だ」と妄想することで認識が歪んでしまうのです。そして歪ん認識を繰り返していくことで、潜在意識の深い部分(心の深い部分)に纏まっていき、歪んだスキーマから歪んだ自動思考が促されるので、現実を正しく認識できなくなっていき自らが不幸になってしまいます。
「人を呪わば穴二つ」というように自分で自分の墓穴を掘るようなもの。結果、長きにわたり苦しんでしまうことになる可能性が高いのです。それこそ自分で自分を虐待するようなものです。「苦しかったからこそ幸せになることが大事」なのです。
大事なことは「人を呪うより自分が幸せになること」が大切なことだと僕は思いますよ。選ぶのは自分ですが、幸せになる力…。その力はちゃんと自分の中にあるのです。
「最大の復讐は、あなたが幸せになること」
どんな武器もいりません。
誰もが1度は聞いたことがある言葉だと思います。
あなたが復讐をしても相手を更に喜ばすだけです。あなたが幸せになることが、あなたを苦しめた者が一番嫌がることなのです。そして、それがあなたを苦しめた者に勇気を与えて、その者の改心に繋がる可能性もあるのです。
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